2013 .01.05
ラバーを貼り換えるとき、毎回同じラバーであることが多いと思います。
それは手慣れたいつもの作業である一方、別の製品を買った場合どこが違うのだろうかと考えたことがあるかもしれません。
──────────────────────
パッケージング
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多くのラバーは紙のジャケットを被せ、透明の袋に入って販売されています。
バタフライは今年から、外側の袋を新しいものに順次切り替えていく計画です。
ホログラムを施し偽造品対策を強化していくのです。
まだ新しい袋を実際に見ていませんが、ホログラムであれば紙ジャケットのスリット部分から、ラバーの現物をこれまでどおり確認できそうなので問題無いと思います。
あまり関心のない人は、それがどうしたのと考えるかもしれません。
あの切込みが入って、ラバーがちらっと見えているところはとても大切なのです。
それは手慣れたいつもの作業である一方、別の製品を買った場合どこが違うのだろうかと考えたことがあるかもしれません。
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パッケージング
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多くのラバーは紙のジャケットを被せ、透明の袋に入って販売されています。
バタフライは今年から、外側の袋を新しいものに順次切り替えていく計画です。
ホログラムを施し偽造品対策を強化していくのです。
まだ新しい袋を実際に見ていませんが、ホログラムであれば紙ジャケットのスリット部分から、ラバーの現物をこれまでどおり確認できそうなので問題無いと思います。
あまり関心のない人は、それがどうしたのと考えるかもしれません。
あの切込みが入って、ラバーがちらっと見えているところはとても大切なのです。
シートとスポンジを目で確認し、同時につまんでみて感触を確かめることができます。
似たようなラバーの中からどれにしようか悩んでいる人は、候補をずらっと並べ、何度も順番にムニュムニュつまんで納得してから買います。
こだわり度が高い人は、全く同じラバーをいくつか並べ同じことを行います。
ごくわずかにスポンジの厚さが違っていたり、柔らかさに微妙な差があったりするためです。
こういった確認作業を阻む残念な製品もあります。
ジュウイックは透明な袋の表面にザラザラになる加工を施し、半透明のようになっています。
袋同士がくっつくのを防止するためなのか、詳しい理由はわかりません。
この加工がラバーをじっくり目視確認する妨げになっているのです。
できることなら包装袋の仕様を見なおし、透明にしていただけたらうれしいですね。
でも、そもそもスリットがない製品もあります。
また、包装している袋が分厚く、指で感触が十分に確かめられない場合があります。
一度通販で中国の輸入ラバーを買ったことがあり、それは厚手のビニールに入り真空パック状になっていました。
触って確認できないというデメリットがある反面、ラバーの品質を保つという点では真空パックは良いですね。
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すべてが真四角とは限らない
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ラバーはラケットの形に切ってしまえばみな同じですが、パッケージの中に入っている時点では、形が少し違うものがあります。
大多数のラバーは正方形に近い四角いシートになっています。
一部の中国製ラバーなどで、四隅のカドを斜めにカットした状態のラバーを見かけます。
もちろんぱっと見はおおむね正方形ですが、この加工状態を八角形と呼ぶ人もいます。
変わり種としては、エクシオン(XIOM)の一部のラバーはフジツボのように上のほうがすぼまった形になっています。
四隅を落とした八角形なら、製造や包装の過程で何らかの利点があるのかもという想像ができます。
ところがフジツボ型だと、どういったメリットがあるのか悩みます。
ラバーを上向き下向き交互に配した金型にして、ゴムとスポンジの量を少しでも節約しているのでしょうか。
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粒の向き、スポンジの色
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アンドロの一部の製品には形は四角形ですが、縦横どちら向きでも使えるユニークなラバーがあります。
製品名やITTFのロゴが縦横2つの辺についていて、縦目か横目好きな方を選んで貼ることができます。
縦目はスピード重視で横目は回転重視と説明してくれる方がいらっしゃいますが、本当に違いはあるのでしょうか。
少なくとも私のレベルでは違いがわからないと思います。
ただ粒に一番敏感になる粒高ラバーに関しては、上級者だと縦横の違いが分かるという意見もあるそうです。
スポンジの色は白やベージュの淡い色か、黄色やオレンジの柑橘系が多いと思います。
赤や灰色などがそれらに続き、青、黒、緑、紫なんかもあります。
黒いシートに青いスポンジのラバーだと中国選手が使っている粘着ラバーというイメージがあり、それだけで強そうな感じがしてしまいます。
あまり大きなこだわりではありませんが、私はシートとスポンジは別の色であったほう良いと思っています。
それぞれの厚みが視覚的に分かりやすいからです。
従って赤と黒のスポンジは、やや好ましくないかなと考えます。
そして淡い色のほうが汚れや裂け目に気づきやすいため、やはり多くのラバーで採用されているスポンジの色は、そういった判断があったのだろうと(勝手に)考えています。
最後に1つクイズです。
ラバーを貼るときに水性の接着剤を塗ります。
多くの場合、ラケットとラバー両方に塗り、乾いてから貼り合わせます。
それでは、ラケットとラバー、どちらに塗った接着剤が早く乾燥するでしょうか。
まあそんなに違いはなくどうでもいい質問なのですが、先日小学生から教えてと言われました。
正解は、ラケットのほうが早く乾きます。
両方に塗る場合、どうしてもラケットのほうに先に塗ってしまう人が多いと思います。
従って次回からはラバーのほうに先に塗るようにすれば、若干ですが時間の節約になります。
もちろん時間を短くしたい方は、ドライヤーで熱風をかけることをおすすめします。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
似たようなラバーの中からどれにしようか悩んでいる人は、候補をずらっと並べ、何度も順番にムニュムニュつまんで納得してから買います。
こだわり度が高い人は、全く同じラバーをいくつか並べ同じことを行います。
ごくわずかにスポンジの厚さが違っていたり、柔らかさに微妙な差があったりするためです。
こういった確認作業を阻む残念な製品もあります。
ジュウイックは透明な袋の表面にザラザラになる加工を施し、半透明のようになっています。
袋同士がくっつくのを防止するためなのか、詳しい理由はわかりません。
この加工がラバーをじっくり目視確認する妨げになっているのです。
できることなら包装袋の仕様を見なおし、透明にしていただけたらうれしいですね。
でも、そもそもスリットがない製品もあります。
また、包装している袋が分厚く、指で感触が十分に確かめられない場合があります。
一度通販で中国の輸入ラバーを買ったことがあり、それは厚手のビニールに入り真空パック状になっていました。
触って確認できないというデメリットがある反面、ラバーの品質を保つという点では真空パックは良いですね。
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すべてが真四角とは限らない
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ラバーはラケットの形に切ってしまえばみな同じですが、パッケージの中に入っている時点では、形が少し違うものがあります。
大多数のラバーは正方形に近い四角いシートになっています。
一部の中国製ラバーなどで、四隅のカドを斜めにカットした状態のラバーを見かけます。
もちろんぱっと見はおおむね正方形ですが、この加工状態を八角形と呼ぶ人もいます。
変わり種としては、エクシオン(XIOM)の一部のラバーはフジツボのように上のほうがすぼまった形になっています。
四隅を落とした八角形なら、製造や包装の過程で何らかの利点があるのかもという想像ができます。
ところがフジツボ型だと、どういったメリットがあるのか悩みます。
ラバーを上向き下向き交互に配した金型にして、ゴムとスポンジの量を少しでも節約しているのでしょうか。
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粒の向き、スポンジの色
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アンドロの一部の製品には形は四角形ですが、縦横どちら向きでも使えるユニークなラバーがあります。
製品名やITTFのロゴが縦横2つの辺についていて、縦目か横目好きな方を選んで貼ることができます。
縦目はスピード重視で横目は回転重視と説明してくれる方がいらっしゃいますが、本当に違いはあるのでしょうか。
少なくとも私のレベルでは違いがわからないと思います。
ただ粒に一番敏感になる粒高ラバーに関しては、上級者だと縦横の違いが分かるという意見もあるそうです。
スポンジの色は白やベージュの淡い色か、黄色やオレンジの柑橘系が多いと思います。
赤や灰色などがそれらに続き、青、黒、緑、紫なんかもあります。
黒いシートに青いスポンジのラバーだと中国選手が使っている粘着ラバーというイメージがあり、それだけで強そうな感じがしてしまいます。
あまり大きなこだわりではありませんが、私はシートとスポンジは別の色であったほう良いと思っています。
それぞれの厚みが視覚的に分かりやすいからです。
従って赤と黒のスポンジは、やや好ましくないかなと考えます。
そして淡い色のほうが汚れや裂け目に気づきやすいため、やはり多くのラバーで採用されているスポンジの色は、そういった判断があったのだろうと(勝手に)考えています。
最後に1つクイズです。
ラバーを貼るときに水性の接着剤を塗ります。
多くの場合、ラケットとラバー両方に塗り、乾いてから貼り合わせます。
それでは、ラケットとラバー、どちらに塗った接着剤が早く乾燥するでしょうか。
まあそんなに違いはなくどうでもいい質問なのですが、先日小学生から教えてと言われました。
正解は、ラケットのほうが早く乾きます。
両方に塗る場合、どうしてもラケットのほうに先に塗ってしまう人が多いと思います。
従って次回からはラバーのほうに先に塗るようにすれば、若干ですが時間の節約になります。
もちろん時間を短くしたい方は、ドライヤーで熱風をかけることをおすすめします。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また次号をお楽しみに。
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