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2015 .11.07
今回のタイトルを見て、知らない用語が出てきてドキッとした人がいるかもしれません。

これはある人が勝手に命名したマイ用語で、初めて目にするのは当然のため安心してください。


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 必殺技の名前ではありません
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先日、この三分割打法を習得するようアドバイスをもらいました。

私はペンホルダーの裏面打法に挫折したり再開したりと、自分の考えが定まっていないとても情けない状況です。

普段はネット上の動画やテレビ番組の録画を見てイメージをふくらませ、週一回の練習で実践を試みています。

実際は、ふくらませるのはイメージというより妄想に近く、数分間実践を試みて現実は厳しいことに凹むという繰り返しです。

せっかく裏面打法をするなら王皓選手のように、フォア側は表面、バック側はツッツキを除いて全て裏面にしようという理想を掲げていました。

しかしとっさの時に表面のショートで返してしまったり、ミドルに来たボールがうまく返せずストレスが溜まっていました。

そんな時、ある指導員から提案されたのが「三分割打法」でした。

王皓選手は利き腕の肩を境に、左右二種類の打法を使い分けるスタイルです。

これは言わば「二分割打法」です。

一方、馬琳選手や韓陽選手のように、状況に応じて表面のショートと裏面打法を使い分ける人もいます。

これが指導員の考える「三分割打法」です。


もう少し詳細について説明します。

利き腕の肩よりも外側を「第一領域」とします。

第一領域はラケットの表面を使いフォアハンドで打ちます。

利き腕の肩から体の中心付近までを「第二領域」とします。

第二領域はラケットの表面を使いバックハンドによるショートで返します。

第二領域よりも利き腕からさらに離れる部分を「第三領域」とします。

第三領域はラケットの裏面を使いバックハンドで打ちます。

このように打球する位置を3つに分割し、それぞれで異なる打法を使うのが「三分割打法」なんだそうです。


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 それなりの人にふさわしい指導
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指導員はこのスタイルにした方がいいと私に勧めてきます。

それは、ずっと片面ペンでやってきたということと、練習ペースが週一回であることを考慮したものでした。

飛んできた領域によって打法を切り替えますが、隣り合う領域は少しくらいなら重なり合うことはあります。

また状況によってはフットワークで体を動かし、打法を変えるのもアリです。

例1:バッククロスに来たボールを回りこんでフォアで返球

例2:利き腕の肩の延長線上にふわっと返ってきたチャンスボールを、フォア側へ回りこんで裏面でひっぱたく

ここまで述べたのはドライブ回転か無回転のボールについての返し方でした。

次にバックスピンがかかったボールへの対処方法を説明します。

台から出る長いボールの場合、第一領域は表面フォアハンドのドライブで返し、第三領域は裏面バックハンドのドライブで返します。

真ん中の第二領域に来たボールはどうするかというと、安全策を取る場合はツッツキ、勇気を出して向かっていく場合は裏面バックハンドドライブです。

第二バウンドが台から出ない短いボールの場合はどうすべきか。

私のレベルなら第一領域で打てそうなボールだけ払っていき、あとは無難にツッツキにしてはと言われました。

私の打っていきたいという気持ちを結構くんでくれた助言のようです。

本音では「失敗が多いはずだから、ツッツキで返すのを多めにしましょう」なんだと思います。

そして「トップ選手を真似て台上バックハンドドライブなんてやめてね」と言いたかったかもしれません。

当然指導員はチキータについては「チ」の字も触れませんでした。

私が部活でやっている現役選手なら、もう少し違うアドバイスになってたんでしょうね。


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 決断できない性格
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とても的確なコメントをしてくれる指導員さんに感謝します。

でもやっぱり少し引っかかるのは、せっかく裏面にラバーを貼って重くなったラケットを振り回しているのに、そちらの面を使う割合が低くて残念なことです。

片面ペンホルダーのときは意識しなかったのですが、裏面にラバーを貼るとどちらも十分に使わないともったいないという、私の頭に染み付いたケチ臭い考えが頭をよぎります。

そしてバック側を全て裏面で打てないのは、妥協してしまっているという気持ちが払拭できません。

まあ趣味の卓球ですから、2~3年かかって三分割打法から二分割打法に移行できたとしても構いません。

それより嫌なのは、やっぱり片面ペンホルダーかなと昔に戻ることで、一番ダメダメなのは、いつまで経っても決断できない今の状態が永遠に続くことです。

人によっては「自分に合った用具」を決めきれず、様々なラバーやラケットを試して悩み続けるパターンというのもありますね。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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