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今回は今から3年前の出来事について書いてみたいと思います。

外国の方と卓球をする際のコミュニケーションについてです。


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 中国式ペンホルダーの2人
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所属する組織はそれぞれ異なる人が集まった、あるプロジェクトチームがありました。

その中に私と中国人の王さん(仮名)がいました。

王さんは基本的な日本語での会話はできる方でした。

それなりの期間、卓球をやっていて日本にもラケットを持ってきていました。

ふとしたことで私が卓球愛好家であることを話すと、一緒に打ってみないか誘われました。

同じく日本に来ている知人の中国人とは、来日してから卓球をしたことがあったそうです。

そして初めて日本人の私と仕事を終えた後で打つこととなりました。

私はペンホルダーで、その日のフィーリングで日本式と中国式を使い分けています。

日本人らしさをアピールするなら日ペンのほうが良かったかもしれません。

でもその時は中ペンのほうがしっくりきていたのでそちらを持参しました。

一方の王さんも、恐らく中国においてもかなり少数派になってしまった中ペンでした。

ただし裏面打法を挫折して片面にだけになった私と違い、裏面ドライブをブンブン振ってくる人でした。


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少し前にバタフライから樊振東(ファン・ジェンドン)選手のラケットが発表されました。

昨年の世界選手権男子シングルスでは優勝、東京オリンピックの男子シングルスでは銀メダルを獲得しています。


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 特別席が用意されたファン選手
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かつてファン選手はスティガ社と契約していました。

その後バタフライのアドバイザリースタッフとなり、そこからラケットはビスカリアを使っていました。

これだけの実績がある名選手が契約すると、その選手モデルラケットを販売するというのは、バタフライではお約束の流れでした。

発表された新ラケットは、ブレード構成の種類で数えれば5種類となります。

単独選手モデルでこれだけのバリエーションというのは、バタフライでも張継科選手とボル選手だけでした。

つまりバタフライ的には、ファン選手は別格の殿堂入り扱いを受けたことを意味します。

5種類のラケットは、グリップデザインを変えることで違いを出しています。

そして高額なタイプほど高級感を演出している点は、張継科シリーズと同じ手法です。

ただしラバーで隠れるブレード面の装飾は、単なる色違いだけの形にしています。

張継科シリーズの最上級モデルでは、他よりも差をつけた金色の囲いが手に取った人を魅了する憎い作りとなっていました。


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前回、前々回と2回にわたり卓球愛好家との雑談内容をお届けしました。

今回もまた別の方のご意見を紹介したいと思います。

ご登場いただくのは安田さん(仮名)です。

安田さんは長年にわたり卓球を続けていらっしゃるご婦人です。

卓球のユニフォームに関する考察を熱く語ってくれました。


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 地味だった昔のユニフォーム
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昭和の時代のユニフォームは閉鎖的な状況でした。

地の色は単色かつ濃いめの色で、メーカーのロゴマークや校名の刺繍などがわずかに認められていました。

卓球台もダークグリーンが基本で、その当時でも既に骨董品タイプの台には真っ黒というのもあったそうです。

そこからうかがえるのは、白くて小さなボールを扱う競技なので、周囲は濃いめの色に規制してしまえばいいという考えでした。

当時若かりし安田さんはこれに疑問を持っていました。

流石に白いユニや白い台は避けるべきなのには同意できますが、単色のユニフォームはやりすぎです。

卓球に限らず何かの規則を決める場合「○○だけ」と限定する方法と「△△はダメ」という除外を設ける方法があります。

極めて慎重さが求められる分野や、事なかれ主義では前者が採用されがちです。

卓球に当てはめると「台とユニフォームは黒のみにする」などが典型例です。

個人的にはそれも面白いかなと一瞬頭をよぎりますが、どういういちゃもんが出るかは容易に想像がつきます。

後者の除外を設ける方法は、具体的な内容を詰めていく過程で必ず議論となり合意に至るまで時間がかかります。

昔の卓球ユニの場合、もしかすると話し合いが面倒くさくなったとか、強硬に単色を主張する重鎮がいらっしゃった、などの諸事情があったのかもしれません。

色の決定に当たり、実際にツートーンカラーのユニを着て、ボールの見やすさを確認することは絶対やっていないと安田さんは考えていました。


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前回は練習仲間との雑談を紹介しました。

その中で、ニッタクの選手モデルラケットについて熱く語ってくれた人(Cさん)がいました。

今回はそれだけを抽出してお届けしたいと思います。


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 伊藤美誠カーボン
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Cさんが口火を切ったのは、伊藤美誠選手のラケットについてでした。

商品名:伊藤美誠カーボン、¥25,300、木材5枚+FEカーボン2枚

ほぼ同じ製品としてアコースティックカーボンというラケットがあります。

伊藤選手はこのアコースティックカーボンを長らく使っていました。

双方のラケットは実質的にほぼ同じで、伊藤選手モデル向けに外観を変えたものが選手モデルになったという捉え方で構いません。

アコースティックカーボンの標準小売価格は税込みで¥22,000です。

つまり選手モデルは¥3,300のプレミアムがついた製品ということです。

これはバタフライの選手モデルラケットによく見られたパターンです。

「見られた」と過去形になっているのは、選手モデルは価格を少し上乗せするというやり方が、今は必ずしも当てはまらなくなってきているためです。

まあそれでも伊藤選手のラケットについては、ロングセラーで実績もあるラケットをアレンジした、手堅い製品化手法だとCさんは論評していました。


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久しぶりに練習後に飲食店のオープンスペースに立ち寄りました。

今回はそこで出た雑談の内容をご紹介します。


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 ショーパンの刺繍
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最初にAさんがユニフォームについて語ってくれました。

ミズノのショーパンは左太もものところに、社名とランバードの白い刺繍が施されています。

前回の多球練習のあと、その場所がヒリヒリ痛みだしました。

刺繍の裏面は密集した糸で凹凸ができており、加えて硬い状態となっているためです。

Aさんは2つの解決法を考えました。

案1:刺繍の裏側にあて布を縫い付ける

案2:ハサミで刺繍の糸を根気強く取り除く

Aさんは3分間考え、案1のあて布を取り付けることにしました。

それでも違和感を感じるようであれば、次の手として刺繍をなくそうという考えでした。

現状問題は起きておらず、この件で考えを巡らせたのは、

1)刺繍は施す場所によってはこういうデメリットもあること

2)メーカーは長期テストによる評価でこの種の問題を拾い上げてはいないのか?

3)刺繍技術の向上で問題解決できないか?

ということでした。

Aさんはメーカーに要望を出すかもしれないとおっしゃっていました。

ミズノの刺繍は他社より面積が大きく、それが遠因かもしれません。


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今回は、ある卓球場に初めて行った時のことをお話ししたいと思います。


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 初級者のお悩み
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その日だけ特別な料金設定になっていて、定額を払えば朝から夕方まで自由に使えました。

そこで30歳位の男性と打ち始めることになりました。

お名前はわからないので、太田さんということにしておきます。

使っているのはVICTASの松下モデルのラケットでした。

松下モデルは全てカットマン用のラケットです。

いろんなバリエーションがあり、太田さんが使っていたのは攻撃重視の比較的弾むタイプでした。

従ってカットマンではなくても選択する人がそれなりにいます。

太田さんはそういう一人でした。

ラケットが大きいと、たとえスカ当たりでも何回か一回は相手コートに入る確率は上がります。

その反面、重くなり扱いづらくなるという短所が伴います。

太田さんのプレーはコートからやや距離を取り、堅実に両ハンドドライブを入れてきます。

私のように時折高速ロングサーブを出し、返ってきたボールを一か八かの無茶打ちスマッシュで叩き込むといった愚行はしません。

おそらく衝動買いなんかもしない人なんでしょうと言ってしまいそうになりますが、そこまでは流石にわかりかねます。

練習途中で太田さんは「私はスマッシュが打てないんです」と、悩みを打ち明けてくれました。

これまでにもご本人なりに、何がよろしくないのかあれこれ考えたそうです。

1)スマッシュに結びつける展開にならない

安定性重視のため、人よりもボール2個分待つような感じで打点が低め。

2)ラケットが重すぎる

カットマン用の大きなラケットの両面に分厚いラバーを貼っています。

そのくせ痩せていて筋力がなく鋭いスイングができない。

3)スマッシュのスイングができていない

ツッツキとドライブというボールをこすって打つ二択の打ち方だけになっている。

私はなんとなく、3)の原因が大きそうな感じがしました。

最初の肩慣らしのフォア打ちでも、太田さんは打点を落としたドライブばかりを打っていたからです。


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2022 .06.11
充実した卓球ライフを送るためには、ご自身のベストの状態で試合や練習に臨めることが理想です。

ここでいうベストの状態とは、具体的にどのようなことをイメージされるでしょうか。

十分に睡眠や食事をとっておくこと、準備運動をしておくこと、あるいは適切に爪の長さを整えておくことなども該当するでしょう。

今回は私が今試行錯誤していることについてお話します。


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 メガネかコンタクトか
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現在あれこれと考えているのは「良好な視界」の確保についてです。

長期間にわたりコンタクトレンズをつけて卓球をしてきました。

メガネとコンタクトには長所短所があります。

それぞれを比較検討した上でコンタクトを選択していました。

しかし今、ボールをよりくっきり見たいという気持ちが強く、メガネで卓球をする場面を増やしています。

コンタクトは涙の上にレンズを乗せた状態のため、メガネよりもわずかにぼやけて見える感じになることがあります。

仕事や日常生活ではその微妙な差異は意識しません。

でも卓球ではくっきり度合いに違いを感じてしまうのです。

特に魔球サーブを出される時、相手ラケットの動きをウルトラ注視したいのです。

そこでメガネに変えているのですが、当然ながらメガネならではの不便さに直面しています。


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今回はある若い方をご紹介いたします。

人物が特定されるのを避けるため、局所的に事実とは異なる内容に変えています。


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 動きまくるカットマン
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飯田さん(仮名)は、20代の男性です。

フリーランスでお仕事をされていて、ロフト付きの賃貸ワンルームにお住まいです。

フットウェアには並々ならぬこだわりをお持ちです。

床はフローリングで、1年中ほぼ室内でも履物を履いて過ごしています。

夏は渓流の中も歩けるような特殊ソールのサンダルを、冬は防寒も兼ねてハイカットのバスケットボールシューズにしています。

卓球をする時は、ミッドカットのバッシュと決めています。

飯田さんの戦型はカットマンで、特殊素材入りのカット用ラケットに薄の裏ソフトと1枚ラバーの粒高を貼っています。

1枚の粒高は少し珍しく、台上は結構反転させて変化で惑わしてきます。

反転プレーを多用するには、カットマンに多いストレートグリップではなく、フレアのほうがいいそうです。

かなり動き回り、ノータッチで抜けそうなボールにも果敢に飛びつきます。

こういうスタイルにはバッシュが最適だというお考えです。


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2022 .05.14
今回は、試合や練習をご一緒するお仲間の性格について書いてみます。

3つの例を取り上げてみました。


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 イライラ型
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少しでもうまくいかないと、かんしゃくを起こしてしまう性格の人です。

某所で月に2~3回お会いする男性がそういう方でした。

ある日、今までとは違う銘柄のラバーに貼り替えたそうで、試合前の肩慣らしでは感触を確かめつつ、いい感じっぽい印象を持っているようでした。

ところが試合が始まると凡ミスが目立ちます。

当然ながらウォーミングアップのフォア打ちは単調な基本打法であり、打ちやすいボールを返してもらっている状況です。

一方の試合は短い下回転系のサーブから始まることが多く、それはできるだけ相手に打たせないようにしていることにほかなりません。

そのあたりも意識されているのかどうかは不明ですが、険しい表情をしてブツブツつぶやいています。

ラケットの縁に当たることも何度かありました。

それについてはラバーの違い云々よりも、時間ぎりぎりに到着し準備運動なども一切なしで、いきなりやり始めたことが主要因のように思えます。

イライラ男性が試行錯誤していることは伺え、相手コートにボールを置きにいく打ち方をしたり、逆に思い切って強打で返すのを試みていました。

しかしいずれもその男性が仕掛けていって自滅する流れでした。

うなったり自分を批判する言葉を発する気持ちは理解できます。

でも試合の相手をしている側としては、イヤーな気持ちになってしまいます。

線の細い人だと、自分が叱られているかのように感じてしまうかもしれません。

その時私は審判をしていたのですが、対戦相手はイライラ状態を気にせずポーカーフェイスでした。

そういう対応がベストですねと思っていると、マッチポイントを握った直後、イライラ男性のフォアへ高速ロングサーブを出しました。

鮮やかにノータッチで抜けていきました。

私は一瞬イライラ男性が切れてしまい、ラケットを床に叩きつけるようなことにでもなるかとヒヤッとしました。

怒りを爆発させることはなく「グッ」と低く声を出しただけでうなだれていました。

私ならそういう挑発的ともとれるロングサーブは、あの場面では出せないでしょうね。


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2022 .04.30
前回は実店舗での販売の様子をお伝えしました。

今回はネット上での通販について書いてみたいと思います。


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 混沌とした通販サイト
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ネットショップに関してはずっと前にも取り上げたことはあります。

それは日本にあるお店でした。

今回は海外の通販サイトをご紹介します。

ご存じの方には今さらの感はありますが、とっても有名な、アリエクスプレス(Aliexpress)です。

わかりやすく例えると「中国製品がメインのアマゾン」みたいなところです。

何だか怪しそうと思う方もいらっしゃるでしょう。

それは否定しません。

アマゾンは監視が行き届き、変なものは概ね排除されています。

一方アリエクスプレスはかなり緩く、玉石混交のサイトと言えるでしょう。

トラブる確率はアマゾンよりは高めで、発送ミスや問い合わせに対する問題などいろいろなことがネット上に挙げられています。

クレジットカード決済のみで、商品到着まで時間がかかることが多いそうです。

そんなデメリットがあるのに、なぜ利用する人が多いのか。

それは当然のことながら、ちゃんとした商品でお買い得なものもたくさんあるからです。

不愉快なことは最小限に抑え、クレバーに利用することが肝要ということでしょうか。

さてそれでは、アリエクスプレスにある卓球用品を見ていきましょう。


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今回は新しくオープンしたお店について書いてみたいと思います。


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 店舗概要
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場所は最高ににぎやかな新宿で、さらに駅からめっちゃ近いという超便利な立地です。

新宿駅東口から徒歩でわずか1分、歌舞伎町に向かう方向に新宿ユニカビルというのがあります。

地上8階地下2階の建物で、以前はヤマダ電機LAVI新宿東口館だったところです。

新宿には他にもヤマダ電機の大型店があり、複数存在するのはよろしくないという経営判断がくだされました。

営業を始めてから約10年という、やや早めの撤退でした。

一等地でこれだけ大規模な空き物件というのはめったにないことです。

ただその時期が微妙で、閉店したのは2020年10月4日でした。

コロナウイルス禍で、すぐにどこかの企業が入るのかはわかりかねる状況でした。

しばらくブランクがあった後、新しく入ることになったのは、アルペン系列のスポーツ・アウトドア用品店でした。

お店の名称は「Alpen TOKYO」で、オープンは今月の4月1日でした。

地下1階には、水泳、バレーボール、テニス、バドミントン、そして卓球関連の売り場があります。


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ルールの改正などが行われれば、当然それらは競技者に直接影響が及びます。

しかしそれ以外にも世の中の情勢に応じ、私達の卓球ライフに変化をもたらすことはいろいろとあります。

最近の雑談の中で出た話題をご紹介いたします。


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 円安が及ぼす影響
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現在数年ぶりの円安となっています。

輸出には好ましい一方で、輸入品にはこれまで以上の日本円を払うこととなります。

そのため海外メーカーの製品は値上げとなる可能性があります。

これについては脊髄反射的に拒絶反応を示すのではなく、ある程度はやむを得ないと思っている方がいました。

ただその方は電気やガス料金と同様、反対の円安に動けば値下げになるべきという、至極当然のお考えの人でした。

ところが過去に円安を理由に値上げを行ったものの、円高に転じても値下げはしないヨーロッパの某社を好ましく思っていませんでした。

まあ多くの方は基本的に値下げは期待しておらず、あきらめモードなのでしょう。


値下げは全く無いかといえばそうではなく、つい最近バタフライがラケットの値下げを行いました。

ビスカリアの上位モデルである、ビスカリアSUPER ALCが販売されたので、従来モデルの無印ビスカリアは3000円値下げされました。

これは好意的に受け入れられたかというと、恐らくそうではないでしょう。

ずっと前に税別10000円で販売されていたビスカリアを、25000円で再登場させた形なので、素直に喜べる人はいないと思います。


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