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2014 .07.05
いよいよ今月からプラスチックボールへの切り替えとなりました。

恐らく当初の予定では、みなさんも新規格のボールをそろそろ打ち始めていたはずです。

案の定と言いましょうか、メーカの開発が遅れ市場にボールの供給が全く追い付いていない現状では、ごく一部の試合を除き引き続きセルロイドボールが使われます。

一番身近な市民大会レベルだと、来年度(2015年4月)から切り替えになれば御の字ではないでしょうか。


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 ボールの色は変わらず
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私もプラスチックボールはまだ打ったことはありません。

ただ現物を触らせてもらう機会はありました。

しかもシームレス(継ぎ目なし)のボールでした。

蛍光灯にかざし、なるほど何も筋が見えないなと興奮しながら見つめていました。

根本的な材質が違うので、色つやもどこか違うのではと思っていましたが、これまでのボールと同じなのが意外でした。

打球感はできるだけ変わらないように作っているそうですが、原料の中に混ぜる顔料を調整し、見た目もできるだけ近づけ違いをなくそうという工夫が感じられました。

あのボールの色は乳白色と言うのでしょうか。

ベージュがかってもいないし、青みがかっていることもありません。

私としては、今のボールよりも若干青っぽいほうが良かったのにと思っています。

わずかに青いと白さが際立つように見え、これまでのボールと混じっても色で区別しやすくなるからです。

そういった大きな違いがないと、混ざり合ったボールを区別するのに、40(セルロイドボール)か40+(プラスチックボール)の表記を見て確認しなければなりません。

今後、この分別作業に世界中の皆さんが手を焼くことと想像しています。

セルロイドボールには周囲にマジックで線を引く、などの工夫をするところがでてきそうですね。

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「もっと考えろ」が口癖のかつての私の上司だったAさん。

あらゆるものについて疑問を持たずにはいられず、のほほんとしている私達に「思考停止していないか」とはっぱをかけます。

そこで少しだけAさんの言葉に従い、卓球用具についてもっと考えてみたいと思います。


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 卓球には卓球シューズなのか
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以前、卓球をする際に履くシューズは、バドミントンやバレーボールのシューズでもいいとお話ししました。

その理由としては、シューズは卓球協会の公認が不要なことや、クッション性能など特定の機能を重視する人には、いろんな選択肢があることをお伝えしたかったためでした。

それは決して卓球シューズがダメだと言っているわけではありません。

卓球シューズと謳うだけあって、各社はプレーの特性に最適化したシューズを開発しています。

そこでこの「卓球に最適化した」という点について、もっと深く考えてみます。

よくある動きはすり足のフットワークで、左右の動きの割合が多いと思います。

カットマンならそれに加え前後の動きも大切です。

さらに私のような片面ペンホルダーの場合、フォアに大きく飛びつくことはとても重要です。

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私達に興奮と感動を与えてくれた世界選手権。

選手のみなさん、大会関係者のみなさん、ありがとうございました。

さてそういう大きな試合では、会場の設備などさまざまなものが豪華な作りになっています。


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 コート内にある2種類の台
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一番最初に思い浮かぶのは卓球台です。

今回も三英が作った台でしたが、これまでずっと続いていた箱型のディスプレイ付きタイプではなく、透明の脚にボールを模した球体を合わせた形でした。

床に接する部分は地球を表現したデザインで、世界選手権で使うにはピッタリのコンセプトだったと思います。

ただテレビで見ていると、その下の部分は直感的に地球だということが分かりづらく、まだら模様のパターンが施されているようにしか見えなかったのが残念でした。


みなさんはあまり関心がないかもしれませんが、私は審判台についても注目していました。

特にコートの内側に向いた審判台の正面ではなく、反対の裏側を見たかったのです。

正面は綺麗に作りますが、裏側はどれだけそれなりに済ませているか、その度合を確認していました。


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 見えるか見えないか、そこが重要
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なぜそんな部分に注目したかというと、昨年某テレビ局を見学する機会があり、スタジオ内のセットを見て驚いたからです。

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遂に消費税が上がり8%になりました。

今この文章を書いている机の隣には、先月買いだめしたツナ缶やシャンプーその他がうず高く積み上がっています。

野菜や牛乳とは違って卓球用品は日持ちしますので、4月にラバーやラケットを買った人はほとんどいないと思います。


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 予想オーダーの的中率は?
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それでも仕方なく増税後の値段で買ったものはあります。

雑誌は発売日が決まっているので、あらかじめ買っておくことができません。

卓球王国は720円になりました(本体価格667円+税)。

バックナンバーを買う場合も税金部分が変わったため、以前は700円で売られていたのも720円での購入となります。

今回の6月号は当然ながら東京で開催される世界大会の特集で、女子メンバーを「日本の5人のなでしこ」と紹介しています。

そして世界卓球の見どころとして各チームの分析があり、興味を惹かれたのが王国独自の予想オーダーでした。

男女の予選それぞれの試合で、日本チームは誰をどの順で起用するかスタッフが考えたのです。

こんな情報が相手チームに知れ渡ったら(といっても書店で気軽に買えてしまうのですが)、かなり参考になることは確かです。

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奇をてらった商品名、初めて聞いた省略言葉、そういうものに接すると、私達は戸惑い悩みます。

同じようなことが卓球関連の会話の中にも散見されます

今回はそれらのいくつかをご紹介いたします。


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 感性と分かりやすさ、どちらを重視するか
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TSPは3種類のブランドを扱っています。

昔からあるTSP、韓国メーカのXIOM(エクシオン)、そしてVICTAS(ヴィクタス)です。

カタログはTSPとVICTASの2種類に分かれています。

XIOM製品はTSPカタログの中で一緒に紹介されています。

VICTASは上級者向けのブランドとして差別化を図りたいため、カタログも別にしているようです。

VICTASとXIOMはアルファベット表記だけにしていて、読みがなが振られていません。

「VICTAS」は「ヴィクタス」なので、正確には下くちびるを上の歯の下に巻き込んで「ヴィ」と発音すべきなのでしょう。

でも「ビクタス」で十分通じますので、一般の私達ならそれで十分です。

次に「XIOM」は、初めて見る人ならどう読むでしょうか。

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練習仲間とお茶や食事を一緒にすることがあります。

その際の話題にはいろいろありますが、今回は用具に対する意見をご紹介したいと思います。


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 プラスチックボールが与える影響
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今年の7月からプラスチック製のボールに切り替わります。

従来のセルロイド製ボールと区別できるよう、「+」の記号がつけられます。

40mmボールなら「40」→「40+」に、ラージボールなら「44」→「44+」という具合です。

「+(プラス)」とプラスチックの「プラス」の部分は厳密には発音は異なりますが、新規格であることとプラスチック製であることの両方を表現する意味が込められているのだと思います。

ところで私達は、まだ一度もプラスチックボールを打ったことがありません。

これまでのボールとどれだけ打球感に違いがあるのか気になります。

ほとんど違いがなければ、セルロイド製のボールなのに「40+」の印刷をしたまがい物が出てこないか心配という方がいました。

一般の愛好家でも違いがハッキリ分かる場合、どの戦型に有利・不利になるのかに関心が集まります。

スピードや弾み、そして回転がやや控えめになるだろうと、国際卓球連盟のシャララ会長は言っています。

それを聞いてペン表ソフトの人は悲しそうに、そしてカットマンのある方は期待したいと嬉しそうでした。

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今回は卓球用具メーカのジュウイックについてお話しします。

これまでにもジュウイックの製品についてはいくつか触れました。

金属製の容器にラケットを入れラバーの弾みを回復する装置や、有機溶剤を使わない安全な製品をいち早く開発した点など個性的なメーカでした。

残念ながらルールの変更により短期間で販売終了となったものがありますが、バンブーショットという竹を使ったユニークなラケットなどは、まだ現行製品で購入することができます。

製品のラインアップは広く、ラケット、ラバー、ユニフォームといった基本的なものから、防球フェンスや卓球台まであります。

10年前は製品のバリエーションが絞り込まれていて、カタログのページ数は8ページでした。

それが今では大手メーカに準ずる品揃えに近づきつつあります。

ラケット、ラバーの定番製品はしっかりと押さえながら、現在力を入れてアピールしていると思われるものが2つあります。


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 可愛さ満点&ゆるキャラ
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1つめはウェア類です。

それも男性はそっちのけと思えるほど、レディース用にかなり重点を置いています。

他メーカの場合カタログをめくると、ラバーかラケットのページが最初に出てくるはずです。

ジュウイックではレディースウェアが4ページ続き、そのあと男女兼用ウェア、そしてようやくラバーの順となっています。

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卓球関連の用具の中には長期間使われるものがある一方、消耗品のように寿命の短いものがあります。

前者の代表例としては、ネットやフェンス等があり、後者には、ボール、ラバーなどがあります。

今年は4月に消費税が3%上がり、来年の10月にはさらに2%上がります。

頻繁に買い換えが必要な物は、以下の対策を取ることで出費を抑制することができます。

1.安い製品を選ぶ

2.長く使える製品を選ぶ

3.長く使えるよう工夫する


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 耐久力アップのボールはまだ先?
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ボールはできるだけ安価なトレ球(トレーニング球)を多用し、しかも安い銘柄をまとめ買いすれば効果的です。

ただ今年は、現在のセルロイド製ボールからプラスチック製ボールに変更となるので、どのタイミングでどれだけの量を購入すべきか悩ましいところです。

ボールの切り替えは今年なのに、まだメーカからほとんど情報が出てきていません。

市民クラブや部活の先生などやきもきしている方がいるはずで、ちょっと遅すぎやしませんか。

私はプラスチックボールは、全てシームレス(継ぎ目なし)になると思っていました。

しかしシームレスのボールは、特許が絡んでいて一部メーカの生産に留まりそうとのことです。

また継ぎ目のない新製法は歩留まりが悪く、均一なバウンドのボールを作るのは難しいと言われています。

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スポーツカーというと、みなさんどんな車を思い浮かべるでしょうか。

ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、etc・・・

それではこれらの車の利用シーンについては、どういうイメージをお持ちでしょうか。

夜の東名高速を軽やかに疾走する~でも良いのですが、そういうふうに使いなさいと何かで決められているわけではありません。

例えば田んぼの草取りをするために、ランボルギーニで出かけても全く構わないのです。


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 ドライブ用→誰が使ってもいいですよ
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かなり強引な前振りでしたが、今回私がお話ししたいのは、メーカが謳っている「○○向け用具」というのは、あくまでもメーカが考えた「目安」だということです。

こういった目安は必要であり、どれを選べばいいのか迷っている初心者のお客様には判断の助けになります。

販売店のスタッフも、セールストークの中で「カタログにも書いてあるように」とうまく誘導することができます。

以前のニッタクのカタログはこの配慮が行き届きすぎて、かなり細分化した目安が書いてありました。

ズラリと並んだ中ペン(中国式ペンホルダー)に、ドライブ攻撃用、前中陣攻撃用、前陣攻撃用、前陣攻守用の4種類を当てはめていたのです。

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今回はドイツの卓球用品メーカ「アンドロ」についてお話しします。

この会社は1987年の創業と比較的新しいメーカです。

一部のアンドロ製品については過去に触れたことがあり、重複する内容もありますがご容赦願います。


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 秀逸なデザイン
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アンドロの製品がイケてると思うのは、何をおいても先ずデザイン力が優れている点です。

2005年に発売されたカーボンラケットは、とても強く印象に残っています。

ブレードの表面は黒い板で、真ん中の芯材は赤く着色した木材を使っています。

グリップ部分は蜂の胴体のような黄色いストライプを施し、シャープで洗練されたイメージでした。

当時、私はそれとは正反対の飾り気のないダーカーのラケットを使っていました。

体育館でそのアンドロ製ラケットを使っている人がいたので、少し触らせてもらいました。

クールなラケットを使っていることに、少し羨ましくなりました。

そして使っているのは小学生だったので、少し憎らしくもなりました。


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前回は「良い意味」でのそれなりの戦型を提案させてもらいました。

別に両ハンドでぶんぶんドライブを放つお考えでなければ、ファア表ソフト、バックアンチラバーという選択を考えてもらえれば幸いです。

今回は、それとは対局にある方について考えてみたいと思います。


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 あこがれの両ハンドドライブ
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週一程度で楽しむ卓球愛好家であっても、なんとか両ハンドドライブを打ちたい人はいるはずです。

男なら、いや別に女性でもいいのですが、カーボンラケットに両面ぶ厚い裏ソフトラバーを貼り、どの位置からもパワードライブを相手コートに叩きこむ姿には確かにあこがれるでしょう。

これぞまさに正統派ドライブマン。

高い理想を持つことは、別に悪いことではありません。

ただ一般の方なら、どこかで妥協が必要な部分があります。

用具面で意見させてもらえば、重量に対して厳しくなるべきだと思います。

インターハイや全日本に出場している男子選手は、総重量が180gや190gといったラケットを使っています。

それが雑誌等で紹介されるため、巷のプレーヤにも標準的な重量だと誤解されています。

はっきり申し上げると、そんなラケットは重すぎます。

ご自身の身体能力をしっかり直視してみましょう。

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有名選手が使っているのと同じラケットを指名買いする人がいます。

購入する人の中には、有名選手と同じプレーをしたいとイメージしている人が多いはずで、そういう考えは一般によくあることです。

しかし思い込みが強すぎると「同じプレーができたらいいな」ではなく、このラケットを使うことで「同じプレーができる」と変な思考に陥って
しまう人もいます。

あたりまえのことですが、そんな魔法のようなラケットが売っていれば、みんなが買い求めます。

例えば、丹羽選手が華麗に台上バックハンドドライブを打てるのは、彼のセンスと厳しい練習の成果によるもので、まず用具ありきという訳ではありません。

彼ならカットマンラケットでも、ラバー貼りラケットでも台上バックハンドドライブをなんなく打つことができるはずです。

何が違うかといえば、彼の希望するフィーリングで打てない点、打ったボールの威力が不足する点、などになります。

大前提としてトップ選手にはずば抜けた実力があり、その上で選手が個人的に良いと思っているラケットを使っているに過ぎないのです。


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