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今回も前回に引き続き、全日本選手権について私の周囲で交わされた意見をご紹介いたします。


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 ハイリスクプレー
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男子シングルスでは松島選手が初優勝しました。

NHKで放送された決勝戦をご覧になった方は、彼の豪快なショットがまだ脳裏に焼き付いているでしょう。

そして全試合があのような展開だと思ってしまうかもしれません。

ところが全く異なる内容の場合もあり、準々決勝の曽根選手との対戦がそうでした。

ほとんどラリーというものが続かない、非常に荒っぽく見えた試合でした。

卓球王国のサイトではそういう展開であったことを説明しつつ、控えめな大人の表現でまとめたレポートになっていました。

ネット配信で視聴したAさんは、お互いが無謀な一撃必殺のレシーブを仕掛け合うだけに終始し、正直見ていてつまらなかったと語っていました。

Aさんは卓球は見るよりもやるスポーツだという持論を持っています。

見るスポーツとしても人気が出て欲しいのは山々ですが、典型的な見所のない試合がこれだったと振り返ります。

同様の展開は過去の全日本や世界選手権でもたまにありました。

確かにラリー指向ではない選手というのはいらっしゃいます。

例えば伊藤美誠選手がそうで、彼女の試合は、バキバキッ、バキバキッ、という短い攻防が普通です。

しかし見ていると分かる通り、無茶打ちではない計算された速攻で、多彩な技のバリエーションには興味深いものがあります。

Aさんは技術職ということもあり論理的に考える人です。

返球精度があまりに低いのは無謀でしかなく、上級者なら質の高い繋ぎはできるはずです。

仮に甘い返球になったとしても100%決定打を決められてしまうわけではありません。

相手の打ちミスもあるでしょうし、スマッシュを食らってもブロックで返せる可能性はあります。

どうかそのあたりも考えてもらえたらというAさんのご意見でした。


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来週の1月21日(火)から1月26日(日)にかけて全日本選手権(シングルス)が開催されます。

今回からシングルスとダブルスは分離開催となります。

一般とジュニアのシングルスが行われ、ダブルスは1月30日(木)から2月2日(日)に愛知県で実施されます。

いつものように注目選手や大会の見どころなど、普通の情報については大手メディアを参照いただき、ここでは私と卓球仲間のつぶやきを書いてみたいと思います。


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 チケット情報、ネット配信
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観戦チケットの料金は席の位置や日程により、前売りは1600円~2900円の価格帯で販売されています。

最近はいろいろな物の値段が値上がりしています。

Tリーグの料金などもチラ見しながら考えると、結構お得感のあるプライスではないでしょうか。

ただし知人のD氏が突っ込みを入れたのが、前売りと当日券の差でした。

最も安い一般自由席は400円の差、一番高いアリーナ席に至っては差額ゼロなのです。

前売りは、ぴあ、もしくはローチケ(ローソンチケット)で購入となり、発券にまつわるナントカ手数料を追加で払うこととなります。

従って自由席でも実質的な差額はあまりなく、アリーナ席については事前確保できる安心感のための追加費用と考えるのが妥当なようです。

D氏は比較的自由な労働環境なので、競技コート数が多い序盤に自由席のチケットを購入し観戦する予定です。

私は残念ながら日曜に行われる最終日の試合だけをネットで視聴することになりそうです。

嬉しいことに卓球TVサイトでは全試合ネット配信があります。

そして最終日はNHKプラスでも準決勝と決勝を見ることが出来ます。

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2018年と2019年に計5回に渡ってTリーグの観戦レポートをお届けしました。

かなり久しぶりとなりますが、今回も同じくUさんから仕入れた情報をご紹介したいと思います。


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 京都の試合観戦に当選
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現在Tリーグは合計10000名の無料招待キャンペーンを行っています。

3つの募集期間を設け、全国で開催されるそれぞれの試合で観戦者を募っています。

募集期間は真ん中が最も試合数が多く、最初と最後は少なめです。

Uさんは京都への出張に合わせ、その日に行われる試合を申し込みました。

試合数が少ない最初の申込期間でしたが、平日に行われる試合で競争率が低めだったのか幸運にも当選しました。

ちなみに当選を知らせるメールが届いたのは試合前日の朝でした。

Uさんはてっきり外れたものと思っていたそうで、もう少し早めに連絡があればと感じました。

京都カグヤライズvs日本生命レッドエルフの試合です。

会場はKBSホールという所でした。

KBS京都放送の中にあり、番組収録や各種イベントを行う多目的施設です。

京都御所の真横に位置し、景観を守るため建物は低めの造りでした。

Uさんは入場前に京都御所を少しだけ散策しました。

とても広く南北方向に走る通路も予想外の幅でした。

千何百年も前に造ったものだからそれなりかもと冷めていた気持ちがあったのです。

期待していた鹿が見当たりませんでした。

それは奈良の某所と混同していたのだと後で調べて分かりました。

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試合をすると当然ながら実力の異なる人と対戦します。

その差がかなり大きいとどうしていいか試合中に戸惑ってしまうことがあります。


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 心の持ちよう
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私はこれまでに0-11でゲームを失ったことが8回ありました。

内3回はレベルが離れすぎている同一人物で、何度試合をしても絶対に1ゲームも取れない人でした。

かなり強い方と対戦すると、いろいろな感情が脳裏をよぎります。

1)面白いように得点を決められてしまう。

2)自分の展開に持ち込めない。

3)点が取れないままだと0-11になる恐れがある。

誰しも人間なので悔しかったり情けなかったりすることはあります。

さらに途中で焦ってしまい、強い相手には100%の力でぶつからなければならないのに60%の出来だったという場合もあり得ます。

ではどう自分の気持ちに折り合いをつけるべきか。

結論としては必要以上に落ち込まず、現実をそのまま受け止めるしかありません。


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7年前にX氏が関西学生リーグを見てきて私に語ってくれました。

それを皆さんにもご紹介しました。

今回X氏が再び観戦をしてきたので、そのレポートをお届けしたいと思います。

(卓球そのものの内容は少なめなのでご容赦願います)


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 秋季リーグではない
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X氏の出張計画は、通常であれば午前中関西に移動し、午後は翌日の顧客訪問に備えた資料の読み込みとプレゼン作成でした。

そこを前倒しして深夜バスに切り替え早朝到着、そして試合を見ながら資料の読み込み、夜にホテルでプレゼン作成という強行日程に切り替えました。

一応、大会の名称は「秋季リーグ戦」となっています。

しかし初日は8月下旬に始まり、9月に入ってからも連日30度を超える日々の中、熱戦が繰り広げられます。

つっこみタイプのX氏は、まずここに指摘を行いました。

「春季・秋季リーグ戦じゃなく、前期・後期リーグ戦に改めるべきだ」

早速始まったと思いつつ、私は「確かにそうですね」と相槌を打ちました。


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オリンピックの感動の余韻が冷めやらぬ今、私の周囲でもまだ継続してこの話題が続いているため、引き続き関連する事柄について書いてみたいと思います。


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 実況中継
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実況するアナウンサーが「卓球は9オールからとよく言われます」と語っていました。

えっ、そういうのってよく言われるんですか?

練習場で他の人にも尋ねてみました。

「聞いたことがない」

「卓球はラブオールからだよ」

「スレイバーにすれいば」なら何度か聞いたことがある。

放送局の前準備で、誰かが考えたこのフレーズを使うよう指示があったのではないでしょうか。

元になったのは「野球は2アウトから」ですね。

「卓球は9オール~」は疑問符でしたが、テレビ局のスタッフさんが努力されている点はいろいろな場面で解りました。

観客席にメダリストや選手のご家族がいればカンペを作っておき、画面切り替えでチラリと切り替わった瞬間、どういう方であるかが読み上げられていました。

民放の中継映像だと、選手名などの表示を日本語の上書き表示で自然に見せている工夫がありました。

他国の選手同士の対戦はTVerで見ることができ、とても満足できたという意見がありました。


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前回に引き続き今回も新色ラバーについてお話しする予定でした。

しかしながらオリンピック開催中ということで練習仲間の間でいろいろな会話が交わされました。

そのためラバーの話は延期し、パリ五輪の内容に変更することにします。

いつものことながら試合結果や識者の分析など、普通の内容については大手メディアのほうを参照いただければと思います。


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 演出効果
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練習場の雑談で出た意見としては、試合映像の合間に挿入される各種情報についてイイネとダメの評価がありました。

まずは悪い方から挙げると、卓球台を模したCGでどの位置にボールがバウンドしたかをドットをつけて分布図のように見せていました。

カメラ映像から瞬時に位置を割り出し、それをわかりやすく見せる今風のハイテク演出なのは理解できます。

普段卓球をしない一般の方なら、これは重要なデータでなんとなく凄そうと思うかもしれません。

しかしゲームの合間にあれを数秒間チラ見させただけでは、卓球競技者であってもそこから何かを読み取るのは困難です。

他にも何やら一覧表で表示されますが、同じく不要との厳しい意見がありました。

一方好意的な意見としては映画マトリックス風の3Dリプレイや、ボールの回転数表示を挙げた人がいました。

私としてはネットにかかったボールがギュルギュル回転している状態をズームアップ再生してくれたら、一般の方にも凄さが伝わるかなと思っています。


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今回は今年の夏に開かれるパリオリンピックについてお話ししたいと思います。

東京五輪が1年延期されたため、なんだもう次のオリンピックなのかと感じている方が多いかもしれませんね。


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 うれしい放送時間
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大会全体の開催期間は7月26日~8月12日です。

その中で卓球競技は7月27日~8月10日にかけて行われます。

フランスのパリと日本の時差は8時間。

そのため自宅で録画しておいた映像の視聴が多くなりそうです。

映像を見る前に、さまざまな媒体より漏れ聞こえてくる試合結果を遮断するのはかなり難しいと予想されます。

と思っていた所、その心配はあまりなさそうということが分かりました。

山場を迎えた試合はいずれも視聴しやすい時間帯に行われるからです。

メダル獲得がかかった試合の開始時刻は以下の通りです(日本時間)。

7/30(火)混合ダブルス3位決定戦:20時30分、決勝:21時30分

8/3(土)女子シングルス3位決定戦:20時30分、決勝:21時30分

8/4(日)男子シングルス3位決定戦:20時30分、決勝:21時30分

8/9(金)男子団体3位決定戦:17時00分、決勝:22時00分

8/10(土)女子団体3位決定戦:17時00分、決勝:22時00分

おぉっ、なんてナイスな時間なんでしょうか!


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2024 .02.17
今回は世界卓球選手権についてお話しします。

各種メディアで報道がなされており、スケジュールや試合結果など一般的な情報はそちらご確認いただければと思います。


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 紆余曲折を辿った開催
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開催場所はお隣韓国のプサン(釜山)です。

首都のソウルも飛行機ですぐに着くのですが、プサンはさらに距離が近いため福岡から船で訪れるコースも人気です。

プサンのアルファベット表記はBusanでPusanではありません。

最初の文字がBだと読みはP、日本語で言うところのパ行になるようです。

冬のソナタでお馴染みのヨン様ことペ・ヨンジュンさんも名字はBaeです。

他にも韓国のアルファベット表記は、最初の文字がRやLだと読み飛ばすなど少しややこしいです。

本来は2020年にプサンで世界選手権が行われる予定でした。

ところがその年の最初に全世界でコロナショックが巻き起こりました。

延期に次ぐ延期が発表され、結局開催見送りとなった経緯があります。

今回は満を持しての仕切り直し開催という意味もあるでしょう。

今年はオリンピックイヤーとなるため、世界選手権は通常の開催時期よりも早めに行われます。

ビッグイベントが短期間で連続しないようにしています。

私だけではないでしょうが、もうオリンピックなんだという不思議な感じがあります。

それは東京オリンピックが1年延期されたことが影響しています。

コロナは別に収束したわけではなく、変異を続けながら感染者は世界中で引き続き出ています。

しかし重篤化する危険性が下がったことや、ウイズコロナの考えが広まり以前の日常がほぼ戻ってきました。

私も昨年後半に感染してしまいました。

幸いにも大事に至ることはなく、市販の風邪薬を服用しながら1週間大人しく過ごすことで治りました。


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先月の1月22日から28日までの日程で全日本選手権が開催されました。

試合結果などについては大手メディアを参照いただければと思います。

私が練習をご一緒する方々との雑談で出た意見をご紹介いたします。


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 分散開催、TV放送
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最初にいただいたのは、従来通りの大会は今回が最後だねというお話でした。

来年はシングルスとダブルスが分離開催されます。

2025年1月21日~26日に東京体育館でシングルスが行われ、続いて1月30日から2月2日にかけて愛知県のスカイホール豊田でダブルスが行われます。

2つに分かれるとそれぞれの大会規模が縮小され、話題性もやや下がるのではないかと思われます。

しかしこれは選手ファーストの観点からすれば改善であり、妥当ではないでしょうか。

全日本ではありませんが、昔の世界選手権は団体戦と個人戦を1回の大会で行っていたという、かなり無茶な運営がありました。

ある1人の選手が物理的に出場可能なのは、団体、シングルス、男女どちらかのダブルス、混合ダブルスの計4種目でしょうが、全てにエントリーすると多忙すぎて倒れてしまうでしょう。

他には今回の全日本は開催時期が1週間早かったら良かったのにというご意見がありました。

いつものようにNHKは全日本を放送してはくれたのですが、大相撲と重なってしまったのでNHK的には相撲の方をメインに取り上げざるを得ない事情がありました。

テレビの映像は最近の世界選手権のような横方向ではなく、縦方向のアングルにほぼ固定されており、そのほうがいいねという感想が多数出ました。

ただし放送中にNHK総合のサブチャンネルとの切り替わりがあり、その影響を受けた方がいました。

録画機器が追従できなかったり、サブチャンネルは画質が落ちていたケースがあったようです。


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全国津々浦々、各地の卓球場では試合が行われています。

私が普段お邪魔している所でも練習に続いて試合という流れで進みます。

今回はその試合中に感じたことをお話ししたいと思います。


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 バックハンドで打つべし
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ネット上にある上級者の試合動画を見ると、フォア前に出されたサーブをすすっとフォア側に動き鮮やかにバックハンドで払う場面があります。

お手本のようなバックハンド攻撃で、片面だけにラバーを貼ったペンの私にはできない芸当です。

過去に裏面打法を試みて挫折した苦い思い出がふとよみがえることもあります。

そんなことは綺麗さっぱり忘れなさいと自分に言い聞かせると同時に、両面にラバーを貼っている皆さんには頑張って欲しいという思いがあります。

試合の審判をしていると、シェーク裏裏同士の対戦なのにやたらとバックのツッツキ合いが続くことがあります。

打ち込んでいくとそれなりの確率でミスってしまうため、慎重になっているのは分かります。

それでも流石にバウンド後のボールが明らかに台から出る長さなら、バックハンドを振って欲しいと見ていてイライラがつのります。

私ならとうの昔にフォアで回り込んで攻撃を仕掛けています。

片面にしかラバーを貼っていないので自分はこれしかないという決意があり、強引な回り込みが多いのは自分でも認識しています。

かなり差し込まれた返球でバック側サイドを切るボールを気合で回り込んで打つと、中高生などからスゲーと言われます。

そんな私からすれば、せっかくラバーを2枚貼っているんだからもっとバックから攻撃して欲しいぞと心のなかで叫んでいます。


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私は部活で卓球をしていた頃は万年補欠だったので勝率はかなり低めでした。

その後は初級者との対戦も増え、ある程度はマシになりました。

それでも負け試合は多く、振り返った時の感想を述べてみます。


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 良い負け試合
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ここで言う「良い」という表現は、客観的・合理的に良いという意味ではありません。

私の気持ちとして「負けたけれど納得できる試合だった」と思えた試合のことです。

そういうのはやはり数回以上のラリーが何度も続いた試合です。

一般的な卓球の試合でイメージするボールの往復があると充実感が満たされます。

さらに適度に競った場合、満足度がより高くなります。

ドラマチック効果なのかもしれません。

相手が格上の場合ならどんな展開でそう思えるでしょうか。

エースボールをブロックできた、裏を掻いた一打が決まったなど自分が一矢報いた場面があった時はそう感じます。

やられてしまった時も絶妙の流し打ちや、ネットインをカーブロングで返されたりすると、自分に対しこんな離れ業を披露してくれるのかと一瞬感謝したくなります。


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