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連続でお話してきました卓球の不文律ですが、今回の第3回では私の周りであった事例をご紹介します。

不文律とはルールでは定められていませんが、一般にそうすべきだと考えられている暗黙の掟のようなものです。


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 不文律なので解釈は人それぞれ
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卓球の不文律で代表的なのがネットやエッジにかすって得点した場合、得点が入った側の競技者が相手に対し済まないという意思表示をするケースです。

卓球をやっている人の間ではほぼ合意が取られている行いです。

しかしそれは人によって意思表示の度合に濃淡があることを感じます。

世界選手権の映像などを見ていると、人差し指だけを上に向けて立てる、あるいは手のひらを相手に見せての無言パターンが多いと思います。

それは選手間で話す言葉が異なることや、そういうシンプルな意思表示で必要十分だという考えに基づいているのでしょう。

ですから日本人同士かつ、その辺のありふれた試合でも同様の無言ポーズは見られます。

またそういう場所での試合であれば「すみません」「ゴメン」といった言葉を返す場合もよくあります。

不文律なので明確な定義などないのですが、概ねそんな感じでいいと理解されています。

少し厄介なのは、この不文律を独自に発展解釈された方がたまにいらっしゃるようです。

そういう人物に該当しそうなのがX氏です。


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前回は卓球の不文律についてお話しをしました。

不文律とはルールでは定められていませんが、競技者が暗黙のルールとして守っているものです。

ネットインで得点したら済まなかったという意思表示をするのが代表的な例です。

今回は他の競技との比較で考えてみたいと思います。


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 叫び声は控えてほしい
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不文律はどの競技にも多寡の差はあれ存在します。

Wikipediaには野球に関する不文律が独立した項目で存在します。

野球における不文律が意識されるようになった背景には、1)相手に対する敬意、2)勝敗が(実質的に)確定した後はガツガツしない、の2つがあります。

イチロー選手がバッターボックスに立ったときバットを立てるあの動作は、威嚇と受け取られる可能性があったそうです。

メジャーリーグでのプレー前にある日本人選手がやらないほうがいいのではと助言していたそうです。

卓球ではH選手がサーブを出す前に、ルーチンとして必ずガンを飛ばすというのがありました。

それくらいは構いませんが、得点後にも相手に向かって拳を突き出し奇声を発っしていたのでイエローカードを出されたことがありました。

個人的には日本人選手は声を張り上げすぎだと思います。

それは大昔から容認されていて、ダブルスのO選手とA選手が得点する度に「ヨッシャー」と大声を張り上げて2人でくるくる円を描いていたという話を聞き、ちょっとどうかなと思ってしまいました。


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今回は不文律についてお話ししたいと思います。

ここで言う不文律とは、ルールには定められていないものの、そうすべきだと考えられている暗黙の掟です。


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 ネットイン、エッジ
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卓球の不文律として真っ先に思い浮かぶのは、自分が打ったボールがネットやエッジに触れて得点した際、済まなかったという意思表示をすることです。

相手に手のひらを見せたり、日本人同士なら「すみません」と声をかけたりします。

他の競技のバレーボールなどでもボールがネットに当たり、予期せぬ軌道に変化することはあります。

いずれも相手を陥れようと悪意を持って持ってそうしているわけではありません。

ただ卓球ではその不可抗力に対し、同情を示す仕草をするのが好ましいこととなっています。

卓球をやり始めた人がネットインをして「ラッキー」と喜んでいます。

それは自然な感情であると思います。

私はもうすっかり卓球脳になってしまっているため、今一度それをリセットして考えてみました。

ネットに激しく当たりぼてぼてのスローボールが相手側へポロッと落ちるケースは、客観的にわかりやすいどうしようもなさ感が漂います。

ラリー中、わずかにネットをかすったボールも相手の予測を狂わせ返球を困難にさせます。

私の推測ですが、前者のポトリ事例はバレーボールやテニスと比較すると卓球は顕著ではないかと思います。

見ていて本当になすすべなし、という表現がピッタリにポトンと落ちてラリー終了です。

これは流石に厳しいねということで同情を示すようになり、それが後者のわずかにネットに触れた場合にも広がったのではないかと考えています。

エッジボールも同じく、弾道が完璧にあさっての方向に飛んでしまうエッジと、コッとかするだけのエッジもあります。

でもそれらを区別せずネットインと同じように見なすようになったのだと思います。


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先月既に終了した世界卓球選手権に関し、特にここでは取り上げないつもりでした。

しかしその後、練習後のおしゃべりでいろいろな方から感想をいただきました。

それらをまとめてご紹介したいと思います。


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 ミドル狙いとボールの高さ
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多くの意見に共通した特徴は試合内容もさることながら、それを放送した番組の報じ方がどうであったかということでした。

ボールが相手のミドルに返された際、ミドルを狙ったという解説がありました。

でもそうではなさそうな場面も結構あったと、Aさんは語ってくれました。

十八番のサーブを放ち、甘く返ってきた球を3球目攻撃でミドルに打ち込んだケースはその通りだと納得できました。

でも何本か続くラリーの中で凌ぐような状態で返球し、それが相手のミドルに飛んでいったと見られるのもありました。

それにもミドルに「送った」ボールとコメントがありました。

意図的に狙ったかどうか、解説者はもう少し見極めが必要ではとのご要望でした。


また同じくAさんはサーブの高さについても意見がありました。

ボールがネットを超えたときの高さが何センチ何ミリかを計測し、番組ではその低さを強調して伝えようとしていました。

それほど卓球に詳しくない方には、トップ選手が究極のコントロールで出している技の1つだと理解しそうです。

でも実際に試合をすると、一般の選手でも3連続でネットにかするサーブとかはあり得ます。

テレビ放送での試みとしてはわかるものの、これは今回限りで打ち切りにしてもらえたらと言うのがAさんのご意見でした。


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2022 .02.05
今回は、物事は感情に左右されず客観的に判断しましょうと説く方をご紹介します。

畑さん(仮名)は、60歳くらいと思われる男性です。

某所の卓球場の休憩時間に、ふとした雑談を交わしたのがきっかけでした。

常日頃ご自身が思っていることがあり、それを私に感情を込めず淡々と語ってくれました。


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 女子ダブルス決勝(2019,2021)
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主な内容は2つで、まず1つめは世界選手権の女子ダブルスの話でした。

2019年の決勝戦は、日本の伊藤+早田ペア対、中国の王+孫ペアの対戦でした。

終盤に日本側が出したサーブを中国側が返せませんでした。

しかしそのサーブはネットに触れていたため、無効であるという異議が出され揉めました。

映像を見るとネットにはかすりもしていませんでしたが、ネットに触れたと判定されやり直しとなりました。

そして試合は中国側の勝利となりました。

昨年の世界卓球2021の決勝も同じ対戦となりました。

テレビ東京は不本意な前回の判定を何度も取り上げ、リベンジを願う報じ方をしていました。

これについて畑さんはずっと違和感を感じていたそうです。

ある日ほげ~っとした表情で聞いてくれそうに見えた私に出会い、溜まっていた思いを吐き出したようでした。


あのテレ東の報道は恥ずかしいと冷ややかでした。

視聴者が感情移入し、応援しようと見てくれれば視聴率は上がります。

そのための誘導は半分理解でき、半分うんざりするというご意見でした。

それはそれで割り切って考えることとしたそうです。

次に最も良くない点の核心部分になりました。

ミスジャッジが、試合の勝敗の大部分を決めるかのような印象操作になってしまっているというご指摘です。

確かにあれは重要な局面で重要な意味合いを持つことは認めます。

でもそれ以外に、この場面でこうしていればと振り返ると、思い当たることはいくつもあるものです。

将棋の対局などでは、1つのミスで完全に形勢逆転してしまうということはあり得ます。

しかし卓球はそうではなく、重要なポイントが要所要所にあり、それらが積み重なって試合の結果が決まるのが普通です。

私は念のため日本に1点入ったあとの展開と、無効になったときでは取れる戦術は違ってくるのではと畑さんに問いかけてみました。

お答えは、それは考慮に入れた上でもあの判定ミスを過大に取り上げすぎ、とのことでした。


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新型コロナウイルスの状況は、依然として世界的に厳しい状態が続いています。

我が国も爆発的な第6波に見舞われようとしています。

そのような困難な状況の中、2022年の全日本選手権が開催されます。


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 フル開催+観客
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東京オリンピックとの関係で、2020年、2021年の全日本は大阪で開催されました。

今回は2年ぶりに東京体育館に戻ってきました。

開催期間は1月24日(月)~30日(日)です。

前回大会は感染防止のため、1)シングルスのみの実施、2)リモートマッチ(無観客試合)という、これまで経験したことのない制限下で行われました。

今回は、1)従来どおり全種目の実施、2)最後の2日間に限り観客を入れて実施、となりました。

1)の全種目とは具体的に挙げると、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルス、ジュニアの男女シングルスです。

ダブルスを行うと来場する選手の数が増えますし、ペアを組んだ選手同士は至近距離でプレーすることになります。

前回はそのような理由もあって見送られたのでしょう。

全種目を実施できる規模の立派な会場だったのに、シングルスだけでしかも観客がいなかった大阪市中央体育館は寂しい限りでした。

2)の有観客での実施については、当初無観客で行う予定だったのが変更されて実現しました。

全試合リモートマッチにしてしまえば、感染予防に対する安全性がより高くなるのは紛れもない事実です。

事なかれ主義で考えれば「観客を入れては」という要望があっても、今なら「コロナ対策」という強力な理由で拒絶することが簡単にできてしまいます。

それを覆し、2日間だけですが観客を受け入れることにした判断や努力には、並々ならぬものがあったのだと想像します。

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2021 .10.30
オリンピックの余韻もそろそろ収まりつつあるかもしれませんが、卓球界では来月にビッグイベントが控えています。

そうです。世界選手権です。


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 混乱を極めた世界選手権
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例年であれば、オリンピックが開催される年の世界選手権は団体戦が行われます。

そして実施時期は、夏のオリンピック期間より数ヶ月前となる2~3月頃となっていました。

その慣例に従い、2020年3月に韓国の釜山で団体戦が行われる予定でした。

ところが新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、オリンピックだけでなく世界選手権も実施時期を見直さざるを得ませんでした。

2020年3月→6月→9月→2021年2月と3度も見直しが行われ、結局中止となりました。

仕切り直しとなった2021年の世界選手権が、11月23~29日にアメリカのヒューストンで行われます。

試合は団体戦なのか個人戦なのか、議論があったことは想像に難くありません。

どちらであってもそれなりの理由は考えられます。

私の勝手な推測ですが、2024年のパリオリンピックを見据え、そこから逆に考えて今回は個人戦にしたのではないでしょうか。

コロナで一時的に乱れたものの、オリンピックと世界選手権の2つの流れをこれまで通りに戻したかったという考えです。

整理すると、

2020年の団体戦は中止になったので無し。

2021年は個人戦だったので、開催時期はズレたものの予定通り個人戦を行う。

2022年は当初計画通り春に中国の成都で団体戦を行う。


さて今回の開催地ヒューストンは南部のメキシコ湾に面した都市で、日本との時差は14時間あります。

大雑把に言えば日本と昼夜が真逆で、あちらの10時-19時は日本では0時-9時となります。

従って試合のライブ映像が見られたとしても、それは睡魔との戦いになります。

それから雑学的なこととなりますが、ヒューストンのスペルは「Houston」でちょっと注意が必要ですね。


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今回も前回に引き続き、東京オリンピックに関することをお話ししたいと思います。


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 用具や選手の所作
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多くの選手をざざっと見ましたが、それまでは中国選手だけだった粘着ラバーが、他の国の選手にも広がっていることがわかりました。

しかも私が実際試してみて駄目だった、肉厚で短い粒が密集している中国製粘着ラバーです。

ファアにスポンジが青の黒ラバーというのはその典型的なスタイルで、これからも使用者は増えていくのでしょうか。


ブラジルのカルデラノ選手は、相手がサーブを出す直前にものすごく低い姿勢を取り、そこから上体を上げてレシーブの動作に入ります。

どれだけ低いかといえば、目が台の高さの所になる位置まで下げるのです。

これは私には真似のできない動作です。

私は脚はガバッと開いて構える一方、上体はすっと立てたまま台全体を俯瞰する感じでレシーブに入ります。

レシーブ直前で視点が変化するのは避けたいからです。


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連日猛暑が続く中、東京オリンピックの会場でも熱い戦いが繰り広げられています。

さて卓球競技においても、混合ダブルスの金メダルを始め、日本は複数のメダルを獲得することができました。


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 理系的発想のメダル予想
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最初は混合ダブルスから始まり、これは下馬評通りになる確率がやや低めの種目でした。

そういう中でも卓球コラムニストの伊藤条太氏は、個性的な見解を出していました。

中国の許シン劉詩文ペアと、日本の水谷伊藤ペアの対戦予想をユニークな視点で語っていたのです。

直近の両ペアの対戦における獲得ゲーム数から、日本ペアが4ゲーム先取する確率を21%と算出したのです。

それは過去の3試合という限定的な試合数より導いたものです。

でも統計的に有意な母数となるほど対戦しまくるということは不可能です。

従ってその範囲から想像をたくましくした意見で構わないと考えています。

21%なら可能性は低いものの、望みは持てる値です。

こういう分析が新鮮に思えたのは、卓球を語る人で同じような話をしていた人が皆無だったからです。


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東京都に4回めの緊急事態宣言が発出され、オリンピックは一部会場を除いて無観客での開催が決まりました。

これについて皆さんはそれぞれのお考えをお持ちになったことだと思います。

それでも世の中は止まることなく動いており、決定されたことに従って進んでいくしかありません。


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 広報活動のもどかしさ
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日本選手団の主将は陸上の山縣選手、そして副手主将は我らが卓球の石川選手に決まりました。

JOC(日本オリンピック委員会)のスポンサーであるアシックスは、同社の契約選手である石川選手の巨大モニュメント「ビッグ佳純」を制作し、PRの目玉にする予定でした。

とてもユニークな試みで、かなりのインパクトのある宣伝になると思いました。

しかしこれを多くの人の目に触れる場所に展示するのは、今避けなければならない密集を回避する方針に反します。

そのためアシックス本社前という露出やや控えめの場所に置かれ、せっかくのアイデアが十分に活かされない形となってしまいました。


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緊急事態宣言が発出されている状況下では、卓球をするのも困難となっています。

部屋の中で素振りをしたり、カーテンめがけてボールを打ったりするものの、気晴らしには程遠く我慢の毎日です。

仕方なくネット上にある動画を見る機会が増えました。

その中でいくつか気づいたことがあったので、今回はそれについて書くことにします。


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 衝撃?笑撃?映像
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私が見る卓球動画は、特定のジャンルに偏らず幅広く閲覧しています。

著名な大会からどこかの市民大会までレベルは様々で、戦型の偏りもありません。

特定選手のベストショット集、技術解説、いにしえの映像など、バリエーションは豊富です。

それでも印象に残りやすいものは意外性のあるシーンです。

例えば練習をしている背後で別の競技をしている動画がたまにあります。

バドミントン、バスケットボールあたりは普通ですが、剣道や新体操というのもありました。

また卓球をしている競技者自身が、見慣れない出で立ちというケースもありました。

どこかの市民大会のような試合映像を見ていると、横から突然球を拾いにきた人が現れました。

もしその時飲み物を飲んでいる途中だったら吹き出していたでしょう。

現れた人は全身銀色のボディースーツを着ていたのです。

複数名いたので、どうやらチームで揃えたようです。

マラソンにはそういうコスチュームランナーがいることをテレビで見たことがあります。

アナ雪が流行ったときは、エルサの格好をした人が走っていました。

それと同じようなノリなのでしょう。

でも卓球の場合、小規模な大会でも日本卓球協会のルールに沿って実施されるのが普通です。

その場合、競技者はJTTAのマークが入ったユニフォームを着用することとなっています。

ですのでボディースーツを着た人は、1)卓球協会の承認を受けたスーツを着用していたか、2)特例処置で出場しているかのどちらかなのでしょう。

1)のケースは考えにくいため、審判長にお願いして認めてもらったような感じがします。

審判長に拒否されることも想定して、会場に通常のユニフォームも持参していたかもしれません。

ジョークを理解してくれた、やわらか頭の審判長さんで良かったですね。


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ワクチンの接種が始まり、一部地域での緊急事態宣言は解除となりました。

徐々に明るい兆しが見えてきたものの、首都圏は宣言解除が2週間さらに延長されました。

東京オリンピックは果たしてどうなるのでしょうか。


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 混沌とした状況
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世間には様々な意見があります。

最も悲観的なのは開催中止です。

これほど長く計り知れないほどのダメージをもたらした新型コロナウイルスの影響を考えると、今の時点では妥当なものの1つであることは否めません。

というよりも、かなり現実味を帯びた有力な選択肢と考えるのが適切です。

この案に付加される提案として、開催地が未定になっている2032年のオリンピックを東京で行ってはどうかというのがあります。

今回は我慢して11年後に仕切り直しをするという考えです。

もし今年の開催が中止になったなら、現実味のある提案だと思います。

五輪開催のための莫大な費用に耐えられず、立候補をする都市は以前と比べとても少なくなってしまっているためです。

他の案としてはもう1年延期という意見もあるそうです。

しかしそれだと北京で行われる冬のオリンピックと同じ年になり、IOC(国際オリンピック委員会)は流石に認めないと思います。

開催地を1回分ずつずらしてはどうかという案も出ています。

2024年はパリ、2028年はロサンゼルスに決まっています。

これを改め、2024年東京、2028年パリ、2032年ロスに変更するという案です。

まあこれらは今年の開催が中止と決断してから具体的に決めることでしょう。

状況が極めて流動的な今、並行して綿密に考えることは困難だからです。


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