忍者ブログ
HOME   »  試合
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
5

某卓球場でリーグ形式の試合に参加しました。

今回はその試合のあと、参加者数人で入った喫茶店での話をご紹介します。


──────────────────────
 良い審判と悪い審判
──────────────────────

内容は反省会からボヤキに至るまで様々でした。

まず口火を切ったのがAさんでした。

最初の試合で、小綺麗にキメている若いお兄さんが審判をしていました。

髪の乱れが気になるようで、しきりに前髪を触っていました。

Aさんがサーブを出した直後にもそれをするので、レットと勘違いして中断してしまったことが2回あったそうです。

Aさんは若い人のファッションにはあまり寛容ではなく、男性が眉を整えたりアクセサリーを身につけるのは嫌いなのだそうです。

まあ私も腰パンなどはどう見てもだらしないので否定したくなりますが、身だしなみを整えること自体は良いことだと思っています。

Aさんはやや鼻毛がはみ出し気味で貧乏ゆすりの癖があり、キメていた審判のお兄さんとは対極に位置するようです。

続いてAさんは、分かりやすい点数の伝え方をしていた審判を模範例として挙げました。

両者の点数の間に適切な無音状態を入れる方法です。

邪魔くさそうに短く「スリフォ」と吐き捨てるのではなく「スリー・・フォー」と告げる審判がいて好印象を持ったそうです。


拍手[4回]

今回はT2リーグについてお話しします。

正式名称は「T2 ASIA-PACIFIC TABLE TENNIS LEAGUE(T2アジア太平洋卓球リーグ)」で、長いためここでは便宜上T2リーグと省略します。

よく似た名前でTリーグというのを聞いたことがある方もいると思います。

Tリーグ:日本の卓球リーグで来年(2018年)秋に開幕の予定

T2リーグ:世界のトップ選手で構成されたチーム。今年アジアで開幕

TリーグとT2リーグは名前が似ているだけで全くの別物です。


──────────────────────
 どんなリーグなのか
──────────────────────

T2リーグは昨年設立され、先月の6月28日から30日にかけて第1ラウンドの試合が行われました。

アジアで行わる試合ですが、選手の国籍は限定されていません。

男女12名ずつ計24名の選手から構成されています。

日本から参加しているのは水谷選手、早田選手、張本選手の3名です。

選手は4つのチームに別れ、各チームには選手とは別にかつての名選手がキャプテンとして就いています。

チーム名はキャプテンの名前になっていて、パーソン、ロスコフ、メイス、江加良の4チームです。

ただし江加良(Jiang Jialiang)だけはJJと略されています。

試合の模様はライブ配信されていて、通常の卓球の試合とは異なる部分が随所にあります。


拍手[1回]

6月は世界選手権に続き、東京オリンピックに関係する卓球ニュースがメディアで報じられました。

今回はそれらについてお話ししたいと思います。


──────────────────────
 盛りすぎ?の世界選手権報道
──────────────────────

少し前に行われた世界選手権で、平野美宇選手がシングルスで銅メダルを獲得しました。

注目の中国選手との対決は、準決勝で丁寧選手に惜しくも敗れました。

1ヶ月前のアジア卓球選手権大会で勝っていたため、世界選手権ではどうなるか、いろんな報道が飛び交っていました。

「丁寧選手は敗戦について反省文を書かされた」「中国は平野さんのコピー選手を4人作って対策を練った」などです。

一方の平野選手は、対策を取られてもそれを上回るプレーで臨むと意気込みを語っていました。

実際に放送された試合を見ましたが、試合の内容は何かすごい変化が起きたわけではありませんでした。

概ね過去に見てきた彼女たちのこれまで通りのプレーです。

漫画や映画であれば、1ヶ月の間に新たな必殺技をマスターし以前とは見違えるような選手に変わっています。

架空の世界ならそれは可能であるどころか、そうでもしないと見る側を引きつけられません。

メディアの報道も言ってみれば漫画や映画と同様で、視聴者をワクワクさせて自分たちの情報発信に関心を持ってもらいたい無責任な部分があります。

現実に選手ができる対策は特に奇をてらったものではありません。

「相手の得点パターンはこれこれで、いかにしてそれを封じるか」「その逆でこちらが有利になる展開とするにはどうすればいいか」といった泥臭いとも言えるやり方でしかないと思います。

対策うんぬんの話から離れ選手のプレースタイルという、より上のレベルになってくると、劇的に変わることはなかなかありません。

例えば17歳の平野選手でも基本部分は2年前3年前とそんなに変わっていません。

全日本の決勝は2年連続で同じ石川選手との対戦でした。

勝敗はそれぞれ逆ですが、2年めは平野選手がより強いボールを確実に決めていったその点が一番の違いとなっています。

女子の試合は裏裏の選手でもテンポの早いラリーが多く、特にバックはミート気味に引っ掛けるということが少なくありません。

平野選手は以前からバックもしっかり回転をかけていくスタイルでした。

両ハンドから積極的に仕掛ける戦法は変わらず、昔はそれがブロックされることが多く、今は威力と精度が向上し撃ち抜けるようになっていったのです。


拍手[2回]

2017 .05.20
今月末の5月29日から6月5日にかけて、ドイツのデュッセルドルフで世界大会の個人戦が行われます。


──────────────────────
 いつもとは異なるテレ東の放送
──────────────────────

例年通りテレビ東京が「世界卓球2017」の番組で放送してくれると考えていました。

それは間違いではなかったのですが、今回は「世界卓球2017&全仏OPテニス」となっています。

なんだか無理やり合体させている感じは否めません。

率直に申し上げて、卓球ファンにもテニスファンにも不評を買っているのではないでしょうか。

テレビ局側にはスポンサー絡みなど、くっつけることで何らかのメリットがあったのだと察します。

そして同じラケットスポーツだから一緒にしちゃえ、という乱暴な主張が通ってしまったのでしょう。

卓球と柔道だったら分けていたはずです。

テレビで卓球が放送してもらえるだけでもありがたいと言う気持ちはあります。

そう考えつつ、欲を言えば男子の試合もそれなりに取り上げていただけるよう願っています。


拍手[0回]

トップ選手のインタビューで、最終ゲームまでもつれるとどうなるか分からないので、できれば避けたいという話を聞いたことがあります。

自分のほうが実力的に上でも、どこかで凡ミスをすることはあり、相手のスーパーショットがたまたま決まることはあります。

そこにネットインやエッジの不運が続く場合もありえます。

最終ゲームの出だしに3~4点のリードをされると非常に苦しくなります。

上級者でもそうなのですから、私のような単なる愛好家には苦い思い出となる出来事がたまにあります。


──────────────────────
 焦った末の3点ビハインド
──────────────────────

絶対に自分が勝つと思い込んでいたため、適当に手加減していた試合がありました。

最終ゲームになってしまい、ラブオール直後からスタートダッシュをかけようと少々りきんでいたのかもしれません。

十八番のサーブでレシーブミスを狙い、万が一返球されても3球目攻撃を叩き込む予定でした。

ギュンギュンに回転がかかった斜め上回転のサーブをミドル前に出しました。

恐らく相手はどう返してよいのか分からなかったようで、そっとなぜるようにするだけでラケットを差し出しました。

オーバーミスを期待していたのですがそれは叶わず、しかしフォアに甘いボールが返ってきました。

それを豪快にパワードライブでバキーンと決める、、、つもりでしたが、ネットにかすりオーバーしてしまいました。

私は心の中で、もう一本同じサーブを出しても大丈夫だと自分に言い聞かせました。

そして再び斜め上回転のサーブを出し、同じコースに返ってきました。

今度は確実を期すため、8割5分程度の力で相手のミドルにドライブを放ちました。

前に寄せた直後にミドルを突く定石通りの攻めでしたが、相手がとっさに猫パンチのようにラケットをペシッとはたきました。

そのボールはカウンターショットとなって私のフォアサイドを切り、ノータッチで抜けていきました。

動揺している私の心を見透かしたのか、次のサーブで相手はフォアサイドギリギリのロングサーブを出してきました。

華麗な?フットワークで飛びつき返球したものの、0コンマウン秒出だしが遅かったためストレートに返してしまいました。

がら空きのバックに余裕でボールを送られ、これで3-0になってしまいました。


拍手[1回]

もう先月のことになってしまいましたが、某所でいろんな世代の方と試合をする機会がありました。

その際に見聞きした雑多なことをお話したいと思います。

──────────────────────
 21世紀生まれのプレーヤー達
──────────────────────

子供の参加者も多く、最初は小学生同士の試合の審判を務めました。

デュースになり、12-13といった点数を英語で告げていて大丈夫なのかと疑問に思いました。

もちろん得点カウンターを使って点数を見せていたため、彼ら彼女らは点数を把握していたことは確かです。

ただ意味が分からない言葉を声に出しているのは、例えとしては失礼ですがお経のようになってしまってはいないかと心配になったのです。

試合後にさっそく尋ねてみました。

19まで分かる子や、11までしか分からない最年少の女の子と様々でした。

そして「イレブンじゃなくて、テンワンに変えてほしい」という言語仕様の変更要望もいただきました。


私も小学生と試合をしました。

一番に感じるのはやはりパワーの差で、球威と回転量が足りません。

とっても打ち頃の美味しいボールが返ってきます。

ならばツッツキぐらいは切れているかといえば、そういうこともなく、ガッツリ切るコツもまだつかめていないようでした。

こういう上から目線の意見を並べることができるのも今のうちで、5年後にはふっ飛ばされているかもしれません。


拍手[3回]

先週、東京体育館で全日本選手権が行われました。

みなさんは試合結果についてどのように受け止めたでしょうか。

──────────────────────
 大外れだった私の予想
──────────────────────

大会が始まる少し前から、練習場で試合の行方を話す機会が何度かありました。

いろんな方に話した私の予想は、そのほとんどが外れてしまいました。

女子は石川選手が頭2つほど抜きん出ているので、優勝するのは確実としていました。

万が一波乱を起こせるのは、伊藤美誠選手だろうと考えていました。

ダークホースとしては、昨年秋の日本リーグで石川選手に勝った中国電力の宗選手を挙げていてました。

平野美宇選手は上位に食い込んでくるだろうという評価はしていたものの、優勝することはないとはっきり言っていました。

女子はカットマンが勝ち進んでくる可能性もありましたが、まさかベスト4に2人入るとは予想だにしていませんでした。

そしてカットマンで勝ち上がってくるとすれば、実績のあるニッセイの石垣選手だけと話していました。

確かに石垣選手はベスト8に入ったのですが、それよりもさらに上に橋本選手と佐藤選手の2人のカットマンが駒を進めました。

驚くと同時に自分の分析力のいい加減さに恥ずかしくなりました。

波乱が起きるとすれば、それは男子のほうが可能性が高いとも言っていました。

ひょっとすると松平健太選手の初優勝があるかも、とまで話していたのですが、それを聞いていた誰かから突っ込まれそうでビクビクしています。

まあ別にいいですよね。

私のような人間が予想した全日本の結果に、責任が伴うことはありませんから。

本人が後で恥をかけばそれで済むことです。

予想結果に重大な影響があるアメリカの大手メディアだって、鉄板と言われていた大統領選の予想をことごとくはずしていますから、何事にも絶対というのはありません。

これこれの分析に基づきこういう結果になるという思考の組み立てが大切で、あとは結果を謙虚に受け入れるのみです。

間違いを恐れ、天気予報のようなあいまいな発言ばかりしていると、それはそれで信頼を失います。


拍手[1回]

2017 .01.07
みなさんは2017年になってから、最初の卓球をもう楽しまれたでしょうか。

いろんな所で初打ち会などと称したイベントが行われ、参加された方がいらっしゃると想像しています。


──────────────────────
 他人の幸運に嫉妬
──────────────────────

お店が企画する初打ち会では、新春セールと抱き合わせ企画になっているのがお約束です。

よくあるのがお買上げ千円ごとにくじ引きができ、見事一等が当たればハワイ旅行というのは難しいですが、結構な金券を奮発してくれるお店もあるそうです。

かつて私もその手のくじ引きをしたことがあります。

空くじなしということでしたが、そういう場合、ガラガラでビリの白玉が出た人がもらえるのは、ポケットティッシュだったりします。

しかし最低でも百円分の金券がいただけるということで、ちょっぴり期待して抽選に臨みました。

ちょうど私の前に並んでいた人が、五千円分の商品券を当てたので、スタッフさんは鐘を鳴らしていました。

そういうことが起きると、直後に並んでいる人は穏やかな気持になれません。

幼稚園児あたりなら、同じように自分も当たるかもしれないとワクワクするかもしれませんが、普通なら運を持っていかれたと思いますよね。

まあ確率的にも、もともとビリが出るのが高く、期待せずにガラガラを回して出たのはやはり白玉でした。

さて、気を取り直して初打ち会の会場に足を踏み入れました。

「な、なんだこれは」と驚くばかりの混雑ぶりです。


拍手[1回]

前回に引き続き、大阪で開催された日本リーグ後期大会についてお話しします。

関西に出かけたE氏が11/4(金)に観戦し、そのときの内容を私が聞いたものです。


──────────────────────
 ヤング応援団
──────────────────────

入場したのは平日の午前中ということもあり、観客席はガラガラです。

リタイアされたシニアの方が多いかなと思っていると、若い男女の集団が目に飛び込んできました。

とっても若すぎて、そばに保育士さんが付き添っています。

お子様たちが応援していたのは、男子2部の藤ミレニアムでした。

ここの会社は介護サービスを行っているのですが、保育園も経営していてその園児たちが応援に来ていました。

体育館のあちこちをキョロキョロ見回している子供もいましたが、全員椅子に座ったまま、時折拍手を送っていました。

園児のみなさんには選手のプレーはどう映ったのでしょうか。

青い囲いの中にお兄さんが2人入ってきました。

台に向かい合ってガニ股で構え、変な格好でボールをビシビシビシ、そして雄叫び・・・

もしかすると動物園に出かけた感覚だったのかもしれません。


E氏はそれを横目で眺めつつトイレに向かいました。

しばらくして3名の園児がトイレに入ってきました。

男の子が2人で、女の子が1人です。

E氏は一瞬、男女どちらのトイレに入ったのか分からなくなりました。

男性用の小便器に向かって、男の子2人が用を足し始めたことを確認して安心しました。

女の子はどうしたかというと、個室のほうに向かっていました。

トイレの外には女性の保育士さんがいて、園児に聞こえるよう大きな声でやり取りをしていました。

E氏はトイレを出る際、園児3名以外に使用者はいなかったため、保育士さんに「中に入っても大丈夫ですよ」と声をかけようか迷いました。

しかし余計なお世話かもしれないと考え、結局何も言わずに立ち去りました。

その日の夜、宿泊先のベッドの上でE氏は考えを巡らせていたそうです。

女性が男性トイレに入っても通報されることはないでしょうから、保育士さんに声をかけておけばよかったと後悔したそうです。

いずれにせよ保育士さんも大変ですね。

ちびっ子たちの応援にも関わらず、チームはストレート負けを喫しました。

試合終了後、園児と選手双方が手を振っていて、そこは微笑ましいシーンだったそうです。


拍手[0回]

11/2(水)から11/6(日)まで、大阪で日本リーグの後期大会が開催されていました。

期間中の1日だけですがE氏が観戦をしてきて、先日お話を聞かせてもらいました。

その内容について2回に渡りお伝えしたいと思います。


──────────────────────
 謎めいた体育館と電車
──────────────────────

11/3(木)は祝日のため、11/4(金)に休暇を取ると11/3(木)-6(日)は4連休になります。

E氏はそのパターンで関西に出かけ、11/4(金)を試合の観戦に充てました。

なぜ金曜日にしたかと言えば、その日の夕方から1部リーグの試合が始まること、そして11/5(土)と11/6(日)の2日間は有料になるので避けたということでした。

試合が行われた会場は大阪市中央体育館です。

以前にもご紹介しましたがユニークな外観の体育館です。

地面を掘って体育館を建設し、掘った土を上にかぶせて人工の山にしています。

半地下式になっており、通常の体育館のような建物の姿はありません。


ついでにもう一つヘンテコな話をお伝えします。

体育館のそばには大阪市営地下鉄が通っています。

E氏は阪神電車から地下鉄に乗り換えてこの体育館にやってきました。

乗り換えた駅は九条駅でした。

阪神電車の九条駅は地下にあり、そこから地上に出てさらに高架駅になっている大阪市営「地下鉄」の九条駅へ乗り換えたそうです。

初めて訪れる人なら絶対に混乱しますよね。


拍手[1回]

少し前に某所で行われた学生リーグの試合を観戦できる機会がありました。

今回はそこで感じたことをお話ししたいと思います。


──────────────────────
 スゴ技が無料で堪能できる穴場
──────────────────────

まず最初に、この手の試合が無料で見れるのは、卓球をやっている人にとってはとてもありがたいということです。

私はケチな人間ですが、とにかく無料だから何でもかんでもありがたいと言っているわけではありません。

現役時代、下位のリーグでしかも万年補欠だった私にとって、一部校の試合は神ワザレベルでした。

観戦できるプレーのクオリティを考えると、お金を払ってもいいと思わせるほどなのです。

他にも日本卓球リーグの平日に行われる試合など、ハイレベルなのに無料の試合があります。

一方ジャパンオープンは、平日に行われる予選からお金を取っています。

ジャパンオープンの予選初日の試合なら、学生リーグの一部校や日本卓球リーグ二部の試合のほうがすごいかもしれません。

今回、休日出勤の代休が取れ、平日の体育館に足を運ぶことができ大変ラッキーでした。


──────────────────────
 カットマンを見たい人は女子の試合を
──────────────────────

2階席の前列は、各校のベンチ入り出来なかった選手が陣取っています。

一緒に校歌を歌ったり、体を乗りだして熱い声援を送ったしています。

そのため私のような一般人は、お目当ての試合が行われている場所の少し離れた席から観戦することになります。

男子は戦型の画一化がかなり進んでいて、シェーク裏裏の選手が大部分を占めます。

まれにペンの裏裏やカットマンがいて、片面だけのペンドラや表ソフトの選手はほとんどいません。

女子ではバック側が表ソフトの選手はちらほら見かけました。

カットマンもそれなりにいます。

もう大学生の一部校レベルになると、男子はカットで勝つのが難しくなります。

両ハンドからパワードライブを2~3発ブンブンブンと打ち合ってラリーが終了、そんな展開が中心です。

セミプロみたいな選手が多いので豪快にチキータを決めたり、ダブルスで二段モーションのトリックレシーブを披露するなど、別格プレーの連続です。

下位のリーグであれば、男子でもカットマンやペンの表ソフト、そしてたまに粒高ブロックマンが登場する試合もあります。


拍手[1回]

練習場でいろいろな人と話をしますが、ここ最近はオリンピックの話題が多かったため、今回はそれらをご紹介いたします。


──────────────────────
 用具関連
──────────────────────

三英製のスペシャル卓球台は、独創的なデザインで私は気に入っていました。

同じ意見の人がいた一方、やや否定的な考えの人もいました。

横からのデザインは素敵なのですが、肝心のテレビで放映される縦方向からの見栄えがイマイチとのことでした。

そのご指摘は分からないでもありません。

脚の部分の奥に、プレートか何かで装飾があっても良かったかなと思いました。


試合中、ネットの下をボールが通過していくことが何度かありました。

ネットは下の部分はあまりピンと引っ張られた状態になっておらず、まれにどちらの得点になったのか一瞬判らなくなることがありました。

大きな問題ではなかったのですが、改善してもらえたら良かったのにというご意見がありました。

ベンチに入っていた人も、そう感じたことがあったのではと想像します。


前回のロンドン大会との違いは、ボールがプラスチック製に変わったことでした。

そのため試合中にボールが割れることが増え、交換していましたが、ボールは審判から手渡されたものをそのまま使っていました。

「台の上で回転させて、ブレがないかの確認はしないんだね」とおっしゃった、ご年配の方がいました。

今は製造技術が向上しているので、信用しているということでしょうか。

ボールには通常のメーカロゴ以外に、リオ五輪を示す文字も控えめに印刷されていました。

それが検品済みの証だったのかもしれません。


オリンピックでは商品名やメーカ名の表示が厳しく制限されます。

市販のユニフォームを着用している選手は、ロゴや文字にテープを貼って、2つ以上の商標などを見せないようにしていました。

日本選手は、大会ごとに新作ユニフォームが提供されるという大変恵まれた環境にあります。

従って、無粋なテープでマスクしないといけないようなユニフォームではありません。

ただし過去には、ミズノの文字とロゴが複数表示とみなされ、仕方なく試合直前にテープを貼ったことがありました。

今回の日本選手のユニフォームは、2016年日本代表選手のユニフォームから、カラーリングを引き継ぎ、それ以外は全く新規にデザインされたものでした。

周囲の人の意見を伺うと、概ね好評ですが、ロンドン大会のユニフォームには敵わないという意見がちらほらありました。

ロンドンのユニフォームで、ネイビーのタイプは私も好きでした。

毎回新しいものを出していかなければならず、メーカの人にはプレッシャーがあるはずです。

今回は右肩がデニム調になっていて、斬新な試みがありました。

個人的には、今年2月の世界選手権で使われた代表ユニフォームのほうが好きでした。

特に「ふなっしー」と言われた黄色と水色のカラーが気に入っています。


拍手[2回]


Amazon.co.jpアソシエイトは、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
アクセス解析

Page Top
PR
CALENDaR 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31