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2018年と2019年に計5回に渡ってTリーグの観戦レポートをお届けしました。

かなり久しぶりとなりますが、今回も同じくUさんから仕入れた情報をご紹介したいと思います。


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 京都の試合観戦に当選
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現在Tリーグは合計10000名の無料招待キャンペーンを行っています。

3つの募集期間を設け、全国で開催されるそれぞれの試合で観戦者を募っています。

募集期間は真ん中が最も試合数が多く、最初と最後は少なめです。

Uさんは京都への出張に合わせ、その日に行われる試合を申し込みました。

試合数が少ない最初の申込期間でしたが、平日に行われる試合で競争率が低めだったのか幸運にも当選しました。

ちなみに当選を知らせるメールが届いたのは試合前日の朝でした。

Uさんはてっきり外れたものと思っていたそうで、もう少し早めに連絡があればと感じました。

京都カグヤライズvs日本生命レッドエルフの試合です。

会場はKBSホールという所でした。

KBS京都放送の中にあり、番組収録や各種イベントを行う多目的施設です。

京都御所の真横に位置し、景観を守るため建物は低めの造りでした。

Uさんは入場前に京都御所を少しだけ散策しました。

とても広く南北方向に走る通路も予想外の幅でした。

千何百年も前に造ったものだからそれなりかもと冷めていた気持ちがあったのです。

期待していた鹿が見当たりませんでした。

それは奈良の某所と混同していたのだと後で調べて分かりました。

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 会場
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入場の際はいつも通りパンフや色々なものを手渡され、スマホでQRコードを示すことになるので、手が塞がって大変です。

試合と同じ卓球台1台で選手の練習が始まりました。

Uさん的にはこの練習も見応えがあったそうです。

最初はニッセイチームのベンチ後方にある席に座っていました。

卓球台を縦方向に見るほうが試合の状況を把握しやすいと考えたからです。

しかしそれはよくある試合映像のように、縦方向かつ”斜め上”から見る場合です。

ベンチと同じ低い位置ではボールの行方が今ひとつ分かりにくいと感じました。

すぐに横方向の席に移り、ネット真横に近い所がベストポジションのようでした。

地元の放送局での開催だけあって取材があり、選手のサーブを受けてみるプチイベントもありました。

ライブや諸々のエンタメにはあまり行かないUさんには久々の体験でした。

そしていよいよメインの試合が始まりました。


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 所感
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Tリーグの独自ルールに改めて戸惑いました。

例えば最終ゲームは6-6のスコアから始まります。

11点先取でジュースがないため11-10で「ギャー」と選手が叫んで何事かと思ったら、そこで勝利が決まったのだと少し遅れて分かりました。

会場の音響効果は結構音量大きめで、Uさんは合間に流れるBGMなどの時はスマホのイヤホンを耳栓代わりに使ったそうです。

雰囲気を盛り上げるためという意図には同意できます。

でもタオルタイムとなる6点毎にもBGMを流し、ホームチームのカグヤライズを応援する「カグヤ」を連呼させる演出には正直やり過ぎで閉口しました。

また、選手を女の子扱いしている感じがあり、女性のUさんとしてはやや気になったそうです。

選手紹介のパンフに、それぞれ名前のほうで呼んでくださいと具体名をひらがな表記で書いてありました。

カグヤライズには注目の小学生Tリーガー松島選手がいて、彼女に引っ張られる形で全体をそういうトーンにしたのでしょうか。

仕事を終えた直後の観戦だったためか、厳しい視点でのUさんの指摘は続きます。

台の側面に当たったボールをエッジだと審判が判定し、すぐに訂正された場面がありました。

Uさんはそれを反対側から見ていてもサイドだと分かったのに、双方の審判はどうして正しく認識できなかったのかとこぼしていました。

プロの試合であっても通常の流れなら、その辺の卓球愛好家でも審判は務まります。

ちゃんとした有資格者の審判の存在意義は、ああいう場面でしっかりしたジャッジができるかどうかだとUさんは語気を荒げます。


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 収穫
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辛口の意見が続きましたが、一番確認したかった技術的な部分で色々と得るものがあり、全体的には満足できたそうです。

レシーブのバリエーション、バック表の長所・短所、質の高いつなぎ、等々。

菅澤選手はサーブがほとんどしゃがみ込みで、ダブルスでも同じでした。

松島選手は最年少故に会場でもより熱く応援されていたようです。

Uさんとしては客観的な捉え方で、あの年齢で相当高いレベルであることへの驚きと、フォアから出す裏面サーブにビビったそうでした。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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