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2015年も終盤となりました。

今年を振り返ってみると、年明けにテナジーの大幅値上げがあり、続く春の新製品でバタフライは高価格製品へのシフトを加速させました。

値上げ前に買っておいたテナジーが最後の一枚になり、どうしようか悩んでいる人を見かけました。

そういう方も結局どうするかは、懐事情と製品への思いの強さを考えながら決断することになります。

そのあたりを経済学的にものすごく簡単な図で分析してみました。


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 4種類の購入層
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経   2   1


余   3   4


低← 必要性 →高

図の1~4の数字の位置にいる人がどういう消費者なのか、順番にご説明していきます。


1.経済的余裕:高、必要性:高

値上げされたテナジーを買い続ける経済的余裕があり、またテナジーを手放すことができない愛着度の高い人がここに属します。

最も理想的な購入者と言えます。

高性能な製品にふさわしい対価を払い、それをプレーの中で享受している。

メーカとユーザ双方がウィン・ウィンの関係で、みんながこのパターンであれば嬉しい限りです。


2.経済的余裕:高、必要性:低

お金に余裕がありテナジーの値上げをなんとも思っておらず、一方で何が何でもテナジーじゃなくてもいいのに使っている人。

もう少しはっきり言ってしまえば、テナジーをほとんど使いこなせていないイマイチの腕前の人が多いと推測されます。

値段が高い物は相対的に品質が高く、失敗して嫌な思いをすることもないというのは一般論として正しいと思います。

ただ私も聖人君子じゃないので、ごくまれに「えっ!この人テナジー貼ってるの」と驚くことはあります。

そんな嫉妬の気持ちが起きないよう、心の広い人物になりたいですね。


3.経済的余裕:低、必要性:低

テナジーである必要はなく、もっと他のことに優先してお金をつかうべきなのに、何らかの事情で買っているという一番不幸なパターンです。

このケースはラバーに関する知識がない人が、言われるがままに買っているシーンを想像されたかもしれません。

もちろんそれも含まれますが、大部分は他のラバーに変えても大差がないのに気持ちだけで買い続けている人のことを指します。


4.経済的余裕:低、必要性:高

テナジーの大幅値上げはキツくて苦しいが、それでもこれに替わる製品はありえないので歯を食いしばって買っている人です。

値上げは気にならない人なんて限られているはずです。

その中でも、テナジーをかなり使いこなせる上級者、腕前はそこそこでも熱狂的な愛好家あたりが、今年の値上げで最大のダメージを受けた方と言えます。


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テレビの情報バラエティでライフハックものを取り上げている番組があります。

日常生活で役立つ裏ワザ、目からうろこの有用知識を教えてくれます。

卓球関連でもちょっとしたアイデアなら、過去にここでもちょっぴり披露したことがあります。

他にもっとあるはずだと思い、練習後に喫茶店で数人に聞いてみました。

それぞれご意見はいただいたものの、玉石混淆というかほとんど石ころだったかもしれません。

まあ「巷の人はこんなことをやっているんだね」ぐらいに感じていただければ十分なので、それらをご紹介します。


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 スペックを細かく管理
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ラケットの重さを把握していない人はたくさんいます。

一方でとても神経質な人もいて、ある方(Aさん)はグラム数を書いたシールをグリップエンドに貼っています。

そのシールには総重量だけでなく、ラケットのブレード単体の重さ、フォア側ラバーの重さ、バック側ラバーの重さも書いてあります。

さらにラケットのサイズとそれぞれのラバーを貼り替えた月日も記載するという細やかさです。

Aさん曰く「車のサイズや排気量、エンジンオイルの交換日を把握するのと同様の感覚」なのだそうです。

とても小さな文字で書いているため、シールは気にならない程度の大きさに収まっています。

「カードに書いてラケットケースに入れておくのはどうですか」と尋ねると「今の方法がベスト」とのお答えでした。

確かにラバーを貼り替えた日は控えておいたほうが良いと感じました。

浄水器のフィルターを交換した日は記録しているので、次からはラバーもそうしたいと思います。


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あちらこちらの練習場に足を運ぶと、いろいろな体験や経験をすることができます。

建物や設備は各々異なり、その場所なりのルールや工夫に感心することがあります。

実際に練習を始めるとそういったハードウェア面よりも、ご一緒するメンバーがどんな方であるかというソフトウェア面(?)のほうが強く印象に残るのではないでしょうか。

語学教室などでは女性のほうが多数派ですが、一般にスポーツ系は男性の比率が高くなります。

そんな中でも卓球は平均すると男女の比率が半々で、場所によっては女性限定ではないのに女性だけというケースもありました。

女性からヒンシュクを買わないよう、立ち振舞に気をつけることがいくつかあります。


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 お下品なのはNGです
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日頃私は仕事で男性とのやり取りがほとんどで、女性との会話が多くなる卓球場では独特の違った雰囲気があります。

女性がいらっしゃる場所では意識してしていることがあります。

「意識する」といっても、別に櫻井翔さんのような甘い視線を投げかけるとかそういう変な意味ではありません。

イケメンでもなんでもない私がそんなオーラを漂わせるのは逆立ちしても不可能で「不快感を与えない」「空気を読んで配慮をする」といった気遣いという意味です。


当たり前の事例からご紹介すると、スポーツドリンクをがぶ飲みした直後に大音量のゲップをしてはいけません。

以前にも触れたことがありますが、いくら美しいマッスルボディの持ち主でもみんなに見える場所で上半身裸になり着替えるのはご法度です。

ましてや上半身が爆毛に被われている方がその姿をさらすのは論外です。

ごくまれに隅のほうでこそこそショーパンを脱いでいる信じられない男性もいます。

そんな野郎は言語道断です。

更衣室で着替えるか、そういう場所がないなら素直にユニフォームの上にジャージを着用して退出してください。

またヨレヨレボロボロのスエットは避け、最低限の整った身だしなみはしたいものです。

該当するスエットがある人は、即断即決で直ちに雑巾に加工するか可燃ごみに出しましょう。


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どんなスポーツでも時代の要請に応えてルールを変え、進化を続けています。

他の競技がどれだけ変わったか詳しく知っているわけではありませんが、卓球は他よりも結構変更が激しいほうではないかと思っています。

そこでこれまでルール改正で影響が大きいものを7つ抽出してみました。

そして新しいものから古いものへと順に一つずつ取り上げ、考えていくことにします。


■プラスチックボール(2014年)

みなさんもうプラボール(プラスチックボール)には慣れたでしょうか。

まだセルロイドボールを使っているところもありますが、もうすぐ無くなるのは確実なので慣れるしかありません。

「回転がかかりにくい」「ボールに伸びがない」といった意見を耳にします。

現状、各社の品質の差が大きいのが難点で、ざっくり言えば2種類に分類されるような気がします。

比較的従来のセルロイドに近いものと、肉厚でなんだかセラミック製のボールを打っているようなカッキンカッキンのタイプの2つです。

後者のほうはとってもイヤなので、セルロイドに近い打球感に早く改良していただけることを切に願います。


■有機溶剤禁止(2008年)

シンナーのようなツーンとくる液体をスポンジに塗りたくり、膨張させて弾みを増していたチューニングでしたが、北京オリンピックを最後に禁止されました。

健康に悪いと言われながらも絶大な効果に強い支持があり、長い議論の末ようやく禁止されました。

攻撃型の選手にとってはかなり大きい規制でした。

その後有機溶剤を使わないタイプが現れましたが、しばらく経ってから接着目的以外で何かを塗るのは「後加工(あとかこう)」として禁止されました。

ところが検査では引っかからない別の液体を、こっそり塗っている人が少なからずいるそうです。

目的としていた成果があったことは確かです。

ただ「後加工」全般に対する取り締まりに有効な策が打ち出せておらず、今でも卓球界の影の部分となっています。


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2015 .11.07
今回のタイトルを見て、知らない用語が出てきてドキッとした人がいるかもしれません。

これはある人が勝手に命名したマイ用語で、初めて目にするのは当然のため安心してください。


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 必殺技の名前ではありません
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先日、この三分割打法を習得するようアドバイスをもらいました。

私はペンホルダーの裏面打法に挫折したり再開したりと、自分の考えが定まっていないとても情けない状況です。

普段はネット上の動画やテレビ番組の録画を見てイメージをふくらませ、週一回の練習で実践を試みています。

実際は、ふくらませるのはイメージというより妄想に近く、数分間実践を試みて現実は厳しいことに凹むという繰り返しです。

せっかく裏面打法をするなら王皓選手のように、フォア側は表面、バック側はツッツキを除いて全て裏面にしようという理想を掲げていました。

しかしとっさの時に表面のショートで返してしまったり、ミドルに来たボールがうまく返せずストレスが溜まっていました。

そんな時、ある指導員から提案されたのが「三分割打法」でした。

王皓選手は利き腕の肩を境に、左右二種類の打法を使い分けるスタイルです。

これは言わば「二分割打法」です。

一方、馬琳選手や韓陽選手のように、状況に応じて表面のショートと裏面打法を使い分ける人もいます。

これが指導員の考える「三分割打法」です。


もう少し詳細について説明します。

利き腕の肩よりも外側を「第一領域」とします。

第一領域はラケットの表面を使いフォアハンドで打ちます。

利き腕の肩から体の中心付近までを「第二領域」とします。

第二領域はラケットの表面を使いバックハンドによるショートで返します。

第二領域よりも利き腕からさらに離れる部分を「第三領域」とします。

第三領域はラケットの裏面を使いバックハンドで打ちます。

このように打球する位置を3つに分割し、それぞれで異なる打法を使うのが「三分割打法」なんだそうです。


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ラバーは卓球用品の中でも買い替えが多い部類に入ります。

遅かれ早かれいずれは使用に支障がある状態となり、貼り替えることになります。

誰しも出費はできるだけ抑えたいと考えていて、そこで重要なのが耐久性です。

各社の秋の新製品を見ていると、耐久性の点で少し気になったものがありました。

それはバタフライの最速ラバー「ブライスハイスピード」です。


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 新製品の特長
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従来製品よりもシートの厚さを薄くして高性能化を図ったラバーだそうです。

ボールがラバーに当たると瞬間的にボールが食い込んで引っ張られます。

それが元に戻ろうとする作用で回転をかけることができます。

シートを薄くするとボールが当たったときに変形しやすくなり、回転性能が上がるというのです。

中国製粘着ラバーには反対に肉厚シートのタイプがあり、高いスピン性能を生み出すアプローチがそれぞれで違うんですね。

シートを薄くしても従来製品と同等の耐久性は確保されているらしいのですが、私は不安を完全にぬぐい去ることはできません。

裏ソフトは縁の部分から徐々に欠けてきますし、中心部分をぶつけ運悪く裂けてしまうともう使えなくなります。

シートが薄いとそのようになる可能性がどうしても高まるはずです。

高額なラバーで、かつデリケートというのは心臓に悪いことです。

お値段は従来品のブライススピードとは異なり、オープン価格となっています。

実売価格はブライススピードと同等になるのではという話もあるのですが、本当なのかちょっと懐疑的です。

ブライスハイスピードは、これまでよりワンランク上になる位置づけの製品です。

そうなると従来品との性能差バランスをとるために、テナジーレベルの価格になってしまいそうな予感がします。


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日本人は真面目で勤勉、様々な大会やイベントもそつなくこなすとみなさんひそかにそう思っていたことでしょう。

ところが東京オリンピック関連で残念な出来事が続きました。

「がんばれニッポン」ではなく「どうしたニッポン」と心穏やかでない人も少なくないはずです。

落ち込んだ私達を勇気づけるかのように、最近テレビ番組で日本人をヨイショする企画が多くなったような気さえします。

オリンピック関連の不幸な出来事は卓球競技には直接関係ありませんが、類似する事柄はないか考えてみたいと思います。


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 「模倣」か「類似点があるだけ」かの判別
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公式エンブレムにまつわる報道に対し、私は以下の3つの意見を持っています。

1.一つ一つのデザインに対し個々に論じられるべきで、オリンピックとは別のものまで一緒くたに批判すべきではない。

2.応募時のデザインと発表時のデザインは一部手直しというレベルではなく、かけ離れすぎているため、別のデザイナー案を採用すべきだった。

3.ただし正式発表されたエンブレムは模倣ではないと思う。

今は落ち着きを取り戻しつつありますが、少し前まではいろんな話がごちゃまぜになって世間に流布していました。

今回見直しになったエンブレムと、ここ最近のオリンピックエンブレムを見比べてみました。

特徴として、今回のものは比較的単純な図形と色の組み合わせだけで構成されています。

その場合、他のマークなどとどうしても類似点があることを指摘される可能性が高くなります。

例えば円を3つ重ねれば浦安のアレに似てしまいます。


卓球用具メーカのロゴマークで驚くのは業界トップのバタフライです。

少し前に左右対称の新ロゴに変更されました。

周囲では好き嫌いが分かれやすいデザイという点で話題になっていました。

しかし改めて今見直してみると、あれだけ抽象化された単純図形2つの組み合わせというのは、どこからか文句を言われそうで随分大胆な決断だったと思います。


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私はどの練習場所でも周囲に気軽に声をかけるようにしています。

すべての人が快く応じてくれるわけではありませんが、そこそこ雰囲気の良さそうな返事をいただけた方とは雑談や情報交換をしてきました。

先月、入退場が自由の練習場所で初めてお会いした方についてお話しします。

お名前は分からないのでSさんということにします。


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 予想外の軽やかな動き
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Sさんは推定30代半ばで、縦横両方向にかなり立派な体格を持った男性です。

先入観を持つのはよくないのですが、そういったスタイルの方なら台の真ん中に構えあまり動かないのではと想像してしまいます。

Sさんはその固定観念を良い意味で取り払ってくれました。

フォア打ちをさっと済ませると、フットワーク練習に取りかかりました。

その際、自分が打つボールを緩めに返球すればテンポを落とすことが可能です。

ところがSさんはそういう手加減は一切しません。

すぐに汗びっしょりになって苦しそうにあえぎ声を出し始めました。

最後は大きく肩で息をしていました。

なんだか無理やり自分をいじめているようにも見えます。

休憩時間に「結構ハードな練習をされますね」と声をかけると「これでそこそこカロリーが消費できたはず」ということでした。

お話を伺っていると、Sさんの健康維持に対する考えが少しずつ分かってきました。


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前回はどれだけやりにくい相手なのかを数値化して表現してみました。

コーヒーを飲みながら練習仲間と作った採点システムで、いろんな方に点数をつけて笑っていました。

そういうことをしてバチが当たったのでしょうか、次の練習でやりづらい人に連続遭遇してしまいました。


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 次々に現れるクセ者
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練習開始直後のお相手は、中ペン(中国式ペンホルダー)に両面裏ソフトを貼った一般的な人でした。

初心者ではありませんが、こねくり回したような打法で全ての打球に変な回転が混じっています。

そしてバウンドする位置も前後左右に広くバラけています。

私はウォーミングアップのフォア打ちは2分ほどで終了し、やめたり再開したりを繰り返している裏面打法のバックとフォアの切り替え練習を重点的にやるつもりでした。

練習のラリーは必ずしも長く続く必要はありません。

でも相手の変な球質、コースの乱れ具合、ボールが1個で拾いに行く手間を想像すると単調な普通のラリーを続けるしかないと判断しました。


しばらくして指導員の方からグループ分けの指示があり、1台を3名でローテーションして使うことになりました。

私のグループのメンバーは2人とも右利きでしたが、シェークでバック側が粒高の人と、反転式ペンホルダーで粒高メインのブロックマンでした。

指導員は最初のラリーを観察してレベルを判断し、グループ分けをしてくれたのですが、戦型の偏りまで配慮するのは困難だったようです。

バックショートでフォア、バックと交互にボールを送ってもらいたかったのに、練習相手がどちらも粒高だと厳しすぎます。


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最近は何でもかんでも数値化して、定量的に把握しようとする傾向があります。

それは本当にやり過ぎなのかどうか一概には言えません。

そこで卓球をする相手をプレースタイルによって採点してみることにしました。

採点結果によってやりやすさ、やりにくさが正しく表されているのか検証してみます。


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 採点方法
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持ち点を100点とし、以下の項目に当てはまる人を減点していきます。

■フォア面のラバー

-0点(裏ソフト)

-20点(表ソフト)

-30点(変化系表ソフト)

-40点(1枚ラバー)

-50点(粒高、アンチラバー)

[補足]
粒高1枚ラバーは粒高のほうの分類(-50点)とします。次項のバック面のラバーについても同じ考えです。


■バック面のラバー

-0点(裏ソフト)

-10点(表ソフト)

-20点(変化系表ソフト)

-30点(1枚ラバー)

-40点(粒高、アンチラバー)

[補足]
バック面はフォア面より打球数が少ないため減点を10点緩和しました。

片面ペンが主体の選手はバック面ラバーの採点は無しとします。


■利き腕

-0点(右利き)

-20点(左利き)


■特殊ラケット

ハンドソウラケットあるいはそれと同等の変形ラケットは-20点。

ただしニッタクのテナリーは違和感が少ないため減点は無しとします。

[補足]
ご存知でない方にご説明しますと、ハンドソウラケットというのは少し前までヤサカが何十年にも渡り作り続けていたピストル型のラケットのことです。

またテナリーとは、今もニッタクが販売しているラケットでグリップが少し斜めになったラケットです。


以上のような基準を、練習後の喫茶店で適当に話し合って決めました。

次に、具体的な選手の点数は何点になるか見ていくことにします。


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どんなスポーツにも基本の構えというのがあります。

ほとんどすべての選手が同じでバリエーションが少ない競技もあれば、ユニークな構えを時々見かける競技もあります。

バッターボックスに立つ野球選手のフォームは比較的自由度が高く、球界の重鎮王貞治さんの一本足打法は有名です。

剣道は全員同じだろうと思っていましたがそうでもなく、見る機会は少ないものの上段の構えというのがあり、両手を上げて竹刀を頭の上に高く構える挑発的なポーズがあるそうです。

卓球はどうかというと、多様なプレースタイルが存在することから構えにも独自性が見られます。


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 独自スタイル2例のご紹介
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中高年プレーヤと練習をご一緒する機会の多い私の場合、ペンホルダーの比率が高くなります。

過半数の方は見慣れた構えですが、以前ご紹介したようにラケットを高く上げて構える人がたまにいらっしゃいます。

前述した剣道の上段の構えのようなものでしょうか。

その姿を見て口の悪い人は「盆踊り」「フラメンコダンサー」などと軽口を叩くことがあります。


トップ選手で特徴的なのはドイツのボル選手です。

映画「ピンポン」の主人公ペコのように、ラケットを顔の前に立てて構えます。

中国選手と互角に渡り合える実力の持ち主で、フェアプレー賞も受賞したことのあるイケメンのボル選手。

非の打ち所がなさそうな彼の唯一のマイナスポイントが、この構えだと言われています。

脚をガバっと開き前傾姿勢を取る選手は他にもいますが、ボル選手はどこか洗練さがなくイケていません。


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ラバーを見ると、グリップに近い部分にいろんな文字やマークがついています。

製品名やメーカ名、長方形で囲った番号などなど。

そしておなじみの公認マーク、ITTFとJTTAAもあります。

ITTFのほうは国際卓球連盟が、JTTAAのほうは日本卓球協会がそれぞれ公認したラバーであることを証明するものです。

日本国内で使われているラバーは、それら両方が付いているものが多くを占めます。

大雑把に言えば、少なくともどちらか一方がついていれば試合で使えます。

ただし細かい部分で注意しなければならないレアケースがあり、今回はその辺りについてお話ししたいと思います。

話のネタ元は日本卓球協会が出しているラバーリストに関する資料です。

そちらのほうをご覧になった方なら「なんだ協会の資料に書いてあるそのままじゃないか!」とお怒りになるかもしれません。

全くその通りであり、反論の余地は微塵もありません。

まあその情報をざっと抜き出してご紹介しているということでご勘弁ねがいます。


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