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2014 .02.15
前回は試合の得点とは別に、見応えのある卓球のプレーとはどんなものかということでお話ししました。


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 これまでに試みられた卓球の演出
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私は卓球は見るスポーツよりも、自分でやるスポーツだと思っています。

ボールに多彩な変化がかけられることは、大変面白く、そして難しくもあります。

また、少人数かつ限られたスペースや予算でも手軽に始められるというアドバンテージがあり、幅広い層の人が楽しむができます。

こういった特徴があるため、是非どなたにも自らプレーしてもらいたいと考えています。

一方、見るスポーツとして考えた場合、競技スペースの小ささをマイナス要因に挙げる人がいます。

それは絶対的な長所短所と決めつけられるものではなく、条件によってどちらにもなり得るのだと思っています。


観客に楽しんでもらうためには、演出的な要素を取り入れてはという考えがあります。

卓球という競技に演出を加える取り組みは、これまでにもいろいろなされてきました。

以前ご紹介したスーパーサーキットという試合は、あくまでも公式戦のルールに則って行われる中に、興行的な要素を盛り込んだものでした。

2010年にドイツで行われたフォルクスワーゲンカップでは、有名選手によるパフォーマンスがあり、それを審査員が採点するという一コマがありました。

エキジビションゲームではなく、完全にショー的なものでした。

中国からは陳新華さんと郭躍華さんが出演していました。

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みなさんは当然のことながら、卓球がうまくなりたいと考えていることでしょう。

では、卓球の上級者というのはどういう人でしょうか。


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 勝つか負けるか、それが全て
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当たり前すぎる答ですが、試合でたくさん勝つのが強い人です。

そしてその強いということに関し極論すれば、ルール違反やマナー違反でなければ、どんな手段を使っても試合でとにかく勝てば良いのです。

例えば、あなたがトップ選手ですら回転がわからないボールを繰り出すことができれば、試合で勝ち進んでいけるようになれます。

実際、それにやや近いことが過去にいくつかありました。

サーブについてあまり制約がなかった時代は、インパクトの瞬間を体で隠したり、指で弾いたボールをラケットにぶつけて出すなど、驚愕する行為がまかり通っていました。

ラバーの色も両面同じ色で、さらにどちらのラバーで打つのか全く判別できないよう、サーブを出す前に台の下でラケットをクルクル回転させるという念の入れようでした。

サーブだけで決まってしまうことも多いと、毎日必死にフットワーク練習をするのが馬鹿らしくなりますね。

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卓球関連の用具の中には長期間使われるものがある一方、消耗品のように寿命の短いものがあります。

前者の代表例としては、ネットやフェンス等があり、後者には、ボール、ラバーなどがあります。

今年は4月に消費税が3%上がり、来年の10月にはさらに2%上がります。

頻繁に買い換えが必要な物は、以下の対策を取ることで出費を抑制することができます。

1.安い製品を選ぶ

2.長く使える製品を選ぶ

3.長く使えるよう工夫する


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 耐久力アップのボールはまだ先?
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ボールはできるだけ安価なトレ球(トレーニング球)を多用し、しかも安い銘柄をまとめ買いすれば効果的です。

ただ今年は、現在のセルロイド製ボールからプラスチック製ボールに変更となるので、どのタイミングでどれだけの量を購入すべきか悩ましいところです。

ボールの切り替えは今年なのに、まだメーカからほとんど情報が出てきていません。

市民クラブや部活の先生などやきもきしている方がいるはずで、ちょっと遅すぎやしませんか。

私はプラスチックボールは、全てシームレス(継ぎ目なし)になると思っていました。

しかしシームレスのボールは、特許が絡んでいて一部メーカの生産に留まりそうとのことです。

また継ぎ目のない新製法は歩留まりが悪く、均一なバウンドのボールを作るのは難しいと言われています。

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平成25年度の全日本選手権が終わりました。

試合結果や各種論評は雑誌や特集サイトをご覧いただくとして、それ以外の部分について考えてみたいと思います。


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 雑学的な情報のご紹介
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以前にも触れましたが、全日本選手権の開催時期や試合の日程はとても良く考えられています。

平成26年に開催されるので、大会の名称は「平成25年」ではなく「平成25年度」となっています。

これは卓球という競技ができるだけメディアに露出するよう、スポーツ閑散時期と言われる1月中旬に変更して開催するようになったためです。

一番の話題となる男女シングルスの決勝戦も2日に分散させ、連日で人々の関心を惹くようにしています。


以前はシングルス優勝が決まった時に、巨大クラッカーを打ち上げ、キラキラ光るテープが落下してきたのですが、もうあれはやらないのでしょうか。

発射する際に爆音がして、福原選手がびっくりしていたのは覚えています。

某所の指導員で、そのような演出は全く不要だとおっしゃる方がいました。

赤い炎や白い煙なども止め、粛々と試合だけをやって日本一を決めれば良いとのご意見です。

勝つか負けるかの勝負の場であり、あんなチャラチャラしたものは絶対にダメだそうです。

私は逆で会場の中に飛行船なんかを飛ばしてもいいかなと思っているので、人によってかなり考えが異なります。

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スポーツカーというと、みなさんどんな車を思い浮かべるでしょうか。

ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、etc・・・

それではこれらの車の利用シーンについては、どういうイメージをお持ちでしょうか。

夜の東名高速を軽やかに疾走する~でも良いのですが、そういうふうに使いなさいと何かで決められているわけではありません。

例えば田んぼの草取りをするために、ランボルギーニで出かけても全く構わないのです。


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 ドライブ用→誰が使ってもいいですよ
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かなり強引な前振りでしたが、今回私がお話ししたいのは、メーカが謳っている「○○向け用具」というのは、あくまでもメーカが考えた「目安」だということです。

こういった目安は必要であり、どれを選べばいいのか迷っている初心者のお客様には判断の助けになります。

販売店のスタッフも、セールストークの中で「カタログにも書いてあるように」とうまく誘導することができます。

以前のニッタクのカタログはこの配慮が行き届きすぎて、かなり細分化した目安が書いてありました。

ズラリと並んだ中ペン(中国式ペンホルダー)に、ドライブ攻撃用、前中陣攻撃用、前陣攻撃用、前陣攻守用の4種類を当てはめていたのです。

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前回は、古い卓球理論について怒りを爆発させたAさんのお話でした。

今回も引き続き、お伝えできなかった喫茶店での会話をご紹介いたします。

それではAさん、張り切ってお願いします。


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 出すぎた真似をするんじゃない
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まだ時代は昭和だった頃、ある日のミーティングで、Aさんは練習について提案をしました。

「左右を往復するだけのフットワーク練習はやってもムダなので、別の内容に変えませんか」

「むむっ!本質を突いたなんて鋭い意見を言うヤツなんだ」

Aさんはそのように評価されたでしょうか。

いいえ、みなさんもお察しの通り、全く正反対の反応でした。

「往復フットワークは、世界中の選手がやっている基本練習のイロハの『イ』なんだ」

世界中の選手というのは勝手な思い込みで、実際にも正しくないそうです。

まあそんなことよりもAさんの意見を聞いた先輩たちは、「生意気だ」「何様のつもり」など即座にカチンときてしまったんでしょう。

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ある日練習が終わったあと、Aさんと喫茶店に入り話をしていました。

Aさんは小腹がすいたのでホットドッグを注文し、少々バテ気味だった私は小ぶりのケーキをちびちび削りながら食べていました。

40代のAさんは、時代遅れで閉鎖的な練習を経験したことをこぼしていました。


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 練習のための練習
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例えばフットワークの練習は単純な左右の往復だけで、全く意味が無かったとのご意見でした。

あれは足の動きを身につけるのではなく、ただの平行移動をするトレーニングだと一刀両断します。

卓球の技術には直接関係はなく、ランニングなどと同じ位置づけとのことです。

完全否定してしまうのは若干疑問が残りますが、確かに実戦でああいう動きはしませんね。

さらにAさんはその昔ながらのフットワーク練習について、1つのボールを使ってワンコースに返す点にも批判的でした。

左右交互にぴょこぴょこ動いてラリーが長時間続くのが、あるべき美しい姿とされていたのに我慢できなかったそうです。

典型的な「練習のための練習」で、Aさんが発した過激な言葉はここでは書けませんが、怒りのこもった表現でののしっていました。

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今回はドイツの卓球用品メーカ「アンドロ」についてお話しします。

この会社は1987年の創業と比較的新しいメーカです。

一部のアンドロ製品については過去に触れたことがあり、重複する内容もありますがご容赦願います。


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 秀逸なデザイン
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アンドロの製品がイケてると思うのは、何をおいても先ずデザイン力が優れている点です。

2005年に発売されたカーボンラケットは、とても強く印象に残っています。

ブレードの表面は黒い板で、真ん中の芯材は赤く着色した木材を使っています。

グリップ部分は蜂の胴体のような黄色いストライプを施し、シャープで洗練されたイメージでした。

当時、私はそれとは正反対の飾り気のないダーカーのラケットを使っていました。

体育館でそのアンドロ製ラケットを使っている人がいたので、少し触らせてもらいました。

クールなラケットを使っていることに、少し羨ましくなりました。

そして使っているのは小学生だったので、少し憎らしくもなりました。


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私事ですが、先日、忘年会に参加しました。

その中で年末ジャンボ宝くじの話題が出ました。

今年はついに一等前後賞合わせた賞金が7億円になったとのことで、万が一当ってしまったらどうしようという話になりました。

寝言は寝てから言って欲しいとツッコミが入ったり、ある人は当たれば宴会メンバー全員に100万円ずつプレゼントすると言いましたが、「たった100万円かよ」とケチ呼ばわりされてしまいました。

卓球関係の集いなので、やはり全額卓球のために使うならどうするかを考えてみようということになりました。


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 7億円コース
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◆7億円

7億円も卓球のために使うとなると、庶民的な発想から離れる必要があります。

ちなみに7億円が当たる確率は、歩いていて雷に打たれるのと同じくらいだそうです。

当選した時の衝撃を考えると、あたかも雷に打たれたような気分になる点は似ていますね。

7億円は体育館建設に使ってはという意見が出ました。

災害時の避難場所にもなり、そういった公共性の高い建物を作れば、地元の有志として尊敬される可能性もあるでしょう。


他には卓球用具メーカを設立し、社長になりたいという意見がありました。

ただし動機が少しゆがんでいて、自分のこだわりのラケットやラバーを開発させたいそうです。

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私は某所の指導員さんからこんなアドバイスを時々いただきます。

「本能のおもむくままに打ち過ぎです」

「もう少し考えてプレーしてはどうですか」

この際はっきり言っておきます。

だいたいその通りです。

結果論ではなくじっくり思い返してみても、勢いに任せた動きが多いと本人にも自覚があります。


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 カットマンの攻略法
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カットマンとの対戦では、カットの回転量を見極めるのが肝になります。

相手のスイング、打球音、弾道、ラバーの特性などから総合的に判断します。

切れているボールはドライブでつなぎ、返球が高く浮いてきた場合はすかさずスマッシュを打ち込みます。

それぐらいなら常識的な対応ですが、あまり回転のかかっていないナックル気味の返球がきた場合、反射的にスマッシュを打ってしまいます。

ところが、そういうことをして良いのは中学二年生までだそうです。

中二の諸君には失礼な表現ですが、要はもっと考えろという「いましめ」ですね。

私はスマッシュだけは比較的マシと言われることがあり、コメ粒かゴマ粒ぐらいの自信は持ってもいいのかと思っています。

しかしそんなスマッシュも、台から下がれば結構返せますよとカットマンの方から言われます。

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2013 .12.07
卓球のプレースタイルの表現で「異質攻撃型」というのがあります。

なんだか不気味な用語ですね。

今回はこのタイプについてお話ししたいと思います。


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 「異質」の意味
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卓球にあまり詳しくない方なら、後半部分の「攻撃型」というのは理解できても、前半の「異質」の2文字に怪しい響きを感じるでしょう。

相手を出し抜くような攻撃を仕掛けてくる、変わった人なのでしょうか。

一体何が異質かといえば、卓球のラケットにはラバーを2枚まで貼ることができます。

その2枚のラバーが違うタイプの組み合わせであれば、異質ということになります。

そしてこの表現は、シェークの選手だけに使われることが多いようです。

ペンホルダーの選手で裏面にラバーを貼っている人が増えていますが、例えばオモテ面が表ソフトで、ウラ面が裏ソフトの選手を異質攻撃型とはあまり表現しないようです。

そういうスタイルの人は「ペン表」であり、補足として

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営業職の知人が、「人は見た目が9割」「会って最初の5秒で自分の印象が決まる」と言っていました。

かなり極端な意見ですが、営業マンとなればそれぐらいの気持ちで身だしなみや仕草に注意するという心構えみたいなものかなと、私は理解しています。

さて卓球をする人は、トップ選手から一般の愛好家まで、どのように身だしなみを整えているのでしょうか。


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 質素な女子の髪型
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スポーツ選手は勝つことに注力していて、競技に際しては全体的にさっぱりした外見の人が多いと思います。

私生活では華やかに飾っているであろう女子選手も、シンクロやフィギュアスケートなどを除き総じて地味です。

例外的な存在としては、例えば陸上選手ならアメリカのフローレンス・ジョイナー選手が有名でした。

とても派手な出で立ちで、特にマニュキュアを塗った長い爪は、リレーでバトンを扱うのに問題はなかったのか余計な心配をしてしまいます。

卓球では、われらが四元選手が全日本の大会で毎年話題になります。

個性的なユニフォームにメイクも決まっていて、国際卓球連盟のシャララ会長から絶賛されたこともありました。

年明けの全日本選手権でも期待したいところです。


試合に臨む女子選手の髪型を見ていると、以下のパターンに大別できそうです。

1.ショートカットでそのままプレー(石川選手)

2.ショートもしくはボブで、前髪だけを上げたおでこ見せスタイル
 (平野選手などがたまにやっていました)

3.ピンで止めたり後ろにまとめ、顔を出すスタイル(福原選手)

4.ヘアバンドまたはバンダナを使用(郭躍選手)

1.が最も多く、次に3.が続きます。

私の個人的な希望としては、もう少し4.があってもいいかなと思います。

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