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今回はある若い方をご紹介いたします。

人物が特定されるのを避けるため、局所的に事実とは異なる内容に変えています。


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 動きまくるカットマン
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飯田さん(仮名)は、20代の男性です。

フリーランスでお仕事をされていて、ロフト付きの賃貸ワンルームにお住まいです。

フットウェアには並々ならぬこだわりをお持ちです。

床はフローリングで、1年中ほぼ室内でも履物を履いて過ごしています。

夏は渓流の中も歩けるような特殊ソールのサンダルを、冬は防寒も兼ねてハイカットのバスケットボールシューズにしています。

卓球をする時は、ミッドカットのバッシュと決めています。

飯田さんの戦型はカットマンで、特殊素材入りのカット用ラケットに薄の裏ソフトと1枚ラバーの粒高を貼っています。

1枚の粒高は少し珍しく、台上は結構反転させて変化で惑わしてきます。

反転プレーを多用するには、カットマンに多いストレートグリップではなく、フレアのほうがいいそうです。

かなり動き回り、ノータッチで抜けそうなボールにも果敢に飛びつきます。

こういうスタイルにはバッシュが最適だというお考えです。


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 手抜きのないプレー
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かなり動くと書きましたが、正直な所、常に動き過ぎで落ち着きのないプレーのようにも見えます。

ただ私としては、そういう一生懸命さが伝わってくる卓球は嫌いではありません。

単純なツッツキなら、直立不動のまま肘から先をすっと出すだけでも返球できます。

しかし試合の中で100%意図した通りのコースに、意図した通りの球質で送る場合、私はそんなことはしません。

中腰になり、カップに波々と入った水をこぼさないように運ぶかのような、全身を使い全神経を集中したツッツキをします。

別の表現をすれば、上半身はフリーズ状態に近く、下半身の3次元(上下左右前後)運動によりツッツキをするのです。

飯田さんのプレーは、動きまくりかつ1打1打に念を込めたようなひたむきさが伝わってくるのです、というと言いすぎでしょうか。

正反対の人を挙げると、上半身をまっすぐ立てたまま左右の腰のあたりでラケットだけをペシペシ当てて返すカットマンが該当します。


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 バッシュは最高なんです
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そんな飯田さんが受け付けないシューズは、ずばり某メーカーが宣伝文句で使っている「素足感覚」のタイプです。

以前、別の人で素足感覚が嫌いでバッシュを履いている方を紹介したことがあります。

どうやらそういう方は一定数いらっしゃるようです。

しっかりとしたソールの感覚、グリップ感、クッション性、そんな素足ではない「シューズ感覚」が大切なのです。

従って要望を満たしてくれるシューズは、主にバッシュになってしまうのだそうです。

また飯田さんはファッション性についても言及されていました。

バッシュはナイキの大胆なデザインが有名ですし、アンダーアーマーには脳みそをイメージさせる、うねうね模様シューズがありました。

そういうマッチョ感漂うタイプだけでなく、今はカジュアルシューズ的な外観のものもあります。

3Dプリンターで作ったかのようなソールもあり非常に多彩です。

あるご年配の方が、卓球シューズは体育館シューズに毛の生えた程度から、最近は随分進歩したとおっしゃっていました。

しかし飯田さん曰く、卓球シューズはカラフル&スポーティーになった止まりで、バッシュにはトラック2周分周回遅れだと辛口のコメントです。


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 新しいシューズを履きつくす
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別段飯田さんはシューズコレクターではありません。

普段履きももちろんバッシュですが「靴は履いてナンボ」のお考えです。

卓球のラバーほどではないものの、シューズにも賞味期限があります。

加水分解などの化学反応が起こり劣化が進むのです。

私には思い当たることがあります。

古い製品の未使用シューズをネットで購入したのですが、ソールのゴムが比較的早く割れて欠けてしまったのです。

以前履いていたのと同じもので、以前の靴はソールが欠けるようなことはなく、徐々に摩耗していったのとは異なる変化をたどりました。

別の方の話では、長期間履いていなかったシューズを使った所、アッパーの合成樹脂に亀裂が入ってしまったというのがありました。

なので用途は何であれ、今の靴は新鮮な間にその価値を味わい尽くす使い方をするのが最善なのでしょう。

私も飯田さんのお考えにうなずける部分はかなりあります。

しっかりしたソールが好きなので、バレーボールやバドミントンのシューズを選んできました。

今回雑談を通してバッシュについても関心を持ち、次のシューズはそちらも候補に入れてみたいと思います。

ただしナイキのド派手デザインのシューズは、目立ってしまうので買わないと思います。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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