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前回に続いて、X氏の関西学生リーグの観戦レポートをご紹介します。


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 試合風景のあれこれ
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会場に設置されていたのは、オーソドックスな黒板調の濃い色の卓球台でした。

水色や緑の台を目にすることが多いので、これはこれでシックな感じがして良かったそうです。

試合開始前に各チームが円陣を組んだり、応援をする光景は見慣れたシーンであり臨場感が伝わってきました。

少し面白かったのは、コートに向かう選手を送り出すときのやり取りでした。

チームメイトに一人ずつハイタッチをしていくのですが、胸の高さのタッチだけではなく、手を高く上げた文字通りのハイタッチで待ち構えたり、その次のチームメイトは床すれすれのロータッチで構えたりと、ちょっぴり遊んでいるような場面を見かけました。

X氏は「ふざけるな」というツッコミはせず、選手の緊張をほぐすものだと解釈したそうです。


一部校は勝敗が決まっても最後まで試合を続ける場合もあるそうです。

その日は勝敗が決まるとそこで終了でした。

春と秋のリーグで使うボールは異なり、関西ということで一方はTSP製、もう一方はニッタク製になります。

全国の他の地域はどうなんでしょうね。

X氏が参加するような試合だとタイムアウトは取りませんし、仮にタイムなんて宣言したら「なに上級者気取りしてるんだよ」と文句を言われるのは必至です。

でもセミプロ級の一部校ならしっかり勝負どころでタイムを取っていて、それが最終ゲームの0-4くらいのスコアなら、ちょっと遅すぎるかもと思ってしまうほどです。

ベンチ前に戻ると真ん中でコーチがアドバイスをし、その隣にドリンクを渡す係、そして数名がうちわでパタパタ扇ぎます。

中にはシューズの裏をぬぐう「濡れ雑巾係」がいるチームもあります。


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 余計なものと観戦マナーの乱れ
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そういった会場の模様を見ていると、X氏は本能的とも言えるほどいくつかの突っ込みたいことが頭のなかに生じてきました。

各校はベンチの脇に部旗を置いています。

あれはケースに入れても邪魔になる代物で移動の妨げになる反面、使われる場面を考えると今ひとつ存在感なりアピールする効果が乏しいというのが実情です。

あのタイプを持ち運ぶのはもう廃止したらというご意見です。

観客席のフェンスに縛り付ける布地だけの旗にするのです。

また試合中に選手のプロフィールをアナウンスするのも、やめたほうがいいねとのことでした。

一旦試合が始まると、各コートで大声の声援が乱れ飛びます。

そこに選手名や出身高校の館内放送をしても、誰にも聞いてもらえず虚しさだけが残ります。

観覧席では飲食禁止で大部分の人は守っているのでしょうが、お菓子を配ったり弁当を食べている人が若干名+10人程度いました。

空き席にその手のゴミが放置されていて、運営はそういう部分にこそもっと厳しく、、と思ったものの、怒りまくっている自分に気がつきました。

冷静になろうと外に出て昼食を取ることにしました。


平日の昼下がりのベンチには誰もおらず、ニイニイゼミの鳴き声を聞きながらコンビニで買っておいたおにぎりを食べました。

100円ちょっとのおにぎりも、緑に囲まれたこういう場所で食べると倍以上の価値があります。

いつもはお昼の炎天下の中、満員の牛丼屋の外にできた待ち行列に並ばなければなりません。

そんな煩わしさを思い出し、少々オーバーですが今の幸せをぐっと噛みしめたそうです。


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 それなりの体育館
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今回訪れた京都の体育館はやや小ぶりで駅から離れていました。

そのため客席から漏れ聞いた話で「次の週に行われる兵庫県の会場のほうがいいね」というのがありました。

アクセスがここより便利でゆったりしているのです。

全国規模の大会が行われたことがあり、例えば丹羽選手も過去にプレーしました。

少々失礼な言い方になりますが、こちらの体育館はその手のレベルの試合には縁がなさそうです。

しかし平日にアリーナと観客席がフルに活用されている状態を見ると、この場所にあるこの規模の体育館にとっては大変幸せなことではないかとX氏は感じたそうです。

従って今後も関西学生リーグの会場は、同程度の条件を満たす良い意味でのそこそこの体育館を選んでもらえたらいいねと思いつつ、次の出張場所である大阪に向かいました。


X氏は軽い鉄道オタクで、めったに乗ることができない京阪電車の写真を取りまくったそうです。

特急車両のシートは高級感があり、私も乗ってみたくなりました。

普通電車の車両は、別名三井住友銀行と言われるほどそっくりのカラーリングでびっくりしました。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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