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ここ最近、某卓球場の休憩用テーブルで交わされた会話をご紹介します。

まあ会話というよりは、個々の人のつぶやきだったりボヤキのようなものです。

「その通りですね」と相槌を打ちたくなるものもあれば、そういう考えもあるのかと驚くものもあります。


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 ポケットから取り出すピン球
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光浦靖子さん(仮名)40代女性

卓球台の横にボールのカゴが置いてあっても、そこまで取りに行くのが面倒なので、ショーパンのポケットにボールを入れておく人は多いはずです。

そしてそういう人の中にたまにいらっしゃるのが、ボールを取り出すのに苦労している方です。

2度3度とその様子を見ていると、ポケットに入れずにカゴまで動いてボールを取ればと言いたくなるそうです。

もともとポケット自体が小さいのであれば、現実の卓球場での使われ方を十分に考慮していないメーカさんの責任です。

しかし光浦さん曰く「見栄を張ってワンサイズ小さいピチピチのショーパンを履いているからじゃないの」と手厳しいご指摘でした。


別の手段として、フリーハンドにボールを複数つかんでおくという方法もあります。

ただし、ちゃんとしたサーブでボールを出すべき場合は駄目ですし、これまでに1人だけですが「集中力が落ちるからやらない」という人もいました。

以前、馬龍選手や李暁霞選手はフリーハンドの指をピンと伸ばしていることをお話ししました。

そういう指導する人が中国にいて、男女の世界チャンピオンがやっているなら説得力がありそうです。

従って馬龍選手だとボールはポケットに入れる派で、フリーハンドは空手チョップなのかなと想像しています。


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 凝った作りが裏目になっている例
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加藤諒さん(仮名)20代男性

加藤さんは年2回発行される各社のカタログをきっちり集めているそうです。

そんな彼が常日頃不満を持っているのが、バタフライのWebサイトです。

大きな動画が強制的に表示され、迷惑極まりないとお怒りです。

私の自宅のネット環境はいまだにADSLなので、負担の軽いサイトに変えていただけるよう加藤さんのご意見に同調したいと思います。

また彼のその他の意見としては、最近のニッタクニュースは横向き写真の表紙が減って寂しいとか、卓球王国はラケットやラバーを手でつかむ写真が多くやめてほしい、といったのもありました。

言われてみればそういう変更や特徴はありそうですね。

加藤さんは卓球の腕前はさておき、観察眼の鋭い人ということが伺えました。

余談ですが「暑いでしょう。これでも使ってください」と言われ、フェイシャルペーパーを1枚差し出されました。

顔を拭いた瞬間はスッキリしたんですが、徐々におでこがヒリヒリしてきました。

ウルトラ爽快なんとかバージョンみたいなやつで、ムヒとウナコーワを同時に塗ったような感じでした。

加藤さんは面の皮が厚いから平気なんでしょうか。

何も知らずにこれで赤ちゃんの顔をふいたら泣きだしそうです。


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 左利きの長所と短所
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あばれる君(仮名)30代男性

左利きであるあばれる君は少数派ゆえのメリットを活かし、相手の虚を突くプレーで左右にボールを散らすのを得意技としています。

ダブルス要員として起用されたことも多く、右利きに矯正したりせずに育ててもらえたことに感謝しているのだそうです。

一方で世の中は右利き社会にデザインされていて、その不条理さに何度もぶつかってきました。

1例ととして少し前の出来事を話してくれました。

ネットカフェに入店し、パソコンを使おうとしました。

その店のパソコンはケーブルで接続したタイプのマウスが使われていました。

あばれる君は左手で使える位置に移動させようとしましたが、奥のほうでしばってあり無理でした。

こみ上げてくる怒りをこらえ、店員さんにケーブルをしばっているヒモをほどいてもらうよう理由を説明しました。

こういう場合普通なら「申し訳ありません」と二つ返事で応じてもらえるはずです。

ところが返ってきた答えは「右手で使ってください」でした。

想定外の返答に「二度とこねーよ」と叫んでお店をあとにしたそうです。


3名の方から貴重なご意見をいただき、今後の私の人生で参考にさせていただくことができたらと前向きに受け止めています。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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