練習をご一緒させてもらう人の中に、ラケットやラバーを頻繁に買っている方がいます。
その理由を考えてみるのも興味深いものがあります。
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敗因を用具のせいにする人
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買い替え頻度が高い方で、何名かはご自身のプレースタイルに迷いを持っている場合があります。
迷いが生じるのは試合で負けた時が多いかもしれません。
スマッシュを決めに行き過ぎて自滅した場合は、ドライブで粘るスタイルにすべきと弾みを落とし回転重視の用具に変更したとします。
しばらくすると今度はトップ選手のプレーを見て考えが揺らぎます。
丹羽選手の前陣カウンターに感銘を受け、やっぱり現代卓球はこれだねと、強打に適した用具に戻します。
いろいろ試すことは悪いことではありません。
それにより知識が豊富になりますし、なぜあの人はああいうプレーをするのか、用具面から納得できることもあります。
ただあまり頻繁に変えすぎるのは問題かもしれませんね。
2013 .07.06
みなさんは東京にお立ち寄りの際はどちらへいらっしゃるでしょうか。
スカイツリーもいいですが、日曜にふらっと立ち寄ると3時間待ちの整理券をもらって絶句することもあります。
スカイツリーは当日券より前売り券のほうが高いという、通常とは逆転した価格設定になっています。
前売り券ではあらかじめ時間帯まで決まっていて、待ちくたびれることなく入れるからです。
そこで、アタシ待つのは大嫌いという人が前売り券を買うと、マーフィーの法則のようにその時間帯だけ運悪く雨で眺めがイマイチなんてこともあったりします。
まあ日食なんかと違って、スカイツリーはまたの機会がいくらでもあるので素早く気持ちを切り替えるべきなのでしょう。
さて、卓球愛好家なら東京にある卓球関連のスポットに訪れたいとお考えの方もいらっしゃることと思います。
今回はそのいくつかをご紹介いたします。
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ニッタク神社もとい、新田(にった)神社
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大田区にある神社です。
このブログの名前は適当につけたのですが、なんだかこちらの神社にちなんで命名したよう思われてしまいそうですね。
新田神社の境内には石の卓球台が置いてあります。
用具の種類がたくさんあって、どれを選べばいいのか迷うのは楽しくもあり煩わしくもあります。
今回はラバーのスポンジの厚さについて説明いたします。
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厚さの表現方法
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スポンジの厚さはミリ単位で数値表現しているメーカと、厚さを表す語句で表現しているメーカがあります。
後者の場合でもいくつかのメーカでは、それぞれの厚さを表す語句が具体的に何ミリぐらいかを説明しています。
例えばヤサカのカタログでは以下のようになっています。
特厚(MAX)、厚(2.0)、中厚(1.8)、中(1.5)、薄(1.3)、極薄(1.0)
最初の「特厚(MAX)」だけ、何ミリではなくMAXとなっています。
ルールでラバーの厚さは4mmまでと定められています。
そしてラバーのゴムシートの高さは製品によって違いがあります。
そのためぎりぎり4mmまで近づけるためには、製品の種類によってスポンジの最大厚をそれぞれ調整する必用があり、MAXとしているのではないかと考えています。
卓球のラケットを分類すると、まずはペンとシェークハンドという違いで分けることができます。
同じシェークのラケットでも、使った時の感覚の差が大きいものとしてグリップの形状の違いがあります。
どういった種類のものがあるか、以下に列記します。
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上位2つで9割を占める
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◆フレア
グリップの端に近づくにつれ裾広がりになっている形です。
一番よく使われているタイプで、6割ぐらいはフレアグリップではないかと言われています。
◆ストレート
真っ直ぐなグリップで、3割ぐらいの人がこのタイプを使っているそうです。
カットマン用ラケットではストレートグリップだけしかない製品も少なからずあります。
◆アナトミック
手のひらに当たるグリップの中央部分がふくらんでいるタイプです。
使っている人は数%ぐらいとのことです。
2013 .05.25
トップ選手のユニフォームは晴れの舞台の勝負服であり、「ANA」「全農」などスポンサーのロゴを見せつける重要な広告媒体も兼ねています。
そういった方々には当然ながら無償支給されていますし、個人にスポンサー料がたっぷり払われているケースもあってうらやましい限りです。
まあ人生全てを卓球にかけていて相応の結果を出していますから、お金を払ってユニフォームを買っている私達とは別次元の存在なのにはうなづくしかありません。
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購入するタイミング
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学校の部活で卓球をやっていると、たとえ万年補欠の選手でもチームのユニフォームを買うことになります。
またサークルや地域のこじんまりとしたクラブでも、お揃いのユニフォームにすることはよくあります。
そういったユニフォームは購入した時には気づきにくいのですが、月日が経過すると入手困難になり困る場合があります。
メーカは一定期間販売を行い、定期的に新商品に置き換えていきます。
生産終了後に追加加入したメンバーがユニフォームを入手しようとすると、販売店を渡り歩いて探したり、ネットで検索することになります。
TSPから新作の黒いラケットが発売されています。
ブラックバルサシリーズという製品名で、グリップや厚さの違いにより5種類のバリエーションがあります。
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前作への意見を反映した改良品
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前作にバルサプラスシリーズというのがあり、それの見直しを行ったのが今回の製品です。
両者のラインアップを比較してみると、以下のようになっています。
◆攻撃用
厚さ:10.5mm/8.5mmの2種類、グリップ:フレア/日本式角丸型の2種類
↓
厚さ:8.5mm、グリップ:フレア/中国式の2種類
◆オールラウンド用
厚さ:7.5mm/6.5mmの2種類、グリップ:フレア
↓
厚さ:6.5mm、グリップ:フレア/中国式の2種類
◆カット用
厚さ:5.5mm/4.5mmの2種類、グリップ:ストレート
↓
厚さ:4.6mm、グリップ:ストレート
板の厚さが集約されたのは、種類が多すぎて販売店から絞って欲しい要望があったのかもしれません。
また前作であった一番分厚い10.5mmというのは、単板の日本式ペンホルダーなら違和感はありません。
しかし合板ラケットでさらにシェークだと、あまり存在しないサイズのため販売数が伸びなかったのではと想像します。
2013 .05.04
テレビ東京の番組に「カンブリア宮殿」というのがあります。
5/9の放送では、バタフライが紹介されます。
5/13からパリで世界選手権が開催され、テレビ東京は「世界卓球2013」として放送します。
その関係があって、この時期、この内容で取り上げられるようです。
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リーダーかニッチャーか
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番組でバタフライはニッチ市場で活躍しているメーカ(ニッチャー)という紹介になるようです。
企業の競争戦略でリーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーといった用語が出てきます。
それぞれの特徴をざっと説明すると以下のようになります。
2013 .04.20
卓球用品では脇役の扱いになりますが、今回はタオルについてお話しします。
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夏が苦手のシロクマ体質
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私は体を動かし始めると、普通の人より体温上昇と水分消費が激しい傾向があります。
そのため、真夏に冷房の入っていない場所で練習すると熱中症になることがよくあります。
普段体温を測ると35度台の場合があり、なにかこのことが反動となっているのでしょうか。
夏場は体の具合を見ながらの練習となり、内容や時間にも制約が出て大変残念です。
では冬はどうかというと、すぐに体が火照ってくるのでちょうどいい感じです。
練習の最初からいつも半袖半パンの状態です。
私は足の故障を回避するため、常に準備運動でいくつかのストレッチ体操をします。
そのうちの1つは、床に寝転んだ状態で下半身をねじる運動です。
冷えきった体育館の床の上に涼しげな格好で横たわっていると、少し離れたところからジャージ姿のご婦人達の視線を感じることがあります。
「寒そ~」という無言の感想が伝わってきます。
気温が低いからといって袖や裾が長い衣服を着用していると、体にまとわりついて動きにくいですし、できれば最初からジャージ類は脱いだほうがいいと思います。
3月28日から3月31日まで、中国広州でワールドチームクラシックという大会が開催されていました。
日本選手は複数のユニフォームを準備していて、女子の場合昨年の世界選手権用に作られたチェック柄のデザインをベースにしているものでした。
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私が好きなのは2005年上海大会ユニ
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今年も5月13日からパリで世界選手権が行われます。
おそらく今月には新しい全日本チームのユニフォームが発表されることでしょう。
そして1年間国際大会で代表選手が着用することになると思います。
毎年、国の代表選手向けに新作ユニフォームが開発されるというのは大変恵まれたことです。
他国の選手でも毎年ユニフォームを換えるチームはあります。
しかしその国の代表選手向けにデザインされたものではなく、メーカの新作に合わせた形だったりします。
それだけ日本ではメーカが卓球競技を重視していることが伺えます。
2013 .03.16
各社から2013年春の新製品が次々と発表されています。
バタフライでは一番の目玉は、張継科(チャンジーカ)選手モデルの新ラケットです。
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値付けの妙
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4種類中最高級の製品はお値段なんと¥34,650で、今後どこまで高額な商品が登場してくるのかちょっぴり不安を覚えます。
高価格帯のラケットといえば、ジュウイックが販売しているドクトル・ノイバウアシリーズや、少し前にはボルコシリーズというのがありました。
高いものでは4万円~5万円台というお値段です。
これらは特殊なラバーとの組み合わせを想定していたり、オーダーメイドならではの希少価値や独特の質感を希望する人向けで、ニッチ商品の位置づけでした。
また超特別品ではニッタクがリズーという厳選素材で作ったラケットがあり、30万円という驚愕の価格で限定発売されていたことがあります。
今回のバタフライの新製品は、そのようなラケットとは一線を画すラインアップの中心となる商品です。
2013 .03.02
各社が出している製品を眺めていると、コンセプト、打ち出し方、他の製品とのラインアップなどで少し疑問に感じるものがあります。
練習仲間からいただいた意見のいくつかをご紹介したいと思います。
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太っ腹な付録で訴求力アップ
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昔、アンドロの上位モデルのラケットで、もれなくラケットケースが付いていた製品がありました。
いかにもおまけで付けているようなケースではなく、しっかりとした作りで洗練されたデザインでした。
書店に足を運ぶと似たような体験ができます。
女性雑誌にはこれでもかと言わんばかりのすごい付録がついているものがあり、男性の私ですら思わず見入ってしまうことがあります。
アンドロ社の商品企画担当者は、同じような効果を狙ったのでしょうか。
でも正直なところ、そういう高性能ラケットを購入する人ならラケットケースはすでに持っています。
例えばラバー貼りラケットにピン球が付いているのは、その製品の利用者のことをよく考えていると思います。
卓球を始めるにあたりボールも準備したいという要望や、買ったラケットで球突きをして打球の感覚を養えるという効果もあります。
そしてピン球なら、たとえ余分にあっても邪魔になりません。
今回は、中国の卓球ショップに行った時のことについてお話ししたいと思います。
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香港そして中国へ
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まず飛行機で香港まで行きました。
吉野家があったので入ってみると、牛丼にコーラがついて出てきました。
日本ではお目にかかれないメニューもあり面白いです。
その後いろんなお店をざっと巡り、翌日、電車に乗って大陸のほうに向かいました。
香港は1997年に中国に返還されましたが、パスポートを見せ入国審査並の手続きを経て香港→中国に入ることになります。
中国でお会計の時は人民元で支払うので、香港ドルとは別に再度両替が必要です。
人民元は紙幣の紙質にやや難があり、日本人なら最初は誰しも驚くと思います。
香港ドルは比較的紙質は良く、10ドル札はポリマー紙幣という合成樹脂を使ったお札なのでツルツルしています。
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香港そして中国へ
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まず飛行機で香港まで行きました。
吉野家があったので入ってみると、牛丼にコーラがついて出てきました。
日本ではお目にかかれないメニューもあり面白いです。
その後いろんなお店をざっと巡り、翌日、電車に乗って大陸のほうに向かいました。
香港は1997年に中国に返還されましたが、パスポートを見せ入国審査並の手続きを経て香港→中国に入ることになります。
中国でお会計の時は人民元で支払うので、香港ドルとは別に再度両替が必要です。
人民元は紙幣の紙質にやや難があり、日本人なら最初は誰しも驚くと思います。
香港ドルは比較的紙質は良く、10ドル札はポリマー紙幣という合成樹脂を使ったお札なのでツルツルしています。
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