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巷で販売されている商品は、お客様に有用な活用方法をアピールしています。

また人間の行動の多くは、本人が何らかの意図を持って起こしています。

卓球をしていて、そういった想定から外れた事例を目にすることがあり、いくつかをご紹介したいと思います。


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 お客様の要望は多様である
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少し前にミズノの卓球シューズについて触れました。

ウェーブメダルSP3という製品です。

最大の特徴は、通常のシューズのように靴紐を結ぶのではなく、ダイヤルを回すことでワイヤーが巻き取られ、締め付けができる仕組みです。

私も結構ときめいている製品です。

某ショップの店員さんと話していると、このシューズを購入したお客様で、締め付けるシステムには全く関心がなかった人がいたそうです。

凝った作りのソールと、ちょっぴり保守的なデザインが気に入ったらしいのです。

せっかくこの靴を買ったのに、一番の売りの機能はどうでもいい、いやむしろ伝統的な靴ひもを使うシューズのほうが良かったそうです。

確かに厳密な締め付けの調整は、靴ひものほうが適していそうですね。


類似の事例と言うには難しいかもしれませんが、私の知り合いが昔買った車は、ただ一つの目的のために寒冷地仕様のオプションをつけていました。

その知人は後ろの視界をとても気にする人でした。

後部ガラスにステッカーを貼ったり、カーテンを取り付けたりするのはもってのほか、後部座席に人を乗せるのも、視界が悪くなるので嫌がっていました。

従って車体後方のガラスにワイパーがついていないと、雨の日はとても不安になるのだそうです。

目的の車種は、単独のオプションとしてリヤワイパーは設定されていませんでした。

仕方なく寒冷地仕様というセットオプションを申し込み、お目当てのリアワイパーと、知人にとってはどうでもいいその他装備がついた車が納車されました。


シューズの話に戻りますが、ダイヤルをカチカチ回して締め付ける機構はカッコ良く、意識的に人に見せたくなるかもしれません。

それに対し辛口のコメントをする方がいらっしゃいました。

このシューズはかなりいいお値段ですが、マジックテープを使えば調整しやすく安価で実現できるのでは、というご意見です。

全く同等の履き心地が得られるわけではないでしょうが、靴ひもを扱う煩わしさの解消という観点では、大変まっとうな指摘です。

ではなぜマジックテープを使わないかといえば、答えは簡単です。

子供用の靴という負のイメージがあり、それが世間に浸透してしまっているからです。

もしこのシューズがマジックテープなら、私はときめくかといえば、、、恥ずかしいのでちょっと無理かもしれません。


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 冷やさないスポーツドリンク
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水分補給のドリンク類は、よく冷えたものを飲んでいる方が多いはずです。

ごくまれに常温(と言っても気温よりは低いですが)のスポーツドリンクを飲んでいる人もいらっしゃいます。

理由を伺ってみると、体に最も適した水分補給は常温なんだそうです。

本当のところはどうなのか、先入観を持たずにネットで調べてみると、肯定否定様々な意見があることがわかりました。

まさに現代は情報が洪水のように溢れていて、確かめようにも困惑してしまう一例でした。

どちらであっても大きな問題ではないため、私は自分が好む方にすることにしました。

冷えているほうが清涼感があっていいことは確かです。

しかしあらかじめ自宅近くのディスカウント店で購入後、練習場所へ持って行くため、冷えているとカバンの中が結露で濡れてしまいます。

タオルでくるんでも移動中にずれることがあり、それをなくすために最近は常温のスポーツドリンクにしています。

ミネラルウォーターよりスポーツドリンクがいいのは試してみて実感できましたが、冷えているかそうでないかは、私にとってあまり重要ではありません。

余談ですが、練習場所では色んなものを飲んでいる方がいらっしゃいますね。

トクホのお茶、炭酸水(水+炭酸だけのもの)、メロンソーダ、自家製スペシャルドリンク(はちみつ、レモン、根昆布エキス)等々


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 全てお見通しだった私のサーブ
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私の個人的なことに関して言えば、サーブを出すときに意図した狙いが無意味だったことがありました。

回転をかけたあと、それがどんな回転かわかりにくくするためにフェイクモーションを入れます。

例えばフォアから出すサーブに、下回転とナックル(無回転)の2種類を使い分けるとします。

打球後すぐにラケットを上に引き上げ、打球時にどの角度でラケットをボールに当てていたか、識別を鈍らせるやり方です。

東京アートの張一博選手をはじめ、取り入れている選手は多数いらっしゃいます。

私も同じようにごまかしモーションを入れてサーブを出しますが、ことごとく厳しいボールで返されてしまいました。

そうなると流石に気落ちしてしまい、相手の方にどこが悪いのか尋ねてみました。

すると大変ショッキングな言葉が返ってきました。

「あなたのサーブは、一見ナックルのように見えるナックルサーブですね」


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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