2014 .07.12
卓球をする時、どこかに何らかの制約やミスマッチが伴うことがあります。
それらに関しお話を伺うと、設備面でのあれこれ、アクセス手段、利用できる日時に関するものが多いと思います。
あまり真っ先に出てこないのですが、結構重要なこととして人とのやりとりに関するものがあります。
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相手に寄り添う心
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指導員のいる所では毎回その方が、指導員なしの所でもどなたかが何らかのアドバイスをしています。
かつて万年補欠だった私でも経験者ということで、これまで初心者の方にいろんなアドバイスをしました。
何度かそうしているうちに、必ずしも助言は必要でないということが分かってきました。
市民クラブで練習している方々を例にとっても、卓球に取り組む考えは様々です。
単なる気晴らしか体を動かす一つの手段ぐらい、つまりボーリング場にある卓球コーナーでボールを打つ程度の感覚の人もいます。
そういった方にもきっちりとした指導をするコーチ役の人、スイングやフットワークをこうしたら良いと、一球打つ毎にコメントする経験者の方がいます。
はっきり言うとそれらは強制的な善意になってしまっていると思います。
お気軽エンジョイ卓球の人に、事細かな指摘はそぐわないのです。
アドバイスはする相手のためになって初めてアドバイスと受け取られるのであり、そうでないものは苦痛でしかありません。
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批判は止め持ち上げるトークを
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まあ何事においてもお互いの考えが完全に一致することはないため、すれ違いというのは少なからず発生します。
しかしすごいアドバイスになると、最寄りのスポーツ店でラバー貼りラケットを買って意気揚々参加した方に、そのラケットはあまり良くないといきなりひどい言葉を浴びせる人もいます。
ラケットとラバーは別々に買って貼るものであり、ラバー貼りラケットなどというものは・・・というお考えは大体推測がつきますが、厳しすぎやしませんか。
テニスやバドミントンをちょっとやってみようかなと思い、お手軽な価格の最初からガットが張ってあるラケットを買う、それと同じことです。
全くの初心者がラバー貼りラケットを買うのは無駄ではありません。
長い目で見たコストパフォーマンスが悪いと言う方がいますが、使う人や使われる場面を考えると妥当ではないでしょうか。
そういったことより卓球台を折りたたんで片付けるのは必ず複数で行う、といった安全に関することのほうが百万倍重要で、練習後に「気をつけてくださいね」と声掛けをされているスタッフさんには感謝します。
技術的なアドバイスばかりしている人も一度振り返ってみて、今日は暑いですね、寒いですねといった他愛のない話をしたり、「ナイスボール」と褒めてみてはどうでしょうか。
純度100%のお世辞と知りつつも、言われた相手は悪い気はしません。
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コミュニケーションの練習の場
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老若男女が練習する所は「群れる」とまでは言いませんが、自分と同じ属性の人で集まる傾向があります。
近所の小学生仲間、年配のご婦人方、等。
できればそういった人達とも付かず離れずの良好な関係を築きたいですね。
あまりよそよそ過ぎず、かといっておしゃべりしている中へズケズケと踏み込むようなこともしない。
そういった方々には練習でもあまり難しいサーブは出さず、一発強打で決めるのは避けるといった配慮が必要かもしれません。
相手をコテンパンに叩きのめす場ではないからです。
貴方がニコニコしていたりさわやかな感じなら、練習後に旅行のおみやげをもらえることもあるはずです。
俺にそんな触れ合いは必要ないと硬派に構えている方もいるでしょう。
でも競技者の中には卓球一直線の人ばかりではありません。
どんな場所でも周囲と溶け込める人を見ていると、素晴らしい才能だと羨ましくなります。
自分はコミュニケーション能力があるとアピールする人がいますが、同世代の間だけだったりすることがあります。
私も女性や年齢の離れた方と、これまで以上に積極的にやり取りするよう心がけたいと思います。
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夏場の注意事項
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熱血卓球野郎諸氏に注意するとすれば、ご婦人方がいる場所でデリカシーのない行為は慎むことです。
更衣室ではなく、皆さんがいる場所で上半身裸になって着替えてはいけません。
逆にとても気を遣う中年男性で、汗臭くないようフレグランスの香りを絶やさないようにしているという方がいました。
それはとてもいいことですが、加齢臭がひどいわけでもないのに二言目には「自分はおじさんだから」とやたら気にしています。
別に二十歳の女性でもバラの香りがする汗をかくわけではなく、それなりのものをつけているからいい匂いが漂ってくるのです。
身だしなみにおける意外な注意点としては、ジーンズを全くもしくはあまり洗わない主義の人がいます。
でも世の中に汗をかかない人はいませんし、気づかない所でラーメンの汁や周囲のほこりが次々と付着していきます。
今の季節、確実に臭いの元となりますので、しっかり洗濯をすることをおすすめします。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
それらに関しお話を伺うと、設備面でのあれこれ、アクセス手段、利用できる日時に関するものが多いと思います。
あまり真っ先に出てこないのですが、結構重要なこととして人とのやりとりに関するものがあります。
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相手に寄り添う心
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指導員のいる所では毎回その方が、指導員なしの所でもどなたかが何らかのアドバイスをしています。
かつて万年補欠だった私でも経験者ということで、これまで初心者の方にいろんなアドバイスをしました。
何度かそうしているうちに、必ずしも助言は必要でないということが分かってきました。
市民クラブで練習している方々を例にとっても、卓球に取り組む考えは様々です。
単なる気晴らしか体を動かす一つの手段ぐらい、つまりボーリング場にある卓球コーナーでボールを打つ程度の感覚の人もいます。
そういった方にもきっちりとした指導をするコーチ役の人、スイングやフットワークをこうしたら良いと、一球打つ毎にコメントする経験者の方がいます。
はっきり言うとそれらは強制的な善意になってしまっていると思います。
お気軽エンジョイ卓球の人に、事細かな指摘はそぐわないのです。
アドバイスはする相手のためになって初めてアドバイスと受け取られるのであり、そうでないものは苦痛でしかありません。
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批判は止め持ち上げるトークを
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まあ何事においてもお互いの考えが完全に一致することはないため、すれ違いというのは少なからず発生します。
しかしすごいアドバイスになると、最寄りのスポーツ店でラバー貼りラケットを買って意気揚々参加した方に、そのラケットはあまり良くないといきなりひどい言葉を浴びせる人もいます。
ラケットとラバーは別々に買って貼るものであり、ラバー貼りラケットなどというものは・・・というお考えは大体推測がつきますが、厳しすぎやしませんか。
テニスやバドミントンをちょっとやってみようかなと思い、お手軽な価格の最初からガットが張ってあるラケットを買う、それと同じことです。
全くの初心者がラバー貼りラケットを買うのは無駄ではありません。
長い目で見たコストパフォーマンスが悪いと言う方がいますが、使う人や使われる場面を考えると妥当ではないでしょうか。
そういったことより卓球台を折りたたんで片付けるのは必ず複数で行う、といった安全に関することのほうが百万倍重要で、練習後に「気をつけてくださいね」と声掛けをされているスタッフさんには感謝します。
技術的なアドバイスばかりしている人も一度振り返ってみて、今日は暑いですね、寒いですねといった他愛のない話をしたり、「ナイスボール」と褒めてみてはどうでしょうか。
純度100%のお世辞と知りつつも、言われた相手は悪い気はしません。
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コミュニケーションの練習の場
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老若男女が練習する所は「群れる」とまでは言いませんが、自分と同じ属性の人で集まる傾向があります。
近所の小学生仲間、年配のご婦人方、等。
できればそういった人達とも付かず離れずの良好な関係を築きたいですね。
あまりよそよそ過ぎず、かといっておしゃべりしている中へズケズケと踏み込むようなこともしない。
そういった方々には練習でもあまり難しいサーブは出さず、一発強打で決めるのは避けるといった配慮が必要かもしれません。
相手をコテンパンに叩きのめす場ではないからです。
貴方がニコニコしていたりさわやかな感じなら、練習後に旅行のおみやげをもらえることもあるはずです。
俺にそんな触れ合いは必要ないと硬派に構えている方もいるでしょう。
でも競技者の中には卓球一直線の人ばかりではありません。
どんな場所でも周囲と溶け込める人を見ていると、素晴らしい才能だと羨ましくなります。
自分はコミュニケーション能力があるとアピールする人がいますが、同世代の間だけだったりすることがあります。
私も女性や年齢の離れた方と、これまで以上に積極的にやり取りするよう心がけたいと思います。
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夏場の注意事項
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熱血卓球野郎諸氏に注意するとすれば、ご婦人方がいる場所でデリカシーのない行為は慎むことです。
更衣室ではなく、皆さんがいる場所で上半身裸になって着替えてはいけません。
逆にとても気を遣う中年男性で、汗臭くないようフレグランスの香りを絶やさないようにしているという方がいました。
それはとてもいいことですが、加齢臭がひどいわけでもないのに二言目には「自分はおじさんだから」とやたら気にしています。
別に二十歳の女性でもバラの香りがする汗をかくわけではなく、それなりのものをつけているからいい匂いが漂ってくるのです。
身だしなみにおける意外な注意点としては、ジーンズを全くもしくはあまり洗わない主義の人がいます。
でも世の中に汗をかかない人はいませんし、気づかない所でラーメンの汁や周囲のほこりが次々と付着していきます。
今の季節、確実に臭いの元となりますので、しっかり洗濯をすることをおすすめします。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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