卓球神社

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　試合球はスリースターであるべきか
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さて先日も某所で練習をしていて、たまには総当りの試合をしましょうかという話になりました。

試合だからということで、いつものトレ球とは違うスリースターのボールが出てきました。

2つの台を試合用にあて、他の台では引き続き練習をします。

そういう状態だと、ちょっと面倒なことになります。

床には多くのトレ球が転がっています。

スリースターの試合球が遠くへ転がっていくと他のトレ球と混ざり、どちらも白なので瞬時に識別ができません。

いちいちボールの印刷を見て確認しなければならないのです。

またトレ球で練習している人が、転がってきた試合球をつまんで打ち始めてしまうのも混乱に拍車をかけました。

とっても面倒で精神衛生上良くないため、トレ球で試合をしませんかと提案してみました。

するとあるご婦人が「スリースターとトレ球では、品質が全く違う」とおっしゃり、私の提案は却下されました。


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　重要でない論争は避ける
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う～ん、でもここはどこにでもある普通の卓球場です。

百歩譲って、市民大会のような開会宣言や表彰もあるような試合なら、スリースターを使わないと文句が出そうなのは分かりますが、そのような試合とは違います。

異議を唱えたご婦人は、どうひいき目に見ても部活で1年やった中学生とどっこいどっこいの腕前です。

私は決して自分の意見が否定されたことに腹がたったわけではありません。

かつて万年補欠で、とってもへたくそな私が意見するのはおこがましいのですが、奥さんそこまでスリースターにこだわる必要はありますか？

と、心の中でつぶやき、さわやかな笑顔を保ち続けました。

左手はなぜかグーになっていましたが・・・


人の考えを変えるのはとても難しいことです。

人間は感情の動物なので、ガツンというと正しい指摘であっても相手は対決姿勢を取ります。

そしてたとえ冷静に現在のトレ球の品質の高さを説いても、この件については、どうやら心のバリアではねつけられるのは目に見えていました。

どうせどこにでもある卓球場と自分が冷めた目で見ているなら、同じくそういう場所でボールの種別程度で興奮するのもおかしなことです。

ただあの場所、あのメンツで、スリースターというのは、過剰品質ですね。


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　プラボールの喫緊の課題
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逆に誰もが納得出来る粗悪な品質レベルというのがあります。

それは最初に触れたプラボールです。

セルロイド製と比べて値段が高くなり、消費者は不満があります。

それでも値段に見合った価値があればいいのですが、耐久性がなさすぎるという事実に驚いています。

スリスターであれトレ球であれ、プラボールはとにかく割れまくっているそうです。

高くて壊れやすい、こういう事態は予測できなかったのでしょうか。

セルロイドは燃えやすくて危険なので、悪いけどプラボールで我慢してね。

現状はそういうことでしかないようです。

メーカも手をこまねいているわけではないはずす。

このレベルの品質は、初期の混乱ということで改善されることを願っています。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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