忍者ブログ
HOME   »   選手  »  女子中学生の2大スター
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
来週からいよいよ全日本選手権が開催されます。

注目点はいろいろありますが、そのうちの一つに中学生選手への期待が挙げられます。

特に「ミウミマ」と呼ばれている、平野美宇選手と伊藤美誠選手の実力はずば抜けていて、どこまで上位に食い込むことができるか楽しみです。

去年あたりなら、大学生や社会人の対戦相手が彼女達に負けると屈辱的な感じがまだありました。

しかしここ最近の2人の大活躍からすれば、もう年上のお姉さん連中が負けても恥ずかしくないどころか、逆に勝ってしまうと番狂わせになります。


──────────────────────
 ぶっちぎりの実力で人生が変わる
──────────────────────

卓球はその競技の特性から、体格、年齢、性別の違いによる差が比較的少ないと言われています。

そしてそれを象徴する出来事は女子の若年選手に現れやすく、時々突出した選手が頭角を現しヒロインとなります。

またこれはマスコミにとっても取り上げやすく、一般への卓球の認知に役立っています。

普段のスポーツニュースでは、男性競技者が多く取り上げられています。

そこでバランスを取る意味でも、注目となる女性選手の話題は好まれます。

他の理由として、男子はどうしても髪型やユニフォームが地味で、ビジュアル的に女子のほうが見栄えが良いというのがありそうです。


世界の強豪をなぎ倒し才能を開花させた中学生プレーヤは、ある意味子供タレントに共通するような特殊な人生を歩んでると言えます。

毎日練習漬けでキツイでしょうし、まだ義務教育中のため遠征が続くと学業への影響はどうなのか、余計な心配をしてしまいます。

あんなに若くしてたくさんの国を訪れると、将来新婚旅行はどこに行こうか悩んでしまうかもしれません。


──────────────────────
 エキサイティングな外国
──────────────────────

その反面、とても早い時期から貴重な経験ができ、それは何物にも代えがたい人生の糧となるでしょう。

たとえホテルと試合会場の往復だけであっても、普段と全く違う外国の町並みは、大人ですら頭にグサグサ刺激が突き刺さってきます。

テレビの映像では見たことがあっても、現場で自分が体験するとやはり興奮します。

コンセント形状のような身の回りのちょっとした部分も国によってバラバラで、トイレの個室のドアは日本のように下まで全て塞ぐようになっていません。

ご飯料理が出てきてもお米の形は長細く食感はパサパサで、興味が湧いて調べてみると、日本米のようなタイプのほうが実は少数派だということが分かります。

海外遠征では日本と季節が逆で、おまけに時差というダブルパンチを食らう場合があり、体調を崩しかねません。

経験を積んでもらうのは結構なことですが、それも程々に抑えてもらえたらという気持ちがあります。


──────────────────────
 苦行のような移動
──────────────────────

海外遠征ついての余談として、選手以外にスタッフも同行します。

30代ぐらいまでならまだ若さで乗り切れそうです。

でもそれ以上になるといろいろ苦しそうです。

ロンドンオリンピックの前に、ポイントを獲得して有利な位置を確保しようと石川選手が世界各地を飛び回っていました。

そこにサポート役のお母さんが必ず付き添っていて、選手も大変だけど、お母さんもキツかったこととお察しします。


少し前に東京<->大阪間の深夜バスに乗ったところ、それがうっすらと再確認できました。

片道3500円の格安コースは、ディズニーランドやUSJ目的の若者が多く、50代の乗客になるとおじさんが1人という状況でした。

中高年なら倍額払って快適設備の高級バスに乗るか、そもそも深夜バスは使わない人が多いと思います。

窓際のお客さんがトイレ休憩で車外に出る時叩き起こされますし、狭くてリクライニングの角度もイマイチ。

そんな空間で熟睡することは不可能で、まあ安いんだから我慢するしかないですね。


──────────────────────
 普通の女の子に安心
──────────────────────

卓球の腕前は世界レベルでも、中学生プレーヤーはやはりまだ子供のため、物事の判断が十分ではないところはあるはずです。

同世代ではダントツの強さで周囲も褒めちぎるので、ともすれば天狗になってもおかしくありません。

全く別の話ですが、小学生ですでに微分積分ができる男の子がいて「僕は天才で、周りはみんなバカばっかり」と話している映像を見たことがあります。

ちょっとムカつくクソガ、、、いやいや、お坊っちゃまですね。

幸いミウミマの2人は、謙虚で素直な性格のようでほっとしています。

昨年は結構な額の賞金を獲得しましたが、新年のお年玉をもらっても決して「これっぽっちなの」なんて言わない良い子だと信じています。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

拍手[4回]

Comment
Trackback

Amazon.co.jpアソシエイトは、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
アクセス解析

Page Top
PR
CALENDaR 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30