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連日熱い熱戦が続く中、、あぁっ、また重複表現を使ってしまいました。

仕事でもよく注意されてしまうんですよね。

もうここは開き直って、連日ホットで熱い熱戦が続く中、皆様方におかれましては、リオ五輪の番組を存分に堪能されていらっしゃるでしょうか。

幸か不幸か私の格安スマホは、例のゲームが制限付きでしかプレーできないので利用は諦め、録画した番組を見ることに時間を割くことができています。

ただ、通常の番組も普段通りいろいろと録画しているため、ハードディスクの空き容量が気になりつつあります。


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 各局の取り上げ方
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さて各局の映像をざざっと眺めたところ、やはりNHKは本数が多く、その内容も当然のことながらNHK的で好感が持てました。

テレビ東京は世界卓球と同じ感じの取り上げ方で、選手のドキュメンタリー風のアレンジになっていました。

日本テレビはバラエティとの融合でした。

お約束のようにもう何度見たか分からない、幼少時代の福原選手や伊藤選手の映像が紹介されました。

その手のスパルタ練習シーンはお腹いっぱいです。

もっと別の切り口で取り上げようとする考えはなかったのでしょうか。

愛くるしい少女がこんなに成長した、という流れは分からないでもありません。

しかし数字狙いが見え見えの感じは否めません。

スタジオには技術解説をするために松平健太選手が登場しました。

お兄さんの賢二さんは、代表選手の練習相手としてブラジルに同行していますが、弟さんは東京にとどまり別の方向から卓球競技を支えていました。

著名な芸能界の方々の前で、松平選手はサーブの解説をしました。

一つ気になったのは、同時に登場したアシスタント役の男性はユニフォーム姿でしたが、なぜか松平選手はファッション雑誌に載っているような洒落た服装をしていました。

後で櫻井翔さんと一緒に番組を進めるためということが分かり、ジャニーズのトップスターと並ぶのなら、なるほど納得の装いです。

流石に上着だけは脱ぎサーブを披露しましたが、緊張しすぎたため2度ミスをしてしまいました。

明石家さんまさんにサーブを3本放ち、「すごいですね」でそのコーナーは終了しました。


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今回はラバーの貼り替えや、ラケットの保護に関してお話したいと思います。


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 長期テストが欠けていた製品
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ラバーを貼る接着剤が、卓球用具メーカ各社から販売されています。

主流は、容器の腹の部分を押して細くなった先から接着剤を出すタイプか、練り歯磨きのようなチューブ型のどちらかだと思います。

他には円筒形の容器で蓋の裏側にハケがついていて、ハケと一体になった蓋をつまんで接着剤を塗るものもありました。

そのタイプはTSPが、ウォーターグルーやウォーターボンドという製品名で過去に販売していました。

私の家にもウォーターグルーが一つあり、ようやくあと少しで使い切る予定です。

TSPはなぜこの方式の製品をやめてしまったのでしょうか。

私の推測ですが、円筒形の容器の蓋はネジ式になっていて、つまんで回すことで蓋の開閉を行います。

その部分にどうしても接着剤が垂れてしまいます。

接着剤の粘り気は強いため、徐々に蓋の開閉がわずらわしくなるという欠点を嫌ったのだと思います。

同じ形態で、ラケットコートという製品をTSPは継続販売しています。

容器の形状からハケの部分までウォーターグルーと全く同じで、つまり共通化による原価低減を図っています。

ラケットコートはラケットの表面を保護するために塗るもので、ラバーを貼る接着剤ほど粘り気は強くありません。

そのため蓋の開閉にそれほど大きな問題は生じていないようです。

ウォーターグルーやウォーターボンドは、しばらく使い続けてどうなるかという評価が不足していたのでしょう。


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2016 .07.30
世間ではなにやらスマホを片手に、街中をウロウロしている人が多いそうです。

この社会現象の影響でガラケーを使い続けるつもりでいた人が、スマホに変えてしまい、ちょっとした驚きがありました。

卓球場ではそんなことは関係ないと思っていると、ピン球を例の紅白のボールに着色して遊んでいる人がいました。


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 すべての競技者の悩み
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さてそのピン球ですが、練習場所でみなさんが来る日も来る日も拾い続けています。

この動作のために、世界中の人が一体どれだけのエネルギーを消費しているのか考えると、空恐ろしくなります。

どこかのリサーチ会社に頼めば、年間でビッグマック百億個分のカロリーに相当するというような、莫大な運動量がはじき出されるはずです。


場所によっては、まるで試合のようにボール1個で練習する場合があります。

そうなると自分のオーバーミスで、10m先へボールを転がしてしまったときは罪悪感を感じます。

練習相手には、ご年配の方、質量の大きい方、腰にコルセットを巻いている方もいらっしゃいます。

そういう方が四つん這いになって、卓球台の真下に転がったボールを拾っていると、「無理はしないように」と思わず声を掛けたくなります。


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巷で販売されている商品は、お客様に有用な活用方法をアピールしています。

また人間の行動の多くは、本人が何らかの意図を持って起こしています。

卓球をしていて、そういった想定から外れた事例を目にすることがあり、いくつかをご紹介したいと思います。


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 お客様の要望は多様である
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少し前にミズノの卓球シューズについて触れました。

ウェーブメダルSP3という製品です。

最大の特徴は、通常のシューズのように靴紐を結ぶのではなく、ダイヤルを回すことでワイヤーが巻き取られ、締め付けができる仕組みです。

私も結構ときめいている製品です。

某ショップの店員さんと話していると、このシューズを購入したお客様で、締め付けるシステムには全く関心がなかった人がいたそうです。

凝った作りのソールと、ちょっぴり保守的なデザインが気に入ったらしいのです。

せっかくこの靴を買ったのに、一番の売りの機能はどうでもいい、いやむしろ伝統的な靴ひもを使うシューズのほうが良かったそうです。

確かに厳密な締め付けの調整は、靴ひものほうが適していそうですね。


類似の事例と言うには難しいかもしれませんが、私の知り合いが昔買った車は、ただ一つの目的のために寒冷地仕様のオプションをつけていました。

その知人は後ろの視界をとても気にする人でした。

後部ガラスにステッカーを貼ったり、カーテンを取り付けたりするのはもってのほか、後部座席に人を乗せるのも、視界が悪くなるので嫌がっていました。

従って車体後方のガラスにワイパーがついていないと、雨の日はとても不安になるのだそうです。

目的の車種は、単独のオプションとしてリヤワイパーは設定されていませんでした。

仕方なく寒冷地仕様というセットオプションを申し込み、お目当てのリアワイパーと、知人にとってはどうでもいいその他装備がついた車が納車されました。


シューズの話に戻りますが、ダイヤルをカチカチ回して締め付ける機構はカッコ良く、意識的に人に見せたくなるかもしれません。

それに対し辛口のコメントをする方がいらっしゃいました。

このシューズはかなりいいお値段ですが、マジックテープを使えば調整しやすく安価で実現できるのでは、というご意見です。

全く同等の履き心地が得られるわけではないでしょうが、靴ひもを扱う煩わしさの解消という観点では、大変まっとうな指摘です。

ではなぜマジックテープを使わないかといえば、答えは簡単です。

子供用の靴という負のイメージがあり、それが世間に浸透してしまっているからです。

もしこのシューズがマジックテープなら、私はときめくかといえば、、、恥ずかしいのでちょっと無理かもしれません。


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少し前に練習場所で卓球関係の雑談をしていました。

居合わせた面子は様々ですが、その中に現役大学生がいて、話題の半分は学生さんに関する内容でした。

今回はそこで出た話について書いてみたいと思います。


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 公欠届
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学業と部活の両立は時として難しくなる場合があります。

教育実習などは優先度が高く、大切な試合でも出場は見送らざるを得ません。

通常の授業と試合が重なったときは、公欠届を提出し試合に出るのが一般的です。

正式な部として認められていると、顧問の先生の承認をもらった所定の公欠届を出すことができます。

それにより、やむを得ず授業に出られないことに理解を示してもらうのです。

ところが実際は、その公欠届をあまり快く思っていない先生も一部にいらっしゃいます。

「試合に出るからという理由は理解したが、欠席は欠席だ」というお考えのようです。

授業が終わり先生が教室を出る前に、おずおずと公欠届を出し前回の欠席に配慮をお願いします。

ある先生はとても短気で、その日もだらしない生徒に激怒して、興奮状態のまま教室をあとにしようとしていたそうです。

運悪くそこに公欠届を差し出したそうですが、ひったくるように掴んで無言で立ち去ったとのことでした。

研究室に戻ってから、丸めてゴミ箱に捨てられていたかもしれません。


話に参加していたある社会人の方は、現役時代に使っていた公欠届にワンポイントのイラストが描かれていたそうです。

かわいいラケットとボールの絵で、卓球部専用の様式だったとのことです。

そういう遊びの要素が入っていると、公欠届が嫌いな先生には逆効果かもしれませんね。


そういえば私も公欠届を出していました。

万年補欠で体育館の二階席からひたすら声援を送るだけでした。

それでもレギュラー選手と何ら変わらない公欠届で、先生に渡す際は少しばかり後ろめたい気持ちがありました。


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私の嫌いな夏になり、もうすぐ梅雨が明けて本格的な暑さが到来します。

たった週一回の練習ですが、それをどのように有意義に過ごすかで、あれこれ考えていることがあります。


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 足の動きと集中力の低下
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十分に水分を取り準備運動もやって、体調不良や怪我のないように努めてます。

この季節は体力消耗が激しく、毎回2リットルのスポーツドリンクを飲み干してしまいます。

シニアの女性などで、500mlのペットボトル1本だけという方を見かけます。

私より少なめということは理解できますが、それでもあれだけの量で足りているというのは驚きです。

私は別にマッチョな体格ではなく、運動オンチあるいは、スポーツをやっていてもどうせ卓球だろうという、悪い先入観が当てはまりそうなタイプだと思います。

まあ過度の汗っかきで、無駄な動きも多いから給水量が多いのでしょう。

練習で疲れてくると、真っ先に足の動きに影響が出てきます。

飛びつきの距離が足りなかったり、逆にバック側への回りこみが不十分で、ミドルに来たボールに差し込まれミスというのが増えてきます。

連打はきつくなり、早く決めてしまおうと無茶打ちの強打になってしまうことがあります。

さらに疲労が増してくれば、棒立ち状態が増え当てて返すだけという場合があります。

ご年配の方が中腰状態を保てず、回り込んで打つのが難しいとおっしゃる気持ちが理解できます。

集中力も低下し、ボールの見極めが甘くなります。

趣味の卓球ですが、貴重な週一回のこの時間は少々きつくても充実させたいという気持ちがあり、心の中で葛藤が起きます。


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今年はオリンピックイヤーで、8/5(金)から8/21(日)までブラジルのリオデジャネイロで開催されます。

卓球競技は8/6(土)から前半のシングルスが始まり、それに続いて後半の団体戦が8/17(水)まで行われます。


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 地理的な関係で生じること
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日本から見てブラジルは地球の裏側とよく言われます。

南半球にあるということは、季節が正反対になります。

8月の日本は真夏なので、リオデジャネイロは真冬、、、なんですが、緯度が低い(東京なんかよりもずっと赤道に近い)ので、平均気温22度というとても温かい真冬です。

卓球には影響しませんが、あちらの冬は雨が少なくなり、屋外競技には好条件とのことです。


競技の模様を視聴する私達にとって、何か不都合があるかといえば、昼夜逆転してしまう問題があります。

東京とリオデジャネイロの時差は、なんとぴったり12時間で正に正反対です。

例えば、現地で午後4時に行われる重要な試合を見たい場合があるかもしれません。

それは日本では朝の4時になり、かなりつらいですね。

主要な試合はテレビ放送があるはずで、録画しておけば問題ないという方がいらっしゃるでしょう。

でも卓球以外の種目も含め、いろいろな試合の結果が気になる人は、意識しなくてもネットやテレビをちらっと見た際、結果だけが先に分かってしまうことがあります。

これについてどうするかと言えば、出来る限り結果を見ないように努め、それでも知ってしまったらあっさり諦めるしかないと思います。

あらゆる場面で情報が飛び交っている現代社会では、オリンピックの試合結果を完全に遮断することは極めて困難です。


せめてもの救いと言えば良いのでしょうか、リオ五輪の開催期間はお盆と重なる部分があります。

そのため仕事のことを気にせず、眠さを我慢するだけで中継を見ることができるかもしれません。

あとはまだあまり気づいていない人がいるようですが、8/11(木)は今年から「山の日」という謎の祝日になっています。

少しだけ横道にそれ、ツッコミを入れさせてもらいますと、この「山の日」という祝日をどれだけの国民が祝えるんでしょうね。

そしてもう1つ疑問なのは、日本では休暇が取りにくいため、お盆休みとセットで取れるこの祝日を設けたのだそうですが、どう考えてもいびつな発想です。

まずは有給休暇の消化率を上げるなどの働きかけをすべきでしょう。


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今回は東京体育館で行われた、ジャパン・オープン2016についてお話しします。

試合が終わって数日経ってからこの話をするというのは、炭酸の抜けたコーラを飲むような気分かもしれませんが、ご容赦願います。


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 試合会場やチケット情報
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大会の正式名称はとっても長く「2016 ITTF ワールドツアー スーパーシリーズ ラオックス 卓球ジャパン・オープン荻村杯」なんだそうです。

東京体育館は、好意的に表現すれば灰色の落ち着いた建物で、コンピューターグラフィックスっぽいカクカクした形状をしています。

隣は現在更地になっている国立競技場で、これから隈研吾さん設計の新競技場が急ピッチで建設されます。

いろいろ混乱があり、まだ聖火台の設置場所はどうなるのかという懸念がありますが、ショベルカーに向かって「頑張ってください」と私の気持ちを送ってきました。


当初この大会を観戦する予定はありませんでした。

仕事で先方のドタキャンがあり、15日の昼過ぎから予定が空いてしまいました。

ジャパン・オープンのチケットには、アフター5ならぬアフター4という、午後4時以降入場可能な割引チケットが販売されていました。

もうこれは見に行きなさいという神のお告げだと思い、会場に向かいました。

アフター4のチケットは500円で、20分ぐらい前ならもう売っているかなと期待していましたが「時間まで待ってください」と事務的な言葉が返ってきました。

4時になり、行列ができているかもと、心配しながら早歩きでチケット売り場に向かいました。

私を含め5名ほどの人がいただけで、嬉しい誤算でした。

中に入ると久々の東京開催なのに、観客の入りはいまいち、いや、ガラガラでとても寂しく感じました。

出店しているお店の数も少なく、TSPやヤサカは見当たりませんでした。

出店スペースに限りがあり抽選で漏れたのか、あるいは出店料が高くて見送ったのでしょうか。

いずれにしてもこの状態なら売上は厳しく、結果オーライかもしれません。


通常の1日チケットで入場する方なら、400~600円安く販売されている前売り券を買っておくという方法があります。

ところが購入した人の話を聞いてみると、システム利用料216円+発券手数料108円が必要で、カードではなく現金払いなら、さらに決済手数料216円がかかるとのことでした。

つまり割引を期待するのではなく、前売り券を確保して安心感を得るのが主目的と考えたほうが良いというご意見でした。

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少し前まで私が理想とするラケットは、以下の条件を満たすものでした。

軽くて、よく弾み、少し小さめのサイズ

ところが最近では、軽さを求めるのは変わらないものの、弾みと大きさに関する気持ちが揺らぎつつあります。


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 安定志向のラケット
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ずっしり重いラケットは、振りきるのに相当の力が必要で、日頃から意識して筋トレをするようにならない限りこの点は変わりません。

弾みについてはどうかというと、良く弾めばそれだけ威力のあるボールを返すことができます。

しかしドライブをかけたいと思っても、弾みすぎる用具だと球離れが速すぎ、回転をかける前にボールが飛んでいってしまいます。

最近は試合をする機会が増え、自分の打ちミスでの失点が多いような気がしています。

これまでよりももう一本、ドライブでつなぐようにしたい思いがあり、弾み抑えめで安定性重視にしようか悩んでいます。

いろいろなラケットやラバーはちょくちょく試していて、極薄の表ソフトや1枚ラバーの場合はドライブを打ちません。

従ってそういうときなら、反発力が最高級に高めのカキンカキンラケットで、思いっきりボールを叩いてみたいです。

上級者で高反発ラケットに硬めのラバーを使っている人がいますが、スイングのスピードとパワーに自信があってこそ使いこなせているのであり、私が使うとミート打ちだけになりそうです。


ラケットの大きさについては、コンパクトなほうが軽くて振りきれるし、数ミリ程度大きくて端に当たったところで、そんなに変わるものではないと考えていました。

でもカットマン用ラケットは、その数ミリ程度大きいのが一般的で、多くの人が支持しているサイズだということです。

別のラケットに貼っていたラバーを試し貼りすると、サイズが合わずブレードが隠れない部分ができることがあります。

そういう状態のラケットで打つと、ラバーで覆われていない木の部分にたまに当たります。

そこにラバーがあったなら、取りあえずであっても返球できていた可能性があり、ラケットサイズについて考えさせられます。

過去にご紹介した方で、カットマン用ラケットを使っている異質攻撃型の人を思い出します。

弾み控えめだと球持ちが良く回転がかけやすくなります。

大きなラケットは、通常サイズよりもボールを当てることができる確率は当然上がります。

最初は変わった人だと思っていましたが、今は少し理解できるようになりました。


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前回に引き続き、ペンホルダー両面ドライブマンが最強だと信じて疑わないYさんとのお話についてお伝えします。


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 試行錯誤も楽しみの一つと考える
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私も一応ペンホルダーの裏ソフトで、片面だけと両面使いを行ったり来たりしています。

挫折したり再開したりする過程で、様々な試行錯誤がありました。

1)用具、2)握り方、3)表面と裏面の使い分けをどうするか、という選択肢があります。

両面ペンドラマンは、各自の思いと妥協点をすり合わせ、己のスタイルを決めていきます。

1)の用具については、前回Yさんの話をご紹介しました。

今回はその次の、2)握り方と、3)表面と裏面の使い分けについて、まとめてお話ししたいと思います。


グリップは深く握る・浅く握るという違いもありますが、その点に関してはさほど重要ではないと考えます。

単にあなたの好きな様にやってみては、という気持ちしかありません。

Yさんも私も悩んだのが、ラケットヘッドを下げる握りとするのかそうでないのかという部分です。

中国の王皓選手のように、ツッツキを除いてバック側は全部裏面打法にしている人がいます。

そういう人の中で親指の付け根をラケットの縁にぴったり密着させ、極端にラケットヘッドを下げたグリップの人を見かけることがあります。

そういう握りでは、もはやバック側を表面のショートで返すことは不可能です。

私は最初、王皓選手のようなフルタイム裏面打法を目指していました。

そこで最初はこのグリップにしていました。

理由は表面ショートも使えるグリップだと、ついついそちらに頼ってしまい、いつまで経っても裏面に移行できないという不安があったためです。

強制的に退路を断ってしまえば、嫌でも身につくはずという強い決意の現れでした。

またフルタイム裏面打法でなければ中途半端で、両面裏ソフトを貼っている意味が薄れる、、、いや正確にはもう少し変な気持ちがあり、表面ショートをするのは情けない妥協と考えていたのです。

それは妥協ではなく、単なる私の歪んだ考えでした。

逆にそれを目指してしまったので、初回の挫折があったということでした。

このヘッドを下げたグリップでは、フォアの打ち方も修正が必要になり、ツッツキも最初のうちはミスが多くなります。

反対に片面日本式ペンの標準的なグリップである、曲げた人差し指をグリップに巻きつける状態でも、裏面を自在に振る人がいます。

Yさんは一般的な日本式ペンの握りにしていて、裏面打法も使うが表面のショートも併用するタイプでした。

親指も人差し指も深めに握り、指を引っ掛けて安定させるというよりは、ブレード本体をつかむ感じでした。

馬琳選手のような表面ショートが基本ではなく、韓陽選手ぐらいのもう少し裏面を多用するスタイルでした。


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ずっと前に、私が考える最強の戦型についてお話ししたことがあります。

ペンで両面に裏ソフトを貼ったドライブマンです。

先月練習場で初めてYさんとお会いしました。

Yさんもおおよそ同じ考えで、そのことについて熱心に語ってくれました。


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 身の丈に合った用具選択
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Yさんは、TSPのスピンエースカーボンという反転式のペンホルダーラケットを使っています。

反転式のため、本来は両面に人差し指を引っ掛けるコルクグリップがついています。

しかし両面裏ソフトで反転させることはないので、裏面のコルクの出っ張り部分は全て切り落としています。

それなら反転式ではない普通の日本式ペンホルダーでも良いのでは、という疑問を持つ人もいるでしょう。

Yさんは、軽さ、反発力、ブレード形状という、3つの観点から熟考に熟考を重ね、このラケットにたどり着いたのだそうです。

特に軽さの優先度は高く、私もそれには深く同意します。


バックに来たボールを「ブン」と裏面ドライブで返球できなければなりません。

社会人は平日に筋トレをする機会はなく、週末だけの卓球です。

そういう日常であることを認識し、現実的な選択をしていくと自然とラケットを軽くするという手段になったのだそうです。

そして理想としては両面に分厚い裏ソフトを貼ることになります。

かつてYさんもそうしていたのですが、やせ我慢といいますか成人男性としての変なプライドは捨てるべきという考えに至りました。

さらに真剣にベストな重量を考えた結果、今の両面ともに厚さ「中」の裏ソフトに落ち着きました。


ラケットを握らせてもらいましたが、予想以上に軽く感じました。

なるほどこれならバック側に来たブチ切れツッツキを、高速スイングで思いっきり擦り上げても肘や手首を痛めることはなさそうです。

ラバーの厚さを中に抑えているので、それならテンションラバーを選択して威力を出しているのかと思いました。

ところがラバーの銘柄は意外な組み合わせでした。

フォアがバタフライのフレクストラで、バックがニッタクのアルフィールです。

どちらもコントロール系と言われている、性能控えめお値段控えめの入門者向けに位置づけられた製品です。

Yさん曰く、安くて使いやすいからちょっぴり悔しさが残るものの、これで納得しているんだそうです。

テンションラバーは重くなるので、軽量化を図るという方針にも沿っていて、なるほどと理解しました。

ただ私としては、両面どちらももう少しだけ硬めのラバーでも良いようにも思えました。

Yさんはあのグニャグニャ感が好きなのでしょうか。

ここまで軽くして思いっきりスイングできれば、ストレスを解消になってスッキリできそうですね。


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私が試合をする頻度は長らく月に1回程度だったのですが、最近は練習場で「試合をしよう」という機運が高く、先日も多くの方に打ちのめされてきました。


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 苦しい場面は本職の粒高で耐える
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参加者の戦型には若干の偏りがありました。

ペンの人が多めで、私が存在自体をあまり肯定的に感じていない粒高主戦の人が2名いました。

その2人にもきっちり勝ち星をプレゼントしてきました。

右利きと左利きという違いはありましたが、お2人とも粒高ラバーでの打球が7割、裏ソフトが3割というスタイルでした。

ただしそれは対戦相手がさほど強くない私であったことと、ペンの裏ソフトという戦型だったことの2点が関係しています。

お2人にとって、粒高7裏ソフト3というのは標準的・理想的なパターンなのでしょう。

粒高で相手のミスを誘い、慣れさせないように時折裏ソフトでの攻撃も仕掛けるという戦法です。

状況が変わればどうなるかといえば、その粒高同士2人の対戦を見ることで考えていることが分かってきます。

実力が均衡していて、プレースタイルがほぼ同じです。

粒高の相手が返してきたボールを粒高の自分が返すという状況では、私のときに通用した攪乱戦法はあまり効きません。

かといって自分が裏ソフトで打っていくと、相手が有利・自分が不利のケースになりがちです。

わざわざ自滅する手段は取りたくなく、従って我慢比べのようなツッツキ+時々プッシュのラリーになっていました。

粒高の試合でよくあるネットインがさらに高確率で発生し「すみません」の声が行き交います。


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