今回は、中国の卓球ショップに行った時のことについてお話ししたいと思います。
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香港そして中国へ
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まず飛行機で香港まで行きました。
吉野家があったので入ってみると、牛丼にコーラがついて出てきました。
日本ではお目にかかれないメニューもあり面白いです。
その後いろんなお店をざっと巡り、翌日、電車に乗って大陸のほうに向かいました。
香港は1997年に中国に返還されましたが、パスポートを見せ入国審査並の手続きを経て香港→中国に入ることになります。
中国でお会計の時は人民元で支払うので、香港ドルとは別に再度両替が必要です。
人民元は紙幣の紙質にやや難があり、日本人なら最初は誰しも驚くと思います。
香港ドルは比較的紙質は良く、10ドル札はポリマー紙幣という合成樹脂を使ったお札なのでツルツルしています。
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香港そして中国へ
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まず飛行機で香港まで行きました。
吉野家があったので入ってみると、牛丼にコーラがついて出てきました。
日本ではお目にかかれないメニューもあり面白いです。
その後いろんなお店をざっと巡り、翌日、電車に乗って大陸のほうに向かいました。
香港は1997年に中国に返還されましたが、パスポートを見せ入国審査並の手続きを経て香港→中国に入ることになります。
中国でお会計の時は人民元で支払うので、香港ドルとは別に再度両替が必要です。
人民元は紙幣の紙質にやや難があり、日本人なら最初は誰しも驚くと思います。
香港ドルは比較的紙質は良く、10ドル札はポリマー紙幣という合成樹脂を使ったお札なのでツルツルしています。
香港ドルで少し戸惑うのは、複数の銀行が紙幣を発行しているため、同じ額面でもデザインが異なるお札が流通しているという点です。
海外の両替所で感じるのは、日本円の便利さです。
マイナーな通貨だと交換レートが低かったり、両替所によってはそもそも交換対象の通貨になっていない場合もあります。
日本のお札や通貨はかなりいいことづくめなので、誇りに思えます。
一つ残念なのは、二千円札ですね。
完全な失敗で、私はここ何年か見たことがありません。
そして海外の両替所でも、流通量の少ない二千円はお断りのところがあるそうです。
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いよいよ入店
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商店が立ち並ぶところを歩いていると、お目当ての卓球ショップを見つけました。
ラバーは漢字表記された製品が多いのかなと思っていました。
POWER、EXTRA、KINGのような英単語を組み合わせた名前が意外とあり、999、730など一部の方にはお馴染みの3桁数字のラバーも結構見かけました。
その中からお手頃価格の黒い裏ソフトラバーを1枚買いました。
ある初級者の方(Aさん)から、なんでもいいから安いラバーがあったらおみやげに買ってきて欲しいと言われていたためです。
スポンジはベージュ色で地味ですが、本場中国で買った黒い粘着ラバーということで、Aさんはかなりの期待をしていました。
やはり回転はよくかかります。
そして重いです。 以前のラバーと厚さはほぼ同じなのに、10g以上の違いがあります。
またラケットも良さそうなのものがあれば買ってみようと考えていました。
あるラケットに「両層日本炭繊維網」という説明がありました。
ラケットの両面にカーボンが入っているということですね。
そしてわざわざ日本製と主張することで、高品質、高性能をアピールしたいという気持ちが感じられ、少しうれしい気持ちになりました。
ただし重量は97gとかなり重く、購入には至りませんでした。
もっと軽いのはないのか探していると、65gのラケットが見つかりました。
特殊素材を使っていない木材だけの5枚合板です。
厚さは5.8mmで、これは弾みはイマイチの軽さ優先ラケットかと思いました。
でもOFF++と書いてあります。
う~ん、OFF++というのはいわゆる「ぶっ飛び」の分類になるのですが、本当なのでしょうか。
よく弾むラケットのキーワードとしては「重い」「厚い」「特殊素材使用」が一般的です。
そのどれにも該当しないというのはちょっと変です。
球突きをさせてもらえないか店員さんに尋ねたら、ダメと言われてしまいました。
お値段は250元(当時のレートで3000円強)で、失敗してもこれぐらいならという気持ちに一瞬なりかけました。
でもこれは絶対OFF++(ぶっ飛び)ではなく、ALL(普通)です。
誤植もしくは水増し表記されているのは明らかなので、買うのはやめました。
次にボールを見てみました。 日本よりはるかに安いので、スリースターの3個セットを衝動買いしてしまいました。
全く聞いたことのないメーカのボールです。
ロゴマークや★印が黄緑で印刷されていて、とても控えめです。
バタフライなどの赤黒2色刷りボールとは反対で、競技者にマークを意識させない考えなのかもしれません。
お店の人はもっと買ってもらいたいようで「トヨタの車は素晴らしいね」など、日本を持ち上げてきます。
私が韓国人なら「サムスンのテレビは最高だね」に変わるのでしょう。
歓迎されているという気持ちだけはありがたく受け取り、そのお店を後にしました。
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アワビと言えば
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中国の方はアワビが大好きで、高級料理の人気メニューになっています。
日本産の大型干しアワビが好まれているそうです。
アワビと言うと、私はニッタクのラケットケースを想像します。
アワビの貝殻には連続的に穴が空いていて、ニッタクのラケットケースにもそういうのがあるのです。
通気を良くして、グリップに染み込んだ汗を逃がすためでしょうか。
私はこのアワビ型ケースより一つ前の、穴のないニッタク製ケースを使っています。
某卓球ショップのご主人がやたらと勧めてきたので買ったところ、翌月に現在のアワビ型ケースが新製品として出ました。
ケースを見るたびに、満面の笑みでお勧めはこれですと言っていたご主人の顔が浮かんできます。
別に穴の有無はどうでもいいのですが、テレビで石川選手がアワビ型を使っているシーンがちらっと見えたりすると、やはりそっちのほうが良かったかもとちょっぴり悔しくなります。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
海外の両替所で感じるのは、日本円の便利さです。
マイナーな通貨だと交換レートが低かったり、両替所によってはそもそも交換対象の通貨になっていない場合もあります。
日本のお札や通貨はかなりいいことづくめなので、誇りに思えます。
一つ残念なのは、二千円札ですね。
完全な失敗で、私はここ何年か見たことがありません。
そして海外の両替所でも、流通量の少ない二千円はお断りのところがあるそうです。
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いよいよ入店
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商店が立ち並ぶところを歩いていると、お目当ての卓球ショップを見つけました。
ラバーは漢字表記された製品が多いのかなと思っていました。
POWER、EXTRA、KINGのような英単語を組み合わせた名前が意外とあり、999、730など一部の方にはお馴染みの3桁数字のラバーも結構見かけました。
その中からお手頃価格の黒い裏ソフトラバーを1枚買いました。
ある初級者の方(Aさん)から、なんでもいいから安いラバーがあったらおみやげに買ってきて欲しいと言われていたためです。
スポンジはベージュ色で地味ですが、本場中国で買った黒い粘着ラバーということで、Aさんはかなりの期待をしていました。
やはり回転はよくかかります。
そして重いです。 以前のラバーと厚さはほぼ同じなのに、10g以上の違いがあります。
またラケットも良さそうなのものがあれば買ってみようと考えていました。
あるラケットに「両層日本炭繊維網」という説明がありました。
ラケットの両面にカーボンが入っているということですね。
そしてわざわざ日本製と主張することで、高品質、高性能をアピールしたいという気持ちが感じられ、少しうれしい気持ちになりました。
ただし重量は97gとかなり重く、購入には至りませんでした。
もっと軽いのはないのか探していると、65gのラケットが見つかりました。
特殊素材を使っていない木材だけの5枚合板です。
厚さは5.8mmで、これは弾みはイマイチの軽さ優先ラケットかと思いました。
でもOFF++と書いてあります。
う~ん、OFF++というのはいわゆる「ぶっ飛び」の分類になるのですが、本当なのでしょうか。
よく弾むラケットのキーワードとしては「重い」「厚い」「特殊素材使用」が一般的です。
そのどれにも該当しないというのはちょっと変です。
球突きをさせてもらえないか店員さんに尋ねたら、ダメと言われてしまいました。
お値段は250元(当時のレートで3000円強)で、失敗してもこれぐらいならという気持ちに一瞬なりかけました。
でもこれは絶対OFF++(ぶっ飛び)ではなく、ALL(普通)です。
誤植もしくは水増し表記されているのは明らかなので、買うのはやめました。
次にボールを見てみました。 日本よりはるかに安いので、スリースターの3個セットを衝動買いしてしまいました。
全く聞いたことのないメーカのボールです。
ロゴマークや★印が黄緑で印刷されていて、とても控えめです。
バタフライなどの赤黒2色刷りボールとは反対で、競技者にマークを意識させない考えなのかもしれません。
お店の人はもっと買ってもらいたいようで「トヨタの車は素晴らしいね」など、日本を持ち上げてきます。
私が韓国人なら「サムスンのテレビは最高だね」に変わるのでしょう。
歓迎されているという気持ちだけはありがたく受け取り、そのお店を後にしました。
──────────────────────
アワビと言えば
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中国の方はアワビが大好きで、高級料理の人気メニューになっています。
日本産の大型干しアワビが好まれているそうです。
アワビと言うと、私はニッタクのラケットケースを想像します。
アワビの貝殻には連続的に穴が空いていて、ニッタクのラケットケースにもそういうのがあるのです。
通気を良くして、グリップに染み込んだ汗を逃がすためでしょうか。
私はこのアワビ型ケースより一つ前の、穴のないニッタク製ケースを使っています。
某卓球ショップのご主人がやたらと勧めてきたので買ったところ、翌月に現在のアワビ型ケースが新製品として出ました。
ケースを見るたびに、満面の笑みでお勧めはこれですと言っていたご主人の顔が浮かんできます。
別に穴の有無はどうでもいいのですが、テレビで石川選手がアワビ型を使っているシーンがちらっと見えたりすると、やはりそっちのほうが良かったかもとちょっぴり悔しくなります。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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