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私の現在のプレースタイルは、片面だけに裏ソフトラバーを貼ったペンドラ(ペンホルダーのドライブマン)です。

そういうタイプの場合、ヒノキ単板の日本式角型ラケットを使うのが王道だと言う人がいます。


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 角型ペンはお休み中
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別にそれはステレオタイプ的な考えということではないと思います。

昔のチャンピオンを懐かしんだり、男のロマン?であったりするからです。

なので私も角型ラケットを振り回していたときがありました。

あの細長いラケットは、フォアハンドでスマッシュを叩き込むのには最も適しています。

相手のドライブが甘いコースに来て、ドンピシャのタイミングでカウンターが決まったときはもう快感です。

めったにありませんが、スマッシュされたボールをカウンタースマッシュで打ち返せるときもたまにありました。

その瞬間はスタイルは違いますが、速攻の鬼の丹羽選手になったような錯覚を覚えます。

運動不足解消と日頃のストレス発散の意味も兼ねている週1回の卓球です。

私は日本式と中国式のペンホルダーを、その日の気分によって使い分けていました。

双方のラケットの長所短所と、自分のプレーの優先事項をどうするかで悩むことがありました。

日本式はスマッシュの感触は気持ちいいものの、私としては中ペン(中国式ペンホルダー)のほうが安定性に勝ると感じています。

そして以前にも触れたことがありますが、細身のラケットはボールの返球率がわずかですが低くなります。

実際、中ペンに持ち替えてバックショートをやると、ちょっぴりですがその差を実感できます。

なのでここ最近は中ペンばかりを使っています。


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卓球用具メーカ各社から春の新製品が次々と発表されています。

家電や車と同様、新製品にはワクワクしますね。

今回はその中で、バタフライのラケットについてお話しします。


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 7枚合板の名品
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人気があったはずなのに、なぜ廃版にしてしまったのか不思議に思っていたラケットとしてSK7がありました。

問い合わせや要望が多かったのでしょうか、ほぼ同じ仕様でSK7クラシックというラケットが販売されることになりました。

バタフライ自身が「復刻モデル」と謳っていて、以前の使用者も安心できるはずです。

心配だったのはそのお値段でした。

かつて「渋谷プロモデル」というラケットがありました。

それをベースにした「ハッドロウ シールド」が現在販売されていますが、実売価格は倍近くになっています。

バタフライは低価格帯の製品は、標準小売価格を示している一方、高価格帯の商品はオープン価格としてぼかすようにしています。

SK7の復刻版が出ると聞いたときは、なんとなくオープン価格になってかなり高い値段になってしまいそうな気がしました。

人気があり高くても買う人はいると思ったからです。

ところが予想に反し、税抜きで¥6,800とまずまずの良心的価格です。

以前のSK7は税抜きで¥5,800だったので、それなりの値上げをしたことは事実です。

そしてバタフライは販売店に卸す価格も、数年前と比べると1割程度引き上げをしたそうです。

従って以前と同程度の価格というわけではありません。

ただオープン価格で1万数千円とならなかったのは、まだ良かったのではと考えています。

前述のハッドロウシールドに批判が寄せられたため、商品企画の段階で復刻モデルだから高価格にはできないという判断になったのかもしれません。

意外だったのは中ペン(中国式ペンホルダー)の品揃えもある点です。

現在、吉田海偉選手モデルの中ペンが販売されています。

それはかつて吉田選手が使っていた特注のSK7中ペンを、吉田選手の名前のラケットとして一般販売することになったものです。

従って似通ったラケットが2種類あるという状態です。

近いうちに吉田選手モデルはSK7に集約されてしまうのかもしれません。


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私は長らく中ペン(中国式ペンホルダー)を使っていましたが、最近はもっぱら角型の日本式ペンホルダーにしています。

そういう角型ペンならやはり一枚板の単板だろうということで、ずっと前に実売4千円ほどのお求めやすいラケットを、コレクションの一つとして買っていました。

この手の経済的なラケットは高級品と比べると、木目の詰まり具合がイマイチです。

左側は結構緻密でいい感じなのですが、右にいくにつれて間隔が徐々に広くなり、右端では木目の間が1mm以上あります。

板の厚さは9mmで、ラケット単体の重さはちょうど90gです。

この厚さでこの重さなら、もっと木目が詰まっていても良さそうなんですけどね。

ただこれでも製品としてはしっかりした品質ではあります。

練習場でお会いしたご年配の方から、木目が60度ほど斜めになったすごい単板ラケットを見たことがあると聞いたことがあります。

寿司ネタに例えるなら私のラケットは赤身で、定価が2万円を超えるものは大トロなのでしょう。

ダーカーの大トロはスピード90で、ヴィクタスの大トロはダイナビートになります。

半年ほど前に、練習場で大トロのラケットを見せてもらいました。

真っ直ぐな木目が端から端までびっしりと詰まっています。

文句なしのとろとろ大トロです。

よだれが出そうになりましたが、私がこれを使うのはミズノの全日本代表ユニフォームを着て試合に臨むのと同じくらいの恥ずかしさがあります。

グリップレンズを油性マジックで塗りつぶさないと、とても周囲の視線に耐えられません。


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私達の身の回りにあるものは、程度の違いこそあれ永遠に使い続けることはできず、それぞれに寿命というものがあります。

卓球用具も例外ではありません。


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 ラバーの真ん中に生じるたるみ
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劣化が徐々に分かってくるものもあれば、ある日突然、使用不可能になるものもあります。

後者のケースは予兆がなく、運が悪ければ新品を買ったその日に起こることもあり得ます。

そういう理不尽なものの代表例が単板ラケットです。

かなりひどくぶつけても割れないことはありますが、いつ真っ二つになるかヒヤヒヤしながら使わないといけません。

もう一つは裏ソフトラバーの剥離です。

表ソフトはゴムシートとスポンジ双方の平らな面を貼り合わせています。

従って接着力が高く安心感があります。

一方裏ソフトは粒の頭の部分だけで接着しているため、構造的に接着力は劣ります。

一般的にはシートの摩擦力がなくなる頃には貼り替えられるので、剥離が起きることはほとんどありません。

ただそれでもまれに目にすることがあるのは事実です。

はがれる場所が運良くグリップに近い部分なら、試合で使わない限り問題はなさそうです。

しかし残念がらが剥離が起きる場所は、一番大切なスイートスポットである場合がほとんどです。

割れた単板ラケットなら打球感は変わるでしょうが、接着剤で貼り合わせれば使い続けることも可能です。

ところがラバーの剥離に関しては、修復は難しいのではないかと思います。

元に戻すにはシートをはがし、粒の頭に接着剤をつけて貼り合わせるということが頭では理解できます。

でもそれで同等に近い打球感に戻るのか、その後の耐久性はどうなのか、接着剤を使えばいいのか、いろいろな疑問が湧いてきます。

どなたかやってみた方がいらっしゃるなら、お話を聞かせてもらいたいのですが、恐らくいませんよね。

ケチの私でも流石に剥離すれば修理することは考えず、別のラバーに貼り替えます。


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ラケットには木材だけを貼り合わせた合板を使ったものや、カーボンなどの特殊素材を加えたものがあります。

ペンホルダーだと一枚板の単板も人気がありますね。

今回はそういった板(ブレード)についてお話しします。


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 5枚合板と7枚合板
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木材だけのラケットの場合、重ね合わせた板の枚数が5枚か7枚のタイプが主流です。

初心者の方ならそれらについて、単に板の枚数の違いだけと捉えるでしょう。

用具に詳しい方だと「5枚合板特有の~」とか、「いかにも7枚らしい~」と板の枚数で特性を語ることがあります。

そんな話を聞くと、5枚と7枚はどう違うのか気になる人もいるでしょう。

一般論ですが、板の枚数が増えるとよく弾み、重めのラケットになります。

一応そういう「傾向」があるということで、必ずしも全ての製品に当てはまるものではありません。

ある7枚合板のラケットよりも、重くて弾む5枚合板ラケットは存在します。

個人的にはカタログに乗っている反発力を表す数値や平均重量を参考にすればよく、5枚か7枚かはどうでもいいと考えています。

別のジャンルの話を引き合いに出すと、車の場合なら、エンジンが4気筒か6気筒かで神経質になる人はあまりいないはずです。

排気量が同じ2000ccでも、4気筒と6気筒ならそれぞれに特性はあります。

でもそれをシビアに気にする人はごく一部で、普通の購入者はそんなに重視しませんよね。

他にもパソコンのCPUがコアi3とi5の違いのように、似たような例は沢山あります。

専門知識を極めたい人が、その深い部分に突き進んで行けばいいのではないでしょうか。


卓球の話に戻ると、特殊素材を使ったラケットで、インナー系かアウター系かという分類で製品を案内しているところがあります。

カーボンなどを板の中心寄りの層に挟んでいるのがインナーで、ラバーを貼る面に近い位置に挟んでいるのがアウターです。

インナーは特殊素材の打球感が抑え気味になり、逆に手に伝わりやすいのがアウターになります。

まあこれもあくまで目安であると捉えておけばいいと思います。


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少し前の話になりますが、今月の3連休の最終日10月10日のお昼に、NHKの「ひるブラ」という番組を見ていました。

ニッタクの工場の模様が紹介され、ボールとラケットの製造過程を見ることができました。

ご覧になっていない方のために、メインの内容で取り上げられたボールのほうをご紹介します。


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 納得のクオリティ
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工場は茨城県古河(こが)市にあります。

現地レポーターはタレントのチャンカワイさんとNHKのアナウンサー、そしてスタジオからはミッツ・マングローブさんが出演していました。

ニッタク工場のレポートですが、チャンカワイさんはなぜかミズノのリオ五輪代表ユニを着ていました。

ふっくらとした体型をわざと強調するかのような、ピチピチで小さめのユニフォームを着ていたため、ミッツさんに軽く突っ込まれていました。


ボールは半球を2つ合わせて作るという説明から始まりました。

その一歩手前の工程では、平らなプラスチックの円盤を半球状に加工しているはずで、私としてはその部分も見せてもらいたかったです。

半球を貼り合わせてボール状にした後、金属製の型に入れて熱湯にくぐらせます。

ボールをお湯でふくらませ正確な球体に整形する作業です。

次は表面を研磨する機械にボールを入れ、ぐるぐるかき混ぜます。

機械にはボールと一緒に研磨用の石も入っていました。


加工作業はこれでほぼ終了で、あとは製品名などを表面に印刷するだけです。

ただしその前に厳しい検査工程が待ち受けています。

最初の検査は重さのチェックです。

許容されている誤差があり、そこから外れるものは弾かれてしまいます。

番組では再度加工に回すと説明がありましたが、それは基準より重くて弾かれたボールのみ、再び研磨して軽くするのだと思います。

重量チェックをパスしたボールは、表面に傷がないかを調べます。

この工程は全て人間が目視確認をしていました。

番組を見ていて自動化することはできないのかと最も感じた部分です。

それはどういうニュアンスかというと、いくらでもお金をかければ自動化は可能でしょうが、卓球のボールという市場規模ではそのような設備の導入は無理なのかな、という意味です。

目立った傷もないきれいなボールは、最終検査で緩やかな坂道を転がっていきます。

まっすぐ転がっていったボールが合格品です。

番組ではその後の紹介はありませんでしたが、スリースターのマークを印刷されて出荷されるのでしょう。

スリースターボールは決して安くないのですが、ここまでを振り返るとなるほど納得のお値段・品質なのだと思いました。

個人的に気になったのは、坂道で横にそれてしまったボールです。

それ具合によって、ワンスターかトレーニングボールに分類されるのでしょうか。


番組はテンポ良く流れていきました。

それでも製造工程ばかりが続いて単調になることを避けたかったのか、新井卓将さんがスポット的に登場してインパクトのある技を見せてくれました。

ラケットを体の後ろに回して打つ背面打ちや、けん玉のようにボールをラケットのグリップエンドなど、いろいろな面に当てるリフティング?を披露してくれました。


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どこにでもある市民クラブ的な練習場所にお邪魔すると、ほとんどの人は靴ひもを調整することなく、とても簡単にスポッとシューズを履いています。

それは何を意味するかといえば、普通の靴と同じ程度の締めつけ感で練習に臨んでいるということです。

ご年配の方であまり動けない方ならそれで構わないと思います。

しかしそれなりのフットワークをするのなら、簡単に履ける締め付け具合のシューズというのは緩すぎるはずです。

大きな動きであれ小さな動きであれ、意図する足の運びにブレが出てしまいます。

毎回靴ひもを結ぶのは面倒というのは正直な意見で、お気持ちは分かります。

ただそれを言い出すと、準備運動も面倒だからやらない、ボール拾いも楽な場所だけしかやらないなど、ぐうたらモードのスパイラルに陥ってしまいます。


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 いくつかの選択肢
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理想は当然ながら靴を履くたびにひもを締めることです。

特に靴の先端方向の締め付けが甘いことが多いはずです。

足首部分より調整が難しいですが、一度締め付ければ緩むことはあまりありません。

毎回ひもを締めるようにしていると、ひもが長すぎると感じる方が少なからずいらっしゃると思います。

これはいろいろな靴に対応できるよう、長めの靴ひもにしているためだと考えられます。

蝶々結びを2回重ねして対処している人もいました。

私はそれも真似してみましたが、今は適切な長さに切り落としています。

靴ひもの先端はほつれ防止の加工がなされています。

まあどちらかと言えば、ほつれよりも穴に通しやすくするためかもしれませんね。

そこを切り落としてしまうため、不便になるならテープを巻いて補修すればいいと思います。

私は靴の寿命が来るまで穴に再度ひもを通すことはないと考え、適切な長さに切って先端はそのままで使っています。

毎回ひもを締めるのは嫌だと思う方には、2つの案を提示いたします。

案1は、ひもをキツめに結んでおき、履くときに携帯用の靴べらを使って、眉間にしわを寄せながらも足を突っ込むのです。

案2は、少し前にご紹介したミズノの卓球シューズ「ウェーブメダルSP3」を購入することです。

ダイヤルをカチカチ回すだけでワイヤーが締め付けられ、操作はとても楽ちんです。


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バタフライの秋のカタログで、久しぶりに表ソフトの新製品が発表されました。

インパーシャルXSとXBです。

無印のインパーシャルは、30年以上前に発売されたラバーでした。

今回その名前を復活させたのですが、どちらもスポンジに緊張状態を与えたハイテンションラバーです。

それならバタフライのラインアップに、レイストームやフレアストームという製品があります。

なぜそちらの系統の名前にしなかったのか、そしてなぜインパーシャルの名前を使ったのか、そのあたりがよく分からずもやもやしています。

今回はラバーのスポンジについてお話したいと思います。


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 初代の面影はどこに
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ジュウイックの表ソフトラバーに、パチスマシリーズがあります。

初代パチスマに続き、II、IIハード、III、トップスピードが順次製品化され、そのうちのいくつかは販売終了になりました。

ぱっと見は粒の形状が似ていて、そういう点ではシリーズ品なのかなという気がします。

しかし実際に使った人の意見を聞くと結構違うそうです。

値段の高いIIIやトップスピードはハイテンションラバーのため、スポンジが大きく異なります。

では初代とIIはどうかというと、初代は柔らかめのスポンジなのに対し、IIは結構硬めなのだそうです。

中国メーカーの典型的な表ソフトというと、パチスマのようなタイプらしく、総じてスポンジは硬いのだそうです。

従ってIIが最も中国的なのかもしれません。

IIには派生バージョンのIIハードがあります。

IIでも硬いのに、さらにハード仕様というのはどれほどカチカチなのでしょうか。

IIハードは、シリーズ品の中で比較的短命に終わりました。

どうも硬すぎて駄目だった模様です。

初代とIIはスポンジだけではなく、シートの硬さも異なります。

レゴブロックのような質感で、赤は顔料多めのややくすんだ赤です。

粒の外見は似ているのですが、スポンジ同様IIのほうが硬めです。

そんなに変わらないだろうと思い、初代を使っていたある人が通販でIIに買い換えました。

そして休憩時間に、その驚きを物凄い勢いで語ってくれたことをまだ覚えています。


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今回はラバーの貼り替えや、ラケットの保護に関してお話したいと思います。


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 長期テストが欠けていた製品
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ラバーを貼る接着剤が、卓球用具メーカ各社から販売されています。

主流は、容器の腹の部分を押して細くなった先から接着剤を出すタイプか、練り歯磨きのようなチューブ型のどちらかだと思います。

他には円筒形の容器で蓋の裏側にハケがついていて、ハケと一体になった蓋をつまんで接着剤を塗るものもありました。

そのタイプはTSPが、ウォーターグルーやウォーターボンドという製品名で過去に販売していました。

私の家にもウォーターグルーが一つあり、ようやくあと少しで使い切る予定です。

TSPはなぜこの方式の製品をやめてしまったのでしょうか。

私の推測ですが、円筒形の容器の蓋はネジ式になっていて、つまんで回すことで蓋の開閉を行います。

その部分にどうしても接着剤が垂れてしまいます。

接着剤の粘り気は強いため、徐々に蓋の開閉がわずらわしくなるという欠点を嫌ったのだと思います。

同じ形態で、ラケットコートという製品をTSPは継続販売しています。

容器の形状からハケの部分までウォーターグルーと全く同じで、つまり共通化による原価低減を図っています。

ラケットコートはラケットの表面を保護するために塗るもので、ラバーを貼る接着剤ほど粘り気は強くありません。

そのため蓋の開閉にそれほど大きな問題は生じていないようです。

ウォーターグルーやウォーターボンドは、しばらく使い続けてどうなるかという評価が不足していたのでしょう。


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2016 .07.30
世間ではなにやらスマホを片手に、街中をウロウロしている人が多いそうです。

この社会現象の影響でガラケーを使い続けるつもりでいた人が、スマホに変えてしまい、ちょっとした驚きがありました。

卓球場ではそんなことは関係ないと思っていると、ピン球を例の紅白のボールに着色して遊んでいる人がいました。


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 すべての競技者の悩み
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さてそのピン球ですが、練習場所でみなさんが来る日も来る日も拾い続けています。

この動作のために、世界中の人が一体どれだけのエネルギーを消費しているのか考えると、空恐ろしくなります。

どこかのリサーチ会社に頼めば、年間でビッグマック百億個分のカロリーに相当するというような、莫大な運動量がはじき出されるはずです。


場所によっては、まるで試合のようにボール1個で練習する場合があります。

そうなると自分のオーバーミスで、10m先へボールを転がしてしまったときは罪悪感を感じます。

練習相手には、ご年配の方、質量の大きい方、腰にコルセットを巻いている方もいらっしゃいます。

そういう方が四つん這いになって、卓球台の真下に転がったボールを拾っていると、「無理はしないように」と思わず声を掛けたくなります。


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私の嫌いな夏になり、もうすぐ梅雨が明けて本格的な暑さが到来します。

たった週一回の練習ですが、それをどのように有意義に過ごすかで、あれこれ考えていることがあります。


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 足の動きと集中力の低下
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十分に水分を取り準備運動もやって、体調不良や怪我のないように努めてます。

この季節は体力消耗が激しく、毎回2リットルのスポーツドリンクを飲み干してしまいます。

シニアの女性などで、500mlのペットボトル1本だけという方を見かけます。

私より少なめということは理解できますが、それでもあれだけの量で足りているというのは驚きです。

私は別にマッチョな体格ではなく、運動オンチあるいは、スポーツをやっていてもどうせ卓球だろうという、悪い先入観が当てはまりそうなタイプだと思います。

まあ過度の汗っかきで、無駄な動きも多いから給水量が多いのでしょう。

練習で疲れてくると、真っ先に足の動きに影響が出てきます。

飛びつきの距離が足りなかったり、逆にバック側への回りこみが不十分で、ミドルに来たボールに差し込まれミスというのが増えてきます。

連打はきつくなり、早く決めてしまおうと無茶打ちの強打になってしまうことがあります。

さらに疲労が増してくれば、棒立ち状態が増え当てて返すだけという場合があります。

ご年配の方が中腰状態を保てず、回り込んで打つのが難しいとおっしゃる気持ちが理解できます。

集中力も低下し、ボールの見極めが甘くなります。

趣味の卓球ですが、貴重な週一回のこの時間は少々きつくても充実させたいという気持ちがあり、心の中で葛藤が起きます。


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少し前まで私が理想とするラケットは、以下の条件を満たすものでした。

軽くて、よく弾み、少し小さめのサイズ

ところが最近では、軽さを求めるのは変わらないものの、弾みと大きさに関する気持ちが揺らぎつつあります。


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 安定志向のラケット
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ずっしり重いラケットは、振りきるのに相当の力が必要で、日頃から意識して筋トレをするようにならない限りこの点は変わりません。

弾みについてはどうかというと、良く弾めばそれだけ威力のあるボールを返すことができます。

しかしドライブをかけたいと思っても、弾みすぎる用具だと球離れが速すぎ、回転をかける前にボールが飛んでいってしまいます。

最近は試合をする機会が増え、自分の打ちミスでの失点が多いような気がしています。

これまでよりももう一本、ドライブでつなぐようにしたい思いがあり、弾み抑えめで安定性重視にしようか悩んでいます。

いろいろなラケットやラバーはちょくちょく試していて、極薄の表ソフトや1枚ラバーの場合はドライブを打ちません。

従ってそういうときなら、反発力が最高級に高めのカキンカキンラケットで、思いっきりボールを叩いてみたいです。

上級者で高反発ラケットに硬めのラバーを使っている人がいますが、スイングのスピードとパワーに自信があってこそ使いこなせているのであり、私が使うとミート打ちだけになりそうです。


ラケットの大きさについては、コンパクトなほうが軽くて振りきれるし、数ミリ程度大きくて端に当たったところで、そんなに変わるものではないと考えていました。

でもカットマン用ラケットは、その数ミリ程度大きいのが一般的で、多くの人が支持しているサイズだということです。

別のラケットに貼っていたラバーを試し貼りすると、サイズが合わずブレードが隠れない部分ができることがあります。

そういう状態のラケットで打つと、ラバーで覆われていない木の部分にたまに当たります。

そこにラバーがあったなら、取りあえずであっても返球できていた可能性があり、ラケットサイズについて考えさせられます。

過去にご紹介した方で、カットマン用ラケットを使っている異質攻撃型の人を思い出します。

弾み控えめだと球持ちが良く回転がかけやすくなります。

大きなラケットは、通常サイズよりもボールを当てることができる確率は当然上がります。

最初は変わった人だと思っていましたが、今は少し理解できるようになりました。


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