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みんなのあこがれの有名選手でも、イケメン・美女のプレーヤーでも、聖人君子であるはずはなく、所詮はただの人です。

たまには魔が差してしまったり、感情を爆発させてしまうことがあります。

今回はそういったイケナイ行為をご紹介します。


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 怒りのサイン
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ジャパンオープンなどトップ選手が出場する試合で、審判が試合終了後に選手にサインを求めている場面を見かけます。

サインといっても、これは別に審判がその選手のファンだからではありません。

サインをするのは色紙ではなく何かの定型フォーマットで、要は署名ですね。

詳しいことは分からないのですが、試合の公式記録用紙ではないでしょうか。

重要な試合はそういうこともするんだなと見ていると、ときおり審判を困らせる選手がいます。

惨敗を喫し、ただちに引き上げてしまう選手のあとを審判が追いかけています。

署名を要求され、ムスッとした表情で渋々応じています。

でもこういった選手はまだマシで、負けた直後で怒りまくっている選手に署名をもらうのはとても勇気が要ります。

ある選手はものすごい形相で審判をにらみつけ、点を1つグサッと突いただけで用紙を返しました。

そんなものは署名でもなんでもないのですが、審判はそれを受け取っていました。

私はあるお店で不愉快になったお客様が、カード払い時の署名を横一直線だけ引くというシーンを見たことがあります。

ずいぶんひどい人だと思っていましたが、まさか卓球選手にそれを上回る人がいたとは嘆かわしいことです。

私自身はどうかと振り返ってみると、原付でスピード違反をした時もちゃんと署名をしていましたので、感情のコントロールはできているほうだと思います。
(まさか白バイに追尾されていたとは、夢にも思いませんでした)


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 舐めたプレー
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市民大会のトーナメント戦で大学生と中学生が試合をしていた時のことです。

あと2ポイントで大学生がストレート勝ちする場面で、その大学生は足をくじいてしまいました。

満足に動くことができない状態なので、そこで棄権すると思っていました。

しかし魔球サーブを連発すれば得点できるため、試合を継続して勝ちました。

勝ち上がった次の試合をどうしたかといえば、動けないので棄権しました。

見ていてとても情けない出来事でした。

まともにプレーできないのなら、その時点で即刻棄権すべきです。

中学生に試合の場数を踏ませてあげようという、心の余裕を見せて欲しかったと思います。


他にも実力差がありすぎると、強いほうの選手が相手を舐めたプレーをすることがあります。

ドライブマンなのにカットをしたり、やたらとロビングを上げたりする行為です。

何かの親善試合やエキジビションゲームなら、それもありでしょう。

でも相手を馬鹿にする行為はいけません。

全力で打ち負かすのに気が引けるというのは分かりますので、せめて70%の力で競技するとか、ブロック中心のプレーに留めるべきだと考えます。


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 投げやり試合
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逆に点差が開きすぎたり、何をやっても勝つ見込みがない場合、負けている側がやけくそになってしまうことがあります。

昔は21点制だったため早い時点で点差が開いてしまうと、そのゲームを捨ててしまうことが今よりも多かったそうです。

11点制の今でもたまにあり、昨年の世界選手権だとシンガポールの某選手がそうでした。

フォアが表ソフトでバックが裏ソフトのこの選手は、ダブルスでフォアからサーブを出す時にラケットを反転させ裏ソフトを使っていました。

なげやりモードに突入すると、反転させず表ソフトでサーブを出していました。

ロンドンオリンピックのバドミントンで、無気力試合が大きな問題になりました。

あそこまで露骨ではなく、だらけた感じもなかったので、イエローカードは出ませんでした。

しかしその場に居合わせた人達はがっかりしたはずで、少なくとも監督はあとで厳重注意を与えていたはずだと思いたい試合でした。


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 あなたは誰?
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国際大会などではあり得ないと思いますが、もう少し規模が小さめの大会で稀に発覚する不正が、替え玉選手です。

市民大会レベルなら、ひょっとすると失格だけで済むかもしれません。

まあ厳しい場合だと、出入り禁止になる可能性はあるでしょう。

洒落にならないこの不正、学生リーグで発覚すると試合への出場が制限され、降格は必至です。

くれぐれも替え玉はラーメン屋さんだけにとどめておきたいものです。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは、また次号をお楽しみに。

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