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ゴールデンウィークの真っただ中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

世界選手権が終わり令和に突入しました。

なんでもニッタクは「令和」の文字が入ったピン球を作り配布していたそうです。


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 購入は2段階で行われる
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さていよいよ来年は東京オリンピックです。

オリンピックは4年に一度開催されるイベントですが、自国開催となると先進国でも一生に一度くらいのチャンスと言う人がいます。

それはあながち誇張ではなく、次に日本でオリンピックが開催される時には私はまだ生きているのか何とも言えません。

卓球が開催競技から外されるかもしれませんし、オリンピックそのものが存続し続けるのかという不安もあります。

従って来年は卓球競技のどこかの日程で観戦ができないか検討中です。

まだ1年以上ありますが、チケットの申し込みはもうすぐ始まります。

まず抽選申し込みがあり、その後2020年に入ってから早いもの順での販売が行われます。

絶対に行くと決めている人は、迷わず抽選申し込みを行いましょう。

5月9日から公式販売サイトで受付が始まります。

卓球会場の東京体育館は座席数10000席で、その何割かはわかりませんが抽選申し込みで決まることになります。

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練習後に数人で入った喫茶店での話について書いてみます。

卓球の試合に関するご意見が多かったため、それに関するものに絞りました。

個性的なメンツなので一味違った内容となっています。


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 ミスを防ぐ仕組み
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Tリーグで規定違反となった試合が少しありました。

それぞれの選手にはランクがついています。

試合の質の維持のためでしょうか、高いランクの選手を多く出場させるような規定が設けられています。

女子の試合であったのは、日本ペイントマレッツでAランクの選手2名が出場し、それが規定に反していることが後で問題となりました。

対戦相手のメンバー表をにらみつつ、どのオーダーでいくかを試合ごとに悩みながら考えます。

当然諸々の規定は理解していたものの、思考をあれこれと巡らせる過程で満たしているかどうかの確認が漏れてしまったのだと思います。

それについては同情する意見が聞かれました。

でもそれと同時に再発を防ぐことも大切です。

両チームがオーダーを出すと、それがシステムに登録され会場のモニターに表示されます。

そのシステムに、選手のデータベースと照合して規定を満たしているかのチェック機能をつけるべきだという意見が出ました。

せっかくコンピューターを使っているのですから、ただ表示するだけでなく人間のミスも検出させればよいというのは至極当然なことですね。


これで思い出したのがマクドナルドのレジです。

ある日セットメニューを頼んだところ、各商品が単品として計算され、割高な料金が請求されました。

レジで応対していたスタッフは、どことなくお仕事を始めてからまだ日が浅いようでした。

間違いは良くないことですが、疑問に感じたのはレジのプログラムです。

この手のミスは全世界のどこかの店舗で必ず起きているはずです。

ヒューマンエラーを見つけ、セットメニューの料金に自動補正する仕組みがなぜ導入されていないのか不思議でなりません。


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今回は一度だけお会いしたことのある方について書いてみたいと思います。

お名前は分からないのでAさんということにしておきます。

練習をご一緒させていただき、そのあとベンチで20分程度お話をしました。


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 弾むラケットを求めて
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Aさんは推定30歳前後の男性です。

中学の3年間卓球部に所属し、半年ほど前から卓球を再開しました。

再開した当初はルールや用具の変化に戸惑いました。

中でも一番気になったのはボールがあまり飛ばなくなった点でした。

中学の時に使っていたのは特殊素材は入っていない、木材のみを使った7枚合板のラケットでした。

Aさんはこのラケットではダメだと感じ、高反発のものを調べました。

最初に目に留まったのは、最大手バタフライのガレイディアT5000でした。

特殊素材は純粋なカーボンだけで、アリレートカーボンやZLファイバーのラケットよりも反発性能は高い製品です。

そのラケットにTSPのスピード重視の裏ソフト、ヴェンタススピードを貼りました。

結構なかっ飛び用具です。

期待に胸を膨らませボールを打ってみました。

中学時代の用具よりは確実に弾みは向上したものの、イメージしたほどの効果は得られませんでした。

しばらくそのラケットで打ち続けましたがモヤモヤは解消しません。

ある日、練習場でおじさんが使っていた単板ペンホルダーで何気なく玉突きをしてみました。

その独特の打球感と分厚いラケットの感触に「これだ!」とひらめきました。


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以前、小学生との試合についてお話したことがありました。

今回はそれとはまた違う内容で、彼ら・彼女らとのやり取りを通して感じたことを思いつくままに書いてみます。


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 子供に対しムキになってはいけない
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低学年だと体格の関係でフォア前にサーブを出すのははばかられます。

冗談のつもりなのでしょうけど、強い逆回転をかけてフォア前に山なりのボールを出し、自コートに戻ってくるサーブを放つ意地悪な大人もたまにいます。

当然のことながらノータッチで得点できてしまいます。

私はその時審判をしていましたが、マイルールを強制発動しレットの判定をしました。

どこかのクラブに所属するなど毎日練習している小学生なら、結構ラリーが続き大人といい勝負になることがあります。

私と同等の週1回2時間程度しか卓球をしない者は、打球精度に難点があり先にミスをしてしまうのでしょう。

ラリーになると五分五分か、あるいはそれ以下の大人が考える卑怯な秘策はやはりサーブです。

初級者の鬼門である横回転系や、ナックルと下回転を混ぜて出す人など、姑息な工夫でラリーでの失点を補っている場面を目にします。

そういう私もワンパターンではいけないと思い、少しうまい小学生にはまやかしモーションを入れたナックルサーブを出すことがあります。

見事に引っかかってくれる場合もありますし、2度目はばれてノータッチで抜かれてしまったこともありました。

対処法が分からず、何度も同じサーブを出されて失点を続けている小学生を見たことがあります。

それについては相手の大人の方がもう少し考えてくれたらいいのにと、残念な気持ちになります。


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春の新製品として、バタフライからいくつかのラバーやラケットなどが発表されました。

これから上級選手での爆発的使用が広がること間違いなしのラバー「ディグニクス」は一番の目玉です。

それとは別の意味で注目される製品があります。

復刻版ラケットのビスカリアです。

今回はこのラケットについてお話ししたいと思います。


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 どんなラケットかおさらい
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ビスカリアは花にちなんでつけられた名前です。

画像検索すると可憐な花の画像がいくつか表示されます。

ただしラケットの画像のほうが圧倒的で、このラケット人気の高さがうかがえます。

他にもバタフライには、宝石のアイオライトという名前のラケットなどが過去にありました。

手元にある2005年のカタログでは、ビスカリアは税別10000円で販売されていました。

特殊素材のアリレートカーボンを使ったラケットで、セールスポイントは「しなりと弾性のベストバランス」となっていました。

その後販売終了となりましたが、海外では販売戦略か何かの事情があり継続して売られていました。

このビスカリア人気が再燃したのは、中国の張継科選手の活躍でした。

上級選手から一般選手までビスカリアを使う人が増えたそうです。

バタフライにはグリップが違うだけでビスカリアと全く同じ板を使っているラケットが他にもあるのですが、やはりチャンピオンが使うラケットは購買意欲がそそられるのかもしれません。


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今回は飛び入り参加自由の練習場でお会いした方についてお話しします。

恐らく一期一会になると思われる出会いで、お名前もわかりません。

少しだけ小島よしおさんに似てたかなと思うので、小島さんということにしておきます。


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 何が何でもバウンド直後
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小島さんはあまり見かけることとのない、ペンホルダー表ソフトというスタイルです。

スティガ社のカーボ7.6という中ペン(中国式ペンホルダー)の片面だけに、ミズノの表ソフトラバーを貼っています。

理想としている選手はオールドファンには懐かしい、中国の江加良選手なんだそうです。

パチパチ打法と形容すればいいのでしょうか、ピッチの速い卓球を信条としています。

常にバウンド直後をとらえ振り回してきます。

大学生と打っている姿も見ましたが、相手のブンブンドライブをカウンターで何度か打ち負かしていました。

ただしミスも多く、ツボにはまればたまに大物食いもできる一方、めちゃ打ちで格下に対し自滅することもあると話していました。

なるほどこのタイプにはありがちなことですが、小島さんの場合はそれが激しそうです。

打ち急ぎすぎると思うことはままあり、もうワンテンポ待てばいいのに中途半端な体制のまま早いリターンを優先するケースが目立ちます。

私は手打ちにならざるを得ない場面はそれなりに存在するので、ある程度は許容すべきという考えを持っています。

どんなときにも理想的なフォームだけを主張する人には同意できません。

でもそんな私でも、小島さんのクイック返球を最優先する卓球は度が過ぎていると感じました。

体がほとんど正面を向いていて、表ソフトであるため振りはコンパクトですが、それを考慮してもバックスイングは少なめです。

恐らく球質を見極める選球眼が優れており、そこから判断する最適な打球ポイントと鋭い腕の振りが合わさった結果、いびつながらもそこそこ通用するようになっているようです。


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2019 .02.09
卓球で攻撃型の選手の大部分は分厚いラバーを使っています。

スポンジが厚いと弾みが増し、威力のあるボールを放つことができます。

今回はそれと逆行するする選択を試したことについて書いてみたいと思います。


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 ニッチな存在
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少数派ですが、スポンジが薄いラバーを使っている人もそれなりにいます。

その多くは守備的な使われ方がされています。

製品によってはスポンジに薄いバリエーションが設定されていないものもありますが、弾みを抑えたいカットマンには需要があります。

それが如実に反映されている代表格が粒高ラバーです。

中、薄、極薄があるのは一般的で、さらにペラペラのスポンジを貼り合わせた、特薄や超極薄と定義したバリエーションが一部にあります。

粒高特有の繊細なボールタッチを実現する多彩な品ぞろえです。

裏ソフトにも「薄」までならラインナップされているラバーは割とあります。

それが「極薄」となってくるとかなり絞られてきます。

ヤサカのマークV、バタフライのタキネスチョップ、アームストロングの光、ニッタクのマジックカーボンあたりがそうです。

表ソフトではさらに少なくなり、ヤサカのオリジナルなどになってきます。

以前にもご紹介しましたが、例外としてアームストロングは「極薄」にとどまらず、より薄い「超極」という分類名のうすうすスポンジを表ソフトラバー赤マークMAX等に採用しています。

さらにさらに、ロジンという同じくアームストロングの表ソフトには「超極」を上回る「超軽極」という紙のようなスポンジが定義されています。

改めてこの会社の一点集中度合いに驚かされれます。


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先週大阪で開催された、全日本選手権に関するお話をお届けしたいと思います。

大阪まで出向き観戦をしてきたレポーターD氏から伺ったもので、氏の独断と偏見で収集してきた情報をお伝えいたします。


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 チケット購入から会場入りまで
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D氏が見てきたのは1月16日、大会の3日めでした。

ジュニアの試合は中盤、一般の試合はシングルスが序盤、ダブルスは中盤あたりという段階で、体育館の中には22台もの卓球台が置かれていました。

観客席は全てA席で、大人ならどこに座っても1600円でした(発券など諸々の手数料が別途必要です)。

D氏は事前にWeb上で購入手続きを行い、ローソンでチケットを受け取りました。

チケットの裏面には、必ず読んで欲しい主催者からのお願いが印刷されていました。

D氏は推定50歳の男性でそれなりに老眼が進んでいます。

裏面の文字はとても小さく、加えて黒ではなくグレーで印刷されているので読む気が失せたそうです。

必ず読んで欲しい文面なのに、読みづらいというのは何とも皮肉なことです。


会場は大阪市中央体育館で、以前にも触れたとおり半分地下に埋もれたユニークな外観の体育館です。

注目の有力選手でも初戦はミスが多く最初のゲームを失うことがあります。

木原選手や長崎選手は1ゲーム目を落としていました。

ただその過程で相手の分析も当然行っているわけで、挽回して次の試合へと駒を進めていました。


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前回、前々回に引き続き、日本ペイントマレッツ対日本生命レッドエルフの試合を見てきたUさんのお話をご紹介いたします。


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 第1、第2試合
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第1試合はダブルスでした。

田代選手が果敢にレシーブからバックハンドで仕掛けていくのが印象に残りました。

少し前まで田代選手が所属していたチームが対戦相手なので、見ていて若干変な感じがしました。


第2試合のシングルスは加藤美優選手と森さくら選手の対戦でした。

加藤美優選手はチキータの逆回転バージョン「ミユータ」を世に広めた人です。

「ミユータ」の名称は一定の流行がありましたが、現在は「逆チキータ」で定着しつつあります。

技そのものは他の選手にも採用され、伊藤美誠選手や早田ひな選手なども使っているのを見かけます。

ただし元祖ミユータを何本も生で見れたことは感激で、見事に勝利を収めました。

対する森選手はひと頃話題になっていた特徴的な声出しは改め、要所で低いうなり方に変わっていました。

レシーブは上体を静止させ、下半身は左右に動かし続ける変わった構えでした。


Tリーグにはいろいろなスポンサーが出資していて、自社の製品・サービスをアピールする機会として活用しています。

その一つとして「東京ばな奈」があります。

バナナカスタードクリームをスポンジケーキで包んだお菓子です。

会場には選手が座る席があります。

一列に並ぶ席の中央に黄色い東京ばな奈の専用台が置いてあり、選手は自由に手に取って食べることができます。

そうはなっていますが、あくまでもディスプレーであり選手がそこでお菓子をむしゃむしゃ食べる場面は想像できません。

ところがふとマレッツのベンチに目をやると、加藤選手が召し上がっている最中でした。

試合には勝ったがお菓子の誘惑には負けたのか、あるいは試合に勝ったら食べると決めていたのか、真相はわかりません。


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前回に引き続き、Tリーグの試合を見てきたUさんのお話をご紹介いたします。


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 開催場所までの道のり
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会場は高砂市にあります。

と言われても江戸っ子のUさんにとって高砂でイメージできるのは、京成電鉄の要の駅「京成高砂」になってしまいピンときません。

時間に余裕はありますが出張のついでに訪れる未知の場所です。

事前に会場周辺の地図を見て頭に入れました。

少し離れたところにショッピングセンターがあり、そこの王将で夕食を取りました。

王将は東日本と西日本で値段が異なり、いつもより44円安く中華飯が食べられたので小さくガッツポーズを決めました。

また東日本では販売終了した明治カールを見つけお土産に購入しました。

人口が9万人強の地方都市での開催なので集客の行方が気になります。

県庁所在地の神戸市からも結構離れています。

10月に名古屋で行われた試合で観客数601人というのがあり、名古屋でその数なら今回はもっと少ないかもという思いがありました。

会場周辺は普通の住宅地で、さすがに田んぼや畑は見当たりませんでした。

駐車場の誘導係の人が何人もいて、ここは車での来場者の比率が多いようでした。


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 会場内部の様子
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会場に入るには入り口でスリッパに履き替える必要があります。

一歩足を踏み入れると正面に本日の対戦である、日本ペイントマレッツと日本生命レッドエルフのロゴマークなどが入った看板が目に飛び込んできました。

特に中央のTリーグのロゴはセンスがあっていいですね。

両脇にささやかなグッズ販売所があり、その横を通って2階に上がります。

通路にはTリーグや来月に行われる全日本のポスターが貼ってありました。

アリーナの一部は黒いフェンスで仕切られ、観客から見えない部分に練習台が置かれています。

フェンス前には大型モニターが設置されていて、プロ野球の試合などでも見かける3Dのロゴがぐりぐり回っていました。

この地域での開催ということを考えると、広さや客席の数は妥当ではないかと思いました。

Uさんはコートを縦方向から見たいため、会場奥のレッドエルフ側の席に座りました。

隣の席との間に一本のテープが渡されていて、テープの向こうはコートから真っすぐ後ろになって見やすいため1500円高い席でした。

しかしその一列だけ横の安い席に座ることができ、とてもラッキーに感じたそうです。


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これまでほとんど触れていませんでしたが、3回に分けてTリーグについて書いてみたいと思います。

Tリーグはいろんな方やいろんなメディアが既にお伝えしていますので、できるだけそれらとは異なる観点での内容をお届けいたします。

また、私個人での情報収集には限りがありますので、練習場で出会ったUさんから仕入れた伝聞100%のお話であることをあらかじめお断りしておきます。


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 観戦の決断から入会手続きまで
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Uさんは「愛ちゃんより少しだけ年上です」と自己紹介してくれた女性です。

訪れたのは12月3日の、日本ペイントマレッツ対日本生命レッドエルフの試合でした。

たまたま兵庫県某所に行く機会があり、そのあと試合会場にも十分立ち寄れる時間的余裕がありました。

話を聞いていた私にはずいぶん大袈裟に聞こえたのですが、Uさんは何か運命的なものを感じたそうです。

神様が呼んでいると確信したUさんは行くしかないと決心し、チケット購入の手続きを始めました。

TリーグのWebサイトからチケットが入手できるようで、まあ当然だよねと思いつつ便利なネット社会に少しだけ感謝をしました。

いきなりチケット購入の手続きに移れるものと思っていると、その前にTリーグの会員になる必要があることが分かりました。

ああそうなのと思いながら手続きを進めると、住所氏名生年月日という重要な個人情報の入力が求められます。

近年はハッキング被害であの会社、この自治体などから情報漏洩が起きるニュースを頻繁に耳にします。

Uさんは「Tリーグさん。セキュリティ対策しっかり頼みますよ」と祈りながら、偽りのない本人情報を打ち込み、続いてクレジットカード番号も入力しました。


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卓球用具には、昔なら考えられなかったような高い値付けがされているものがあります。

ラバーだと実売でも6000円を超えるようなものや、ラケットなら15000円クラスの製品あたりになるでしょうか。

ただ納得はできないものの、高価格として発売された新製品なら受け止め方も「仕方がないか」と思える部分はあります。

ところがずっと前から続いているロングセラーでありながら、価格が倍以上に上がってしまうと購入者の気持ちは穏やかではいられません。

それに該当するのが単板ラケットです。


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 高騰する理由
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ニッタクの単板ペンホルダーラケットに、AAというシンプルな名前の製品があります。

2004年のカタログを見ると5600円でした。(税別価格、以下同様)

2005年に一気に10000円に急上昇し、2015年は15000円、そして現在は18000円です。

2004年と現在を比べると、なななんと3.2倍に跳ね上がっています。

これはかなり極端な例ですが2倍になったラケットなら沢山ありますというか、それが当たり前という異常な状況です。

なぜこんなことになったか、その理由として次の2つが挙げられています。

1)購入者の激減、2)良質のヒノキが入手困難になった。

1)が影響していることはみなさん実感できるはずです。

若者で単板ラケットを振り回している人は、シーラカンスのような貴重な存在です。

市民クラブの中高年愛好家が主な購入層で、販売数が減っている&今後も減少の一途をたどることは確かです。

2)も耳にし、後述する私の1例はそれを裏付けます。

本当だと断定できるかと言えば何とも言えません。

伊勢神宮の建て替えの影響を受けたという噂?もあります。

まあ2)もそうなのだろうと一応信用した上で、とにかく単板ラケットユーザーにはとても厳しい時代に入ってしまいました。


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