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有名選手が使っているのと同じラケットを指名買いする人がいます。

購入する人の中には、有名選手と同じプレーをしたいとイメージしている人が多いはずで、そういう考えは一般によくあることです。

しかし思い込みが強すぎると「同じプレーができたらいいな」ではなく、このラケットを使うことで「同じプレーができる」と変な思考に陥って
しまう人もいます。

あたりまえのことですが、そんな魔法のようなラケットが売っていれば、みんなが買い求めます。

例えば、丹羽選手が華麗に台上バックハンドドライブを打てるのは、彼のセンスと厳しい練習の成果によるもので、まず用具ありきという訳ではありません。

彼ならカットマンラケットでも、ラバー貼りラケットでも台上バックハンドドライブをなんなく打つことができるはずです。

何が違うかといえば、彼の希望するフィーリングで打てない点、打ったボールの威力が不足する点、などになります。

大前提としてトップ選手にはずば抜けた実力があり、その上で選手が個人的に良いと思っているラケットを使っているに過ぎないのです。


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私はこれまでにたくさんの場所で練習をさせてもらいました。

どの場所でも初めておじゃました時は、練習方法やもろもろの決まり事に従い、その理解に努めました。

二度三度と通うにつれ、なるほどと納得がいくこと、反対に改善したほうが良いのではと思うことがだんだんと見えてきます。


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 いろんな人と打ちたい
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改善要望にはさまざまなものがあります。

一例を挙げると、20~30人が体育館で練習するある市民クラブがありました。

指導員の方が順番に台を回って指導を行うのですが、そこでは基本的に練習相手のローテーションは行ないませんでした。

従って、ほとんどの時間は特定の一人とだけ打つことになります。

ボーリング場にある卓球台でカップルが利用しているのなら分かります。

でもそこは、近所の老若男女が集まる地域のクラブです。

普通なら10分ぐらいで別の相手に変わったほうがいいですよね。

僭越ながら指導員の方にローテーションを提案しようかどうか、考えあぐねていました。

まあ次の回になれば別の相手と打つことができますし、私はそれほど長く通うことはなかったため、結局何も言うことはありませんでした。


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各種メディアで日々さまざまなニュースが報じられています。

それらの中には卓球にも影響を与えているものがあります。

先週のニュースから関係がありそうなものを拾ってみます。


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 消費増税の決定
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2014年4月1日から消費税が5%から8%に引き上げられることが最終決定されました。

政府はいろいろな方から意見を聞いたりしていましたが、すでに多くの国民は増税が取りやめになるなんてあり得ないと考えていたはずです。

ここ最近の景況感もまずまずで、政府の判断を後押ししました。

まさに「今でしょ」のタイミングで決定となりました。

さてそうなると当然のことながら、卓球用品もこれまでより増税分3%を余計に払わなければなりません。

従って多くの方は直前に商品を買い求め、駆け込み需要が発生します。

お目当ての商品は、個人の方でしたらラバーが多いでしょう。

裏ソフトの人なら数枚程度は購入するかもしれませんね。

学校などでは値の張る卓球台やロボットを考えている所がありそうです。

増税後との差額が大きいですし、年度末の予算消化という事情も影響します。

まさにウハウハ状態の年度末。

そこから新年度を迎えた2014年4月1日、一転してこの日から当面閑古鳥が鳴くことが予想されます。

これは仕方のないこと、そう諦めていたところ、バタフライが秘策を仕掛けているとの噂があります。

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2013 .10.05
子供向け番組の重要なキーワードの一つに「変身」があります。

テレビ番組の世界だけでなく、卓球でもあなたが望めばちょっとだけ変身することは可能です。


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 変身する理由とバリエーション
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みなさんの戦型はどのタイプでしょうか。

若い方なら大部分がシェークの裏裏で、中高年になるとペンホルダーの方も結構いらっしゃいます。

日々の練習や試合を通して、ふと別のスタイルを試してみようかと考えることがあるかもしれません。

理由は様々で、自分に今の戦型は合っていない、この戦型では勝てない、別のスタイルも面白そうだから試してみたい、などがあると思います。

ミスター・カットマンと呼ばれている高島さんも、最初はペンホルダーのドライブ型だったそうです。

別のスタイルとさらっと言ってしまいましたが、実際変更するのはリスクが伴います。

大きな試合の前だったり、チーム事情が許さないなど、誰もが踏み切れるものではありません。

しかしもろもろの問題が解消されていれば、試してみることで必ず何らかの収穫があります。

結局断念したとしても、そこに至った結論は重要な意味を持つはずです。

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初級者のご婦人でラケットの選定に迷っている人がいました。

カタログにはたくさんあるので迷うのだろうと思っていました。

しかし、それ以外の大きな理由もありそうだということが分かりました。


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 男の購買欲をそそる現行製品
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みなさんがラケットを選ぶ場合、どのような点を重視するでしょうか。

一般的には有名選手が使っていたり、最新の特殊素材を使っている製品などが人気が高いという傾向があります。

張継科(チャンジーカ)選手の最新モデルで、スーパーなんとかカーボンを使ったラケットは男子中高生の間なら話題になるでしょう。

ところがご婦人の方と話をすると、そういった点に関心がある人はまずいらっしゃいません。

新作のラケットはおろか、張継科という名前すら知らない方も多いのです。

これは別に情報に疎いなどと批判しているわけではありません。

人により程度の差はありますが、性別や年代によって関心のある分野に一定の特徴が見られます。

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今回は卓球に関する技術用語についてお話したいと思います。

既にご存知のものでも理解をより深めていただければ幸いです。


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 チキータ
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「あっチキータでしょ。それなら知ってるわよ」

「バックにきたツッツキを払って返す打法じゃない」

そう語られる人に何人かお会いしたことがあります。

厳密に言うとそれは不正確な理解です。

チキータはバナナのブランドで、横回転をかけてバナナのように曲がるボールからその名前が付けられました。

従って単にバックハンドで払う打法はチキータではありません。

それはフリック(ペシッと払い気味に打つ)か、台上バックハンドドライブ (ブン!と前進回転をかける)になります。

さて、なぜこういった誤用が広まっているのか、もう少し深く考えてみることにします。

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今回は卓球用具メーカのヤサカを紹介したいと思います。

ヤサカと聞いてみなさんはどのような製品を思い浮かべるでしょうか。


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 ラバー
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今、強くアピールしているのはラクザシリーズのラバーです。

メーカではこれをハイブリッドエナジー型裏ソフトという新ジャンルの製品ですと宣伝しています。

スポンジを引っ張った状態にした従来テンションラバーとの違いは、安定性重視で回転性能に優れているとのことです。

ヤサカ製品のラインアップを眺めてみると、ラバー、ラケットはもちろんのこと、ウェアやアクセサリ、そしてボールや卓球台と全ジャンルを扱っていて、卓球用品の総合メーカであることが分かります。

昔からのファンにおなじみなのは、マークVシリーズのラバーです。

ご存知じゃない方もいるかもしれませんので、念のため説明しますと「V」の部分は「ファイブ」と読みます。

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普段自分がお目にかかることのないスタイルや打法にめぐり会うと、どう対応すべきか面食らうことがあります。

今回はそのいくつかをご紹介します。


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 カーブドライブ
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ドライブはボールの後ろをこすり上げ、前進回転を与える打法です。

カーブドライブはボールを捉える位置を後ろではなく、内側に巻き込むよう横側をこすって打つ打法です。

カットマンが失速気味のボールを返す場面などで織り交ぜます。

ボールの勢いがなく十分なカットが出来ない場合、ダウンスイングではなくアッパースイングで返球することがあります。

そのまま素直に返すと相手の絶好球となるため、横回転を入れたカーブドライブで強打をさせにくくする狙いがあります。

映像ではたまに見ることがあるのですが、私は実際の練習や試合で使う方に出会ったことがありませんでした。

少し前にAさんと打った時、初めてカーブドライブを実体験しました。

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2013 .08.31
卓球に段位があるのをご存知でしょうか。

段位というのは柔道や将棋の世界ではよく耳にします。

それが卓球にもあるのです。

正式には段級位制と言いますが、今回はこれについてお話します。


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 気になるトップ選手の段位は?
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数多くのタイトルを獲得しているワルドナー選手や張継科選手なら、さぞかしものすごい段位を持ってそうと想像する方もいるでしょう。

ですがそのお二人は段位は持っていません。

卓球の段級位制は日本だけの制度です。

段級位制という名前の通り、「段」だけではなく「級」もあります。

一番下は5級で、そこから1つずつ上がっていくと1級です。

1級の上からは段になります。

段は級とは反対に数字が上がるにつれ上のランクになります。

1段(実際の呼称は初段)から始まり最高段位は10段です。

10段とは一体どんな腕前なのでしょうか。

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二者択一の質問で、目立ちたいか、地味でありたいか、一方を選択するとしたら、みなさんはどちらを選ぶでしょうか。


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 あこがれの?全日本代表ユニ
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某所で60代ぐらいの男性Sさんと練習をご一緒させていただきました。

Sさんはミズノの日本代表モデルのユニフォームを着ていました。

ミズノはずっと日本代表モデルを提供していますが、その中でも一番インパクトのあるタイプ、そうですロンドンオリンピックのユニフォームを着用されていました。

他の方から「あっ、それオリンピックのやつですね」と声をかけられ、Sさんはうれしそうに返事をしていました。

以前にも触れましたが、私は日本代表モデルのユニフォームを着たい気持ちにはなれません。

最大の理由は恥ずかしいからです。

これは部活で万年補欠だったことが大きく影響していると思います。

卑屈に思っているんですかと言われれば、そういう部分もあります。

卓球愛好家ではなく、かつて部活で取り組んでいた立場からすると、全日本の代表選手というのは雲の上の存在です。

そんな方達が勝負に挑むときのユニフォームを、私のようなへなちょこプレーヤーが着るなんて、おこがましいにも程があります。

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試合の解説を担当されている方は、かつて有名な選手であった人や、実績のある指導者であることがほとんどです。

今回は、そういった方たちの解説について考えたいと思います。


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 ワクワクする解説とは
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テレビで試合が放送されるときは、大抵実況アナウスと解説が入ります。

そして多くの場合、試合中の解説は直前のプレーに対してなされます。

これは解説者の最も基本的な役割で、分かりやすく的確に伝えていただける方なら安心して見ることができます。

そしてさらにもう一歩踏み込んだコメントもいただけると、番組に対する満足感が上がります。

具体的には予想を交えた解説であったり、選手の特徴や用具に関する情報などです。

予想を交えた解説とは、例えばフォア前・ミドル前へのサーブから攻撃を仕掛けていくパターンが相手に慣れられてきたとします。

そこでロングサーブをフォアミドルやバックサイドを切るコースに混ぜてみてはどうかという、その解説者の考えを紹介するのです。

その通りになれば流石と思いますし、変化なくそのまま続けていても解説者のコメントのほうが適切ではないかと、視聴者が思いを巡らせることができます。

解説者の中には、外れた時はカッコ悪いので予想はしたくない人もいるでしょう。

しかしそんなことにビクビクせず、ご自身が「コレだ」と思った予想は紹介してみたほうがインパクトがあっていいと思います。

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将来卓球界はどのような変化を遂げるのでしょうか。

今回は私の独断で勝手に予測してみました。


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 2025年日ペンの消滅
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日本メーカでかろうじて日ペンを生産していた2社。

その2社も2025年版のカタログから遂に日ペンが消えました。

団塊世代の競技者も少なくなり、標準のラインアップで応えるのは難しいとの経営判断です。

特注では対応可能ですが、お値段は2万円からと高額です。

特に10mmの国産ヒノキ単板は、入手難に拍車がかかり天井知らずの価格高騰に陥ります。

新品は7万円、そして消費税が20%になっているので8万4千円も払うことになります。

そこで日ペン使いの方々は、中古のラケットを求めてオークションサイトを日々検索しています。

中ペンもあと3年と噂されていて、その通りなら2028年にカタログから消える運命です。

思い起こせば2013年にペンの選手がトップ10に3名(許シン、王皓、馬琳)も入っていたのが最後のペン黄金時代でした。

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