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2025 .06.07
タイトルの通り、今回はメダル豊作となった世界選手権についてお話しします。

そろそろ熱気が冷めてしまっていて全然旬の話題じゃないとお叱りを受けるかもしれませんが、まあそう言わずしばしお付き合い願います。

そしていつものように、私および練習仲間の個性的な意見をご紹介いたします。


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 ピンクの台を横から映す
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まず複数の人が口々に指摘したのが、例のピンクの卓球台です。

普通のピンクではなく、ショッキングピンクに赤成分を追加したピンクという感じでしょうか。

また、ネットやサポート、台の縁に引かれたラインは金色という独特の配色です。

「オシャレ」「ボールは見にくくないのか」などの感想がありました。

華やかさを印象付けるための思い切った試みなのでしょう。

カラーラバーの採用は思うように進まず率直に申し上げて失敗しています。

それにめげず、卓球関係者の頭の中にはほとんどなかった斬新な色使いでアピールする姿勢は評価したいと思います。

ピンクに慣れるよう選手への配慮も行われていて、試合の合間にちらっと映る練習場所の台も同じ色になっていました。

テレ東の放送について意見が割れたのは試合映像のアングルでした。

近年の傾向で横方向からの撮影を基本としています。

全体を俯瞰しているため一般の方には分かりやすい見せ方であるのは、悔しいですが事実として認めたいと思います。

しかし卓球競技者なら縦方向の映像にしてもらいたい人が多いと考えています。

いつもの卓球台に立っている感覚で、どういうやり取りをしているかが確認できるからです。

今回の映像は従来の横映像よりさらに高い位置からの撮影となっていました。

それも練習仲間の何名かの人にとっては違和感が高かったと不評でした。

ざっとまとめると、ピンクの台はOK、映像は縦アングルにして欲しいがちょっと無理かなという所です。


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前々回はネットインについて書いてみました。

卓球ではネットインやエッジによる得点に対しては謝るのがマナーとなっています。

今回はそういった謝る場面について書いてみたいと思います。


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 ネットエッジは失礼なのか
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ネットインやエッジの影響で得失点が決する事になった場合、得点した側が済まないという意思を示すこととなっています。

それは事実上の世界共通マナーです。

さてここで頭をまっさらにして考えてみることにします。

ネットインやエッジでラリーが終了しました。

その成り行きをごく自然に眺めると「あー、ぎりぎり入ったね」と解釈できるでしょう。

ボールのわずかな動きで得失点が左右する事象が発生したのです。

これを踏まえ得点できた側は、純粋に考えてラッキーだと感じるのが普通ではないでしょうか。

頭が卓球マナーに染まっていない初心者が試合をしていて、ネットインやエッジで得点すればガッツポーズを取っているのを目にします。

なので改めて考え直してみれば、ネットインやエッジで得点してもそれは喜ぶべき場面なのだと私は考えます。

ところがどうしようもない不可抗力による結果で得点できたことに対し、大人の配慮を見せる所作が自然発生的に広がったのでしょう。

「僕は幸運にも得点できたけど、紙一重で君は失点となったことに同情するよ」みたいな感じで。

そしてなんだか日本では手のひらを相手に向けて「済みません」と言う、動作+言葉がスタンダードになっています。

これを強いられる圧力は市民大会など巷の試合ほうが顕著で、トップ選手の試合はまだ控えめなように思えます。

ボールを拾いに行った相手が、台の前に戻ってきたそのタイミングまで待って謝るのが正式だと考えている厳格な人もいるとか。

もちろん何かに対して謝る場合は、相手に対し真摯に向き合う状態で行うのは当然です。

しかし別段無礼を働いたわけではなく、不可抗力に対する同情なのでそこまでの配慮は必要ありません。

海外選手のような人差し指を立てるだけの無言ゼスチャーでも構わないはずです。

厳格な人にそんなスカした(ように見える)ポーズをすると説教を食らうかもしれませんね。

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前回は諸行無常という言葉から始めましたがまさにその通り、オリンピック卓球競技の内容に関する変更が発表されました。


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 種目変遷のおさらい
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2028年はアメリカのロサンゼルスで開催されます。

卓球の競技種目は、男女シングルス、混合ダブルスは従来通りですが、男女の団体戦がなくなり、代わりに男女のダブルスと混合の団体戦が追加されます。

ここでオリンピックの卓球競技について振り返ってみます。

卓球は1988年のソウル大会から正式種目として採用されました。

競技人口や競技者の世界的な分布を考えるとかなり遅めの採用でした。

最初は男女シングルス、男女ダブルスの4種目で、それが2004年のアテネ大会まで続きました。

2008年の北京大会から男女ダブルスがなくなり、代わりに男女の団体戦が行われるようになりました。

さらに2020年(開催は2021年)の東京大会で混合ダブルスが追加されました。

そして冒頭に述べた2028年の変更となります。

種目数としては1988~2016年までは4、2020~2024年までは5、2028年は6と少しずつ増えています。

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今回は負けた試合の振り返りについてお話ししたいと思います。

ただ単に負けた試合というのではなく、負けるはずはないと思っている相手に負けてしまった場合です。

3つのパターンについて考えてみることにします。


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 小学生
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卓球という競技はその特性上、性差や体格差が他の競技よりも比較的小さめです。

子どもが大人を打ち負かすことは珍しいことではありません。

また親御さんが幼少の頃から熱心に取り組ませた結果、とんでもないスーパーキッズも存在します。

そこまではいかなくても、結構上手い小学生というのはザラにいます。

そういう子どもと対戦すると、最初は平常心でいたもののまさかの敗戦で気持ちの整理がつかないことがあります。

小学生の対戦相手でよくあるのは、いわゆる量産型と言われるシェーク裏裏の攻撃選手です。

基本ラリーが機械のように正確無比で、逆にサーブは単調で種類も多くありません。

普通に打ち合うと愛好家レベルでは返球精度に劣るため負けパターンにハマります。

大人ならではの一発強打でラリーに終止符を打ったり、ナックルサーブなど姑息な方法で点を取ったりする戦術を取ることになるでしょう。

意地悪な人ならリーチが届きづらいフォア前サーブを多用したりします。

流石にそこまでして勝ちたいのかとツッコミを入れてしまいたくなります。

未来ある小学生に対し真正面からぶつかっていって負けたらそれで良しとしてはどうでしょうか。

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今回も前回に引き続き、全日本選手権について私の周囲で交わされた意見をご紹介いたします。


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 ハイリスクプレー
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男子シングルスでは松島選手が初優勝しました。

NHKで放送された決勝戦をご覧になった方は、彼の豪快なショットがまだ脳裏に焼き付いているでしょう。

そして全試合があのような展開だと思ってしまうかもしれません。

ところが全く異なる内容の場合もあり、準々決勝の曽根選手との対戦がそうでした。

ほとんどラリーというものが続かない、非常に荒っぽく見えた試合でした。

卓球王国のサイトではそういう展開であったことを説明しつつ、控えめな大人の表現でまとめたレポートになっていました。

ネット配信で視聴したAさんは、お互いが無謀な一撃必殺のレシーブを仕掛け合うだけに終始し、正直見ていてつまらなかったと語っていました。

Aさんは卓球は見るよりもやるスポーツだという持論を持っています。

見るスポーツとしても人気が出て欲しいのは山々ですが、典型的な見所のない試合がこれだったと振り返ります。

同様の展開は過去の全日本や世界選手権でもたまにありました。

確かにラリー指向ではない選手というのはいらっしゃいます。

例えば伊藤美誠選手がそうで、彼女の試合は、バキバキッ、バキバキッ、という短い攻防が普通です。

しかし見ていると分かる通り、無茶打ちではない計算された速攻で、多彩な技のバリエーションには興味深いものがあります。

Aさんは技術職ということもあり論理的に考える人です。

返球精度があまりに低いのは無謀でしかなく、上級者なら質の高い繋ぎはできるはずです。

仮に甘い返球になったとしても100%決定打を決められてしまうわけではありません。

相手の打ちミスもあるでしょうし、スマッシュを食らってもブロックで返せる可能性はあります。

どうかそのあたりも考えてもらえたらというAさんのご意見でした。


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来週の1月21日(火)から1月26日(日)にかけて全日本選手権(シングルス)が開催されます。

今回からシングルスとダブルスは分離開催となります。

一般とジュニアのシングルスが行われ、ダブルスは1月30日(木)から2月2日(日)に愛知県で実施されます。

いつものように注目選手や大会の見どころなど、普通の情報については大手メディアを参照いただき、ここでは私と卓球仲間のつぶやきを書いてみたいと思います。


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 チケット情報、ネット配信
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観戦チケットの料金は席の位置や日程により、前売りは1600円~2900円の価格帯で販売されています。

最近はいろいろな物の値段が値上がりしています。

Tリーグの料金などもチラ見しながら考えると、結構お得感のあるプライスではないでしょうか。

ただし知人のD氏が突っ込みを入れたのが、前売りと当日券の差でした。

最も安い一般自由席は400円の差、一番高いアリーナ席に至っては差額ゼロなのです。

前売りは、ぴあ、もしくはローチケ(ローソンチケット)で購入となり、発券にまつわるナントカ手数料を追加で払うこととなります。

従って自由席でも実質的な差額はあまりなく、アリーナ席については事前確保できる安心感のための追加費用と考えるのが妥当なようです。

D氏は比較的自由な労働環境なので、競技コート数が多い序盤に自由席のチケットを購入し観戦する予定です。

私は残念ながら日曜に行われる最終日の試合だけをネットで視聴することになりそうです。

嬉しいことに卓球TVサイトでは全試合ネット配信があります。

そして最終日はNHKプラスでも準決勝と決勝を見ることが出来ます。

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2018年と2019年に計5回に渡ってTリーグの観戦レポートをお届けしました。

かなり久しぶりとなりますが、今回も同じくUさんから仕入れた情報をご紹介したいと思います。


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 京都の試合観戦に当選
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現在Tリーグは合計10000名の無料招待キャンペーンを行っています。

3つの募集期間を設け、全国で開催されるそれぞれの試合で観戦者を募っています。

募集期間は真ん中が最も試合数が多く、最初と最後は少なめです。

Uさんは京都への出張に合わせ、その日に行われる試合を申し込みました。

試合数が少ない最初の申込期間でしたが、平日に行われる試合で競争率が低めだったのか幸運にも当選しました。

ちなみに当選を知らせるメールが届いたのは試合前日の朝でした。

Uさんはてっきり外れたものと思っていたそうで、もう少し早めに連絡があればと感じました。

京都カグヤライズvs日本生命レッドエルフの試合です。

会場はKBSホールという所でした。

KBS京都放送の中にあり、番組収録や各種イベントを行う多目的施設です。

京都御所の真横に位置し、景観を守るため建物は低めの造りでした。

Uさんは入場前に京都御所を少しだけ散策しました。

とても広く南北方向に走る通路も予想外の幅でした。

千何百年も前に造ったものだからそれなりかもと冷めていた気持ちがあったのです。

期待していた鹿が見当たりませんでした。

それは奈良の某所と混同していたのだと後で調べて分かりました。

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試合をすると当然ながら実力の異なる人と対戦します。

その差がかなり大きいとどうしていいか試合中に戸惑ってしまうことがあります。


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 心の持ちよう
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私はこれまでに0-11でゲームを失ったことが8回ありました。

内3回はレベルが離れすぎている同一人物で、何度試合をしても絶対に1ゲームも取れない人でした。

かなり強い方と対戦すると、いろいろな感情が脳裏をよぎります。

1)面白いように得点を決められてしまう。

2)自分の展開に持ち込めない。

3)点が取れないままだと0-11になる恐れがある。

誰しも人間なので悔しかったり情けなかったりすることはあります。

さらに途中で焦ってしまい、強い相手には100%の力でぶつからなければならないのに60%の出来だったという場合もあり得ます。

ではどう自分の気持ちに折り合いをつけるべきか。

結論としては必要以上に落ち込まず、現実をそのまま受け止めるしかありません。


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7年前にX氏が関西学生リーグを見てきて私に語ってくれました。

それを皆さんにもご紹介しました。

今回X氏が再び観戦をしてきたので、そのレポートをお届けしたいと思います。

(卓球そのものの内容は少なめなのでご容赦願います)


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 秋季リーグではない
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X氏の出張計画は、通常であれば午前中関西に移動し、午後は翌日の顧客訪問に備えた資料の読み込みとプレゼン作成でした。

そこを前倒しして深夜バスに切り替え早朝到着、そして試合を見ながら資料の読み込み、夜にホテルでプレゼン作成という強行日程に切り替えました。

一応、大会の名称は「秋季リーグ戦」となっています。

しかし初日は8月下旬に始まり、9月に入ってからも連日30度を超える日々の中、熱戦が繰り広げられます。

つっこみタイプのX氏は、まずここに指摘を行いました。

「春季・秋季リーグ戦じゃなく、前期・後期リーグ戦に改めるべきだ」

早速始まったと思いつつ、私は「確かにそうですね」と相槌を打ちました。


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オリンピックの感動の余韻が冷めやらぬ今、私の周囲でもまだ継続してこの話題が続いているため、引き続き関連する事柄について書いてみたいと思います。


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 実況中継
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実況するアナウンサーが「卓球は9オールからとよく言われます」と語っていました。

えっ、そういうのってよく言われるんですか?

練習場で他の人にも尋ねてみました。

「聞いたことがない」

「卓球はラブオールからだよ」

「スレイバーにすれいば」なら何度か聞いたことがある。

放送局の前準備で、誰かが考えたこのフレーズを使うよう指示があったのではないでしょうか。

元になったのは「野球は2アウトから」ですね。

「卓球は9オール~」は疑問符でしたが、テレビ局のスタッフさんが努力されている点はいろいろな場面で解りました。

観客席にメダリストや選手のご家族がいればカンペを作っておき、画面切り替えでチラリと切り替わった瞬間、どういう方であるかが読み上げられていました。

民放の中継映像だと、選手名などの表示を日本語の上書き表示で自然に見せている工夫がありました。

他国の選手同士の対戦はTVerで見ることができ、とても満足できたという意見がありました。


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前回に引き続き今回も新色ラバーについてお話しする予定でした。

しかしながらオリンピック開催中ということで練習仲間の間でいろいろな会話が交わされました。

そのためラバーの話は延期し、パリ五輪の内容に変更することにします。

いつものことながら試合結果や識者の分析など、普通の内容については大手メディアのほうを参照いただければと思います。


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 演出効果
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練習場の雑談で出た意見としては、試合映像の合間に挿入される各種情報についてイイネとダメの評価がありました。

まずは悪い方から挙げると、卓球台を模したCGでどの位置にボールがバウンドしたかをドットをつけて分布図のように見せていました。

カメラ映像から瞬時に位置を割り出し、それをわかりやすく見せる今風のハイテク演出なのは理解できます。

普段卓球をしない一般の方なら、これは重要なデータでなんとなく凄そうと思うかもしれません。

しかしゲームの合間にあれを数秒間チラ見させただけでは、卓球競技者であってもそこから何かを読み取るのは困難です。

他にも何やら一覧表で表示されますが、同じく不要との厳しい意見がありました。

一方好意的な意見としては映画マトリックス風の3Dリプレイや、ボールの回転数表示を挙げた人がいました。

私としてはネットにかかったボールがギュルギュル回転している状態をズームアップ再生してくれたら、一般の方にも凄さが伝わるかなと思っています。


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今回は今年の夏に開かれるパリオリンピックについてお話ししたいと思います。

東京五輪が1年延期されたため、なんだもう次のオリンピックなのかと感じている方が多いかもしれませんね。


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 うれしい放送時間
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大会全体の開催期間は7月26日~8月12日です。

その中で卓球競技は7月27日~8月10日にかけて行われます。

フランスのパリと日本の時差は8時間。

そのため自宅で録画しておいた映像の視聴が多くなりそうです。

映像を見る前に、さまざまな媒体より漏れ聞こえてくる試合結果を遮断するのはかなり難しいと予想されます。

と思っていた所、その心配はあまりなさそうということが分かりました。

山場を迎えた試合はいずれも視聴しやすい時間帯に行われるからです。

メダル獲得がかかった試合の開始時刻は以下の通りです(日本時間)。

7/30(火)混合ダブルス3位決定戦:20時30分、決勝:21時30分

8/3(土)女子シングルス3位決定戦:20時30分、決勝:21時30分

8/4(日)男子シングルス3位決定戦:20時30分、決勝:21時30分

8/9(金)男子団体3位決定戦:17時00分、決勝:22時00分

8/10(土)女子団体3位決定戦:17時00分、決勝:22時00分

おぉっ、なんてナイスな時間なんでしょうか!


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