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2022 .05.14
今回は、試合や練習をご一緒するお仲間の性格について書いてみます。

3つの例を取り上げてみました。


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 イライラ型
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少しでもうまくいかないと、かんしゃくを起こしてしまう性格の人です。

某所で月に2~3回お会いする男性がそういう方でした。

ある日、今までとは違う銘柄のラバーに貼り替えたそうで、試合前の肩慣らしでは感触を確かめつつ、いい感じっぽい印象を持っているようでした。

ところが試合が始まると凡ミスが目立ちます。

当然ながらウォーミングアップのフォア打ちは単調な基本打法であり、打ちやすいボールを返してもらっている状況です。

一方の試合は短い下回転系のサーブから始まることが多く、それはできるだけ相手に打たせないようにしていることにほかなりません。

そのあたりも意識されているのかどうかは不明ですが、険しい表情をしてブツブツつぶやいています。

ラケットの縁に当たることも何度かありました。

それについてはラバーの違い云々よりも、時間ぎりぎりに到着し準備運動なども一切なしで、いきなりやり始めたことが主要因のように思えます。

イライラ男性が試行錯誤していることは伺え、相手コートにボールを置きにいく打ち方をしたり、逆に思い切って強打で返すのを試みていました。

しかしいずれもその男性が仕掛けていって自滅する流れでした。

うなったり自分を批判する言葉を発する気持ちは理解できます。

でも試合の相手をしている側としては、イヤーな気持ちになってしまいます。

線の細い人だと、自分が叱られているかのように感じてしまうかもしれません。

その時私は審判をしていたのですが、対戦相手はイライラ状態を気にせずポーカーフェイスでした。

そういう対応がベストですねと思っていると、マッチポイントを握った直後、イライラ男性のフォアへ高速ロングサーブを出しました。

鮮やかにノータッチで抜けていきました。

私は一瞬イライラ男性が切れてしまい、ラケットを床に叩きつけるようなことにでもなるかとヒヤッとしました。

怒りを爆発させることはなく「グッ」と低く声を出しただけでうなだれていました。

私ならそういう挑発的ともとれるロングサーブは、あの場面では出せないでしょうね。


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 人見知り型
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特定の人とは饒舌に会話を交わし社交的に見えるのですが、それ以外の人には無表情で会話もゼロという人です。

人格が形成途中の子供ならそういうことはあるでしょう。

でもいい年をした中高年の方にもいらっしゃいます。

練習場の入り口で「こんにちは」と挨拶をしたところ、5度程度の軽い会釈だけで無言です。

ところが中に入った途端、先に到着していたお知り合いの方と怒涛のおしゃべりが始まります。

練習が始まっても同じで、年代や性別など特定の属性かつ既知の方とは積極的なやり取りがあり、他の人には寡黙なので交流を避けているのかと感じてしまうほどです。

学校や職場などで、人とのコミュニケーションが苦手と打ち明けてくれた人は何人かいました。

そういう方にも笑顔で気さくに声をかければ、時折表情は乏しかったりするものの、会話に支障はありませんでした。

なのにあんなに表情豊かで話をする方が、相手によってガラリと別人のように変わるのか。

対人関係で結構損をしているように見えます。

まさか卓球場でそれを指摘できるはずもなく、こういう方もいらっしゃるのだと受け止めるしかないのでしょう。


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 セルフツッコミ型
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最初に紹介したイライラ型と部分的に重なります。

ただし周囲に与える不快感は軽めです。

私も時々これに当てはまります。

短い感嘆詞、戒めの言葉などを、主に失点した直後につぶやきます。

症状が重いと長めのへんてこセリフを発することもあります。

例:スマッシュをカウンターで返されてしまった時「えーっ、張本君でもノータッチで抜けると思ったのに」

その内の10%は面白く受け取ってもらえ、80%は白けてしまい、10%は煩わしく思われていると勝手に分析しています。

日常生活で喜怒哀楽の場面はランダムに発生します。

「怒」の発生確率を未然に抑える方法の一つとして、道化を演じたり自己に責任転嫁する行動心理があるそうです。

私は周囲の人の顔色をうかがう傾向があるため、結構自分に当てはまっているのではと考えています。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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