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私は以前ほどは試合をしなくなりました。

それでも年明けにたまたま総当りの個人戦に参加する機会があり、久しぶりにいい汗をかかせてもらいました。


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 即興で試合を始めるのは大変
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一軍と二軍それぞれ8人ずつに別れ、私は当然ながら実力相応の二軍で戦うことになりました。

最初から試合をする予定ではなかったため、始めるまでにあれやこれやで20分程度かかりました。

通常の練習台と試合用の台の切り分け交渉をし、棚の奥から得点カウンターや試合球のスリースターを取り出しました。

トレ球でも全く問題ないのですが、うるさい人が若干名いますので。

そして一軍と二軍のメンバー分けに対するいちゃもんをなんとか調整した後、紙に手書きで対戦表を書いていきました。

これだけでも結構疲れますね。

試合が始まってからは、電話がかかってきて中断する人、足をひねってしまい止むなく棄権する人など、若干の混乱はあったものの、9割以上は消化することができました。

審判は誰がやるかを最初に決めていたのですが、始まってしばらくすると、まだその人は試合中だったり、ちょっとトイレに行かせてよなど、とても計画通りに行かないことが分かりました。

従って参加者の自主的な行動に任せることになりました。

そこで自主的に行動した私は一軍二軍合わせて十数試合の審判をしたのですが、これってちょっと多くないですか。

さてそれだけたくさん審判をやっていた中で気になったのが、得点カウンターでした。


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 メーカの人の奮起を期待
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何が気になったかといえば、どれもこれもどこかしら損傷していて自分たちで修理している箇所がいくつもありました。

パンチ穴の補強シールやセロテープを巧みに使い、欠落した点数の一枚を自作した部分もありました。

得点カウンターは縁の部分が擦り切れていたり、汚れが激しいといったことはなく、全体としてはそれほど年季は入っていないようでした。


いつものように帰りの電車の中で景色を眺めながらぼーっとしていると、ある考えが頭の中に浮かんできました。

「あの得点カウンターは出来損ないじゃないの?」

得点ごとにめくる部分が物理的に早く劣化するのは当たり前です。

しかし他の部分がまだなんともない状態なのに、穴の部分から亀裂が広がり補修が必要な箇所が次々に出てくるのは問題です。

メーカの人は、得点カウンターが実用的な耐久性を備えているかをまともに考えていないのではないでしょうか。

文房具のバインダーやルーズリーフのような感覚で、ペラペラめくるというその機能面だけを確認できればOKとしているように思えてしまいます。

一体何回めくったテストをしているのかデータを出してもらいたいですね。

ひょっとすると200~300試合程度分しか確認していないのかもしれません。

一部製品には差し替え用の得点カードが別売されていて、わずかながらもこの件に配慮している部分はうかがえます。

でもじっくり考えると今の得点カウンターは、その基本設計に致命的な問題を抱えている気がしてなりません。

点数が印刷されたカードの端に穴を開け、それをリング状のもので束ねるという構造自体に無理があると思うのです。

合成樹脂のシートをノートのように単純に綴じ、それをめくる形というのはどうでしょうか。

その場合、一度に複数枚めくってしまうことがあったり、床にバサッと落としてしまうと得点が分からなくなるといった不都合は起きやすくなるでしょう。

そういうデメリットと現行製品の耐久性のなさを天秤にかけると、私は耐久性を重視したほうが一般向けの製品としては正しいように思います。


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 自作カウンター
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以前にもご紹介しましたが、得点カウンターというとノートを加工して自作したものをたまに見かけることがあります。

真ん中にハサミを入れ左右をめくるお手軽なやつです。

リングで留めた構造ではありませんが、元々がノートということで耐久性は高くありません。

しかしなによりも簡単かつ超安価に作ることができ、補修も簡単です。

得点カウンターなんて実際ほとんど使わない所では、こういったノートで自作した簡易版で十分なのです。

見栄を張る必要はありません。


私が一度だけ見たことがあり感動したのが、お菓子の紙箱を加工して作った得点カウンターです。

ヒモがついていて首からぶら下げるようになっており、右斜め上と左斜め上にそれぞれ点数のカードを紙芝居のように順に抜いていく仕組みです。

周囲にいろんな模様が描かれていて、とても癒やされる力作でした。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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