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今回は新しくオープンしたお店について書いてみたいと思います。


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 店舗概要
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場所は最高ににぎやかな新宿で、さらに駅からめっちゃ近いという超便利な立地です。

新宿駅東口から徒歩でわずか1分、歌舞伎町に向かう方向に新宿ユニカビルというのがあります。

地上8階地下2階の建物で、以前はヤマダ電機LAVI新宿東口館だったところです。

新宿には他にもヤマダ電機の大型店があり、複数存在するのはよろしくないという経営判断がくだされました。

営業を始めてから約10年という、やや早めの撤退でした。

一等地でこれだけ大規模な空き物件というのはめったにないことです。

ただその時期が微妙で、閉店したのは2020年10月4日でした。

コロナウイルス禍で、すぐにどこかの企業が入るのかはわかりかねる状況でした。

しばらくブランクがあった後、新しく入ることになったのは、アルペン系列のスポーツ・アウトドア用品店でした。

お店の名称は「Alpen TOKYO」で、オープンは今月の4月1日でした。

地下1階には、水泳、バレーボール、テニス、バドミントン、そして卓球関連の売り場があります。


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全日本選手権は結構な数の棄権が出ながらも、なんとか終了しました。

全種目が概ねスケジュール通り行われ、観客を入れての開催もできました。

ただ関係者の気持ちとしては、ほっとしたというより大変厳しかったというのが正直な感想だったのではと推測します。

有力選手の感染が終盤になって続き、ギリギリの状況だったためです。

それ以降の主要な大会は、東京大会を始め多くが中止になってしまいました。

より小規模の試合も同じで、春の学生リーグにも暗雲が立ち込めています。


さて、前置きとは全く別の話となりますが、ラバーに新色が追加されてからそれなりの月日が経過しました。

今回はそれに関してお話ししたいと思います。


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 色々なご意見
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私もピンク、緑、青の3色は実際に使っている方を見かけました。

あるシニアの男性のご意見は、青の表ソフトを出してもらいたいとのことでした。

ラバーの色の規制が緩やかだった昔、世界を席巻していた中国の前陣速攻型の選手が青い表ソフトラバーを使っていて、懐かしい思い出があるのだそうです。

1つ残念なことは、仮に今どこかのメーカーが製品化しても、昔のイメージをそっくり再現できない点です。

かつての青い表ソフトは本当の青で、現在認められているのは水色に近い淡い青です。

その方は新色に紫も認めたため、青はそれとは明らかに異なる水色にされてしまったのだろうとお怒りでした。

紫が採用されたことに異議を唱える人は他にもいらっしゃいました。

紫はボツにして、片面に必須の色である黒とのコントラストが明確な黄色を採用して欲しかったというご意見です。

なるほどそのお考えは十分にわかります。

私も黒と黄色は素敵だと思います。

しかしボールの色としてオレンジがまだ認められているため、黄色の採用は難しいのだと思います。

黄色のラバーを採用して、ボールは白のみに変更する案は無理だったんでしょうか。


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今回は卓球競技者がラケットの選定にあたり、通常は対象から除外しているラバー貼りラケットを取り上げてみたいと思います。

現在国内の用具メーカーでラバー貼りラケットを取り扱っているのは、ニッタク、バタフライ、ヴィクタスの3社です。

それほど話題にはなりませんが、各社ともに新製品をタイムリーに投入しています。


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 ニッタク
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ニッタクは「貼り上がりラケット」という呼称にしていて、伊藤美誠選手の名前を冠した製品を揃えています。

Mima S1500、S2000、S2500という3種類のシェークハンドラケットと、Mima P2000というペンホルダーが1種類あります。

末尾の数字は税抜きの希望小売価格を意味していて、数値が大きいほどグリップが凝った作りになっています。

細かい指摘をさせていただきますが、ニッタクのWebサイトを見ると¥1,500+税のような価格表示になっています。

今は総額表示が義務付けられているので、もうこの表示はアウトのはずです。

ニッタクさん、速やかに修正をしていただけたらと思います。

これらの製品には、伊藤選手のシルエットとサインをプリントしたプラスチックボールが2個付いています。

ペンホルダーは角丸形の日本式でコストを抑えるため、コルクの粒を集めて固めた圧搾(あっさく)コルクが使われています。

このMimaシリーズ以外にも、ラージボール用に表ソフトを貼ったラバー貼りラケットもシェークとペン1種類ずつが販売されています。

そちらにはボールは付いていません。


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粘着ラバーと一般的な裏ソフトラバーを比較するため、試し打ちをしてみました。

今回はその際の感想をお話いたします。


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 「粘着」の解釈は人によって異なる
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初級者の方にも分かりやすいよう、基本的なところからご説明いたします。

粘着ラバーとは名前の通り、平らなシートの表面がしっとりとして引っかかりが強い裏ソフトラバーを指します。

特にちまたで、あるいは用具マニアの間で「中国粘着」と呼ばれている製品は、粘着力だけでなくシートの形状にも特徴があります。

スポンジに接する粒が低く、太く、密集しています。

そしてシートの平らな部分は分厚くなっています。

よって一般的な裏ソフトを見慣れた方がこの手のラバーの断面を見ると、粒の存在がわからず、スポンジに平らなゴムシートだけが貼り付いたように見えてしまうかもしれません。

中国製の粘着ラバーの中には、粒が高く細く間隔が広いタイプも少数ながら存在します。

今回取り上げる粘着ラバーは、多数派である典型的な肉厚の中国粘着ラバーということにさせていただきます。

またそのへんの卓球愛好家レベルの実力でしかない私が使ってみた感想である、ということもご理解いただければと思います。


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2021 .09.18
さていよいよ来月からラバーの新色が認められることになりました。

今回はそれについて触れてみたいと思います。


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 適用条件と各社の状況
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追加される新色は、ピンク、青、緑、紫の4色です。

従来の黒と赤を合わせると全部で6色になりました。

ただし一方は黒でなければならないというルールもあります。

従って、黒+ピンクの組み合わせはOKですが、赤+青などはNGとなります。

私のような片面だけにラバーを貼ったオールドスタイルの選手は、裏面が黒く塗ってあれば青や緑のラバーを貼ることができるそうです。

逆に考えると黒いラバーを貼れば、裏面を紫に塗ることも可能なのでしょう。

このルール改正は10月1日から適用されます。

それでは各用具メーカー側の品揃えはどうなっているのでしょうか。

先日ざっと調べた範囲では、ヴィクタス、アンドロ、ティバーの3社が新色の製品を投入する発表をしています。

それらを順を追ってご紹介いたします。


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2018年に台湾のアカディ(akkadi)というメーカーが、日本の卓球用具市場に参入しました。

今回はそれについてお話ししたいと思います。


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 アカディ社の概要
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アカディ社は日本に直営の支店を持つのではなく、埼玉県にあるイルマソフトという会社が代理店となる形で販売を行っています。

イルマソフトは以前からドイツのドニック社の代理店もしています。

取扱製品は代理店のものだけに限定するガチガチの営業方針ではなく、他社の主力商品も扱う柔軟なやり方をとっています。

アカディのラケットは日本で販売するため協会から認定を受けていて、いずれの製品にもJ.T.T.A.Aの刻印が入っています。

現状の日本でのラインナップは、ラケット、ラバー、ボールの3ジャンルです。

特徴は概ねリーズナブルなお値段で、価格上昇の流れが止まらない近年の卓球用具の状況では嬉しいことです。

ラケットの主力製品はもちろんシェークハンドですが、それと同じブレードを使用した中国式ペンホルダーもあります。

そして日本向け市場を意識していることが強く伺えるのが、数種類の日本式ペンホルダーを揃えている点です。

ブレードには5枚合板だけでなく、日ペンでは外せないヒノキ単板ラケットもあります。

また5枚合板には角型と角丸型2種類の反転式もあります。


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現在発売されている卓球王国2021年5月号は、私がピクッとなる記事がいくつか掲載されています。

今回はそのうちの一つ、大昔に存在した変わったラバーについてお話しいたします。


卓球という競技が生まれ現在の形になるまで、用具やルールはどんどん変わってきました。

その中でラケットに貼るラバーの進化が最も爆発したのが1950年代です。

当該コラムを執筆した伊藤条太氏は、そのありさまを生命の種類が飛躍的に増えたカンブリア紀のようだと評しています。

1956年当時のバタフライ社のラバーのラインナップが、ラバー断面図とともに紹介されています。

私はその図を見て、いくつかのラバーはすぐに構造が理解できませんでした。

おそらく今あるラバーの種類が「正しい姿」であるという固定観念に凝り固まっていたのが原因だったのでしょう。


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練習場でお会いする方との何気ない会話には、卓球用具の話題もよく出ます。

それらの内、要望として挙がったものを3つご紹介いたします。


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 倒れにくいフェンス
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不満を感じていた方はフェンスの倒れやすい点を指摘されていました。

フェンスの下に回転する脚が2つついていて、設置する際はそれを90度回転させます。

その脚が直角の状態を保てず、浅い角度になり倒れてしまうのはどなたも経験したことと思います。

回転軸の周囲に加工を施し90度回した状態にすると、カチッとくぼみに収まるような構造になぜできないのかとおっしゃっていました。

利用者から使い勝手に関する意見を吸い上げ、フィードバックする仕組みがフェンスにはまだ適用されいないのでしょう。

毎日世界のどこかで何百枚ものフェンスが倒れ、立て直していることを考えると、そのストレスの総量は計り知れません。

大昔のフェンスは鉄のフレームに網を張ったタイプが主流でした。

私も某所で目にしたことがあります。

脚はフェンス本体と直角に交差したまま溶接で固定されているので、めったなことでは倒れません。

バタバタ倒れてしまう近年のひ弱なフェンスとは対極に位置しますが、その分重くて搬送に難があります。

脚が固定されている点もコンパクト収納にはデメリットです。

従って今の軽量フェンスのまま脚に改良を施すのがベストですね。

私は今スマホスタンドを使っていますが、そのスタンドには自在に曲がり形状を固定できる3本の脚がついています。

フェンスにもそういうタイプの脚をつけてはどうかと思ったことがあります。

両端に4本ずつ、計8本のぐにょぐにょした脚をつけるのです。

ただそれだと重ねて収納するときに脚の先端でフェンスを突くことがあり、破損につながる可能性からボツになるのでしょう。


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世の中の様々な分野には、専門家と呼ばれる知識の塊のような方がいらっしゃいます。

専門家は系統立てた理解をされているエキスパートというイメージがあります。

一方、博識ではあるものの、どこか癖の強い側面を持つ人はオタクと呼ばれたりします。


卓球の世界でもオタクさんはいらっしゃいますが、比率が高そうなのは用具オタクではないでしょうか。

昨年末に練習場でお話をした方もそんなオタクさんの一人でした。

あばれる君に少し似ていたので、お名前はABAさんということにしておきます。


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 見えないグラスファイバー
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一口に卓球用具オタクと言ってもその分野は広く、ABAさんが得意とするカテゴリーはラケットの素材についてでした。

アユース、桐、ヒノキ、といった木材や、カーボン、グラスファイバー、などの特殊素材について語りだすと止まりません。


この日はABAさんにとって予想外の出来事が立て続けに起きました。

たまたま練習場に来ていた方のラケット2本が、自分の理解とは異なっていたためです。

最初の1本はTSPのブラックバルサです。

中心に分厚いバルサが使われていて、それを両面から黒に着色した薄い表面材でサンドイッチした構造です。

メーカーの説明では、木材3枚+グラスファイバー2枚、となっています。

つまり黒い表面材とバルサの間にグラスファイバーが挟まれているはずなのです。

ところがいくら目を凝らしてもグラスファイバーらしきものは見えません。

他社製のグラスファイバーを使っている別のラケットでは、グラスファイバーの部分が薄っすらと線になって確認できます。

カーボンほどではないのですが、少し黒みがかった線が貼り合わせた板の境界に存在するのです。

ブラックバルサの場合、当然メーカーが虚偽の素材を記載しているわけではなく、上板が黒く着色されているため、肉眼での識別が困難なのでしょう。

私はそのように理解したのですが、ABAさんは「うーん」と唸りながら険しい表情のままでした。

そろそろ所有者にラケットを返してあげたいので「別の方のラケットを見せてもらいましょうよ」と誘導しました。


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みなさんはラバーを貼り替えるときはご自分でやっているでしょうか。

それともお店の方におまかせしているのでしょうか。

私はほとんど自分で貼り替えています。

お店の人に頼んだほうが確実できれいに仕上がることは確かです。

しかし自分でやってみたいという気持ちもありますし、通販で購入した場合や剥がしていたラバーを再度貼り直すときなどは必然的に自分で貼ることになります。


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 自分なりの工夫
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今はあらゆるものについて解説動画があり、ラバーの貼り替え動画も当然存在します。

メーカーの案内を忠実に再現しており、これがまさにお手本であると言えます。

私は以前ラバーの貼り替えについて触れました。

そこでは私独自のこだわりをお伝えしました。

主に資源とお金の節約に関することで、要するにケチるにはどうするかという内容でした。

今回はそれを一部アップデートしたいと思います。

某社の貼り替え手順では、接着剤をラバーおよびラケットの中心に500円硬貨くらいの大きさにひねり出すとなっています。

何度も貼り替えた私の経験から言えば、ラケットのほうは100円玉サイズで充分です。

さらに面積の小さい日本式角型ペンホルダーなら、ラケット側は50円玉程度で構いません。

次にメーカーの案内では専用のスポンジを使い、ラバーおよびラケットの表面に薄く伸ばすこととなっています。

かつて私はこの専用スポンジを使うことがもったいないと述べました。

激安価格で売っている食器洗いのスポンジを切って使うか、自分の指で伸ばせばタダだとしていました。


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今回はブランドの統廃合についてお話しします。

去る10月1日に株式会社VICTAS(ヴィクタス)はTSPブランドを廃止し、VICTASブランドに統一することを発表しました。


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 歴史と今回集約される製品
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まずVICTAS社の沿革についてざっと見ていきます。

1931年(昭和6年)、東京都北区に鈴木セルロイド工業が創業され、1938年に大阪へ移転しました。

戦後になりYSPというブランドを展開し、それとはまた別ブランドのTSPが全国に広まりました。

1963年には社名をヤマト卓球に変更しました。

そして多くの方がご存知の最近の動きでは、VICTASという新しいブランドを立ち上げ、TSPとのダブルブランド戦略を取っていました。

社名はまだヤマト卓球のままでしたが、その後株式会社VICTASに変更となりました。

そして今月の発表があり、2021年の春にTSPブランドを廃止しVICTASに統一される予定となりました。


さてここで気になるのは、現在TSPとして販売されている製品がどうなるかという点です。

ざっくり申し上げると、主力商品の多くは名前を若干変更し引き継がれ、一部は販売終了となります。

後継商品が企画されているのかもしれませんが、ひとまずラバー貼りラケットやラージボール関連の商品は終了となります。

ラバーは廉価版の商品を中心に、エクシズやUQなどが取りやめとなります。

少し意外だったのが、スペクトルとスピンピップスのハイテンションスポンジを使った製品が終了することです。

販売開始されてから、まだそれほど年月は経過していなかったためやや驚きでした。

テンションではない従来スポンジを使ったスペクトルとスピンピップスは、VICTASブランドとなって継続販売されます。

ラケットは古いタイプを中心に廃番となり、存続する製品でも数が出るフレアグリップだけが残るものがあります。

ストレートグリップや中ペン(中国式ペンホルダー)を使っている人は注意が必要です。


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卓球用具の高騰には愕然とさせられます。

もう実売4~5千円程度のラバーなら、卓球をしている人は別に驚くことはないと思います。

しかし世間一般の方からすると、ゴムとスポンジでできた製品がなんでこんなに高いのか理解不能のはずです。

そして9千円超えのディグニクスに至っては冗談でしかありません。

私が試合をするその辺の高校生でも貼っている人をたまに見かけます。

今話題のディグニクス09cを両面に貼ったおじさんもいました。

あんな高くて重いラバーなんて、、、ちょっとやっかみ半分になりつつ、この用具インフレの流れに辟易としています。

今回はそれとは対極に位置する安いラバーについて考えてみたいと思います。


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 値段は重要
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安いラバーと言うと皆さんはどんな製品を思い浮かべるでしょうか。

フレクストラやレトラという入門者向けラバーかなという人もいれば、特殊用途向けと言っても構わない1枚ラバーのコバルトなどを挙げる人もいるでしょう。

探す範囲を広げてみると、外国製のラバーを取り寄せて販売しているところがあります。

愛好家の間で密かに人気となっているのがX店です。

X店は中国のラバーやラケットを並行輸入しているお店で、主力商品はラバーの通販です。

これまで練習場でお会いした方の中にも3名ほど利用した人がいました。

飾り気のないWebサイトで、ある人は見栄えに凝らなくて構わないよと話していました。

そういった部分だけでなく、ネット上での決済システムも導入していません。

Webで注文を済ませるとメールが届き、支払いは別途指定された口座に振り込みを行います。

大手のJ社などと比べると、Webサイトの洗練さや支払いのお手軽さは及びません。

しかしいずれの違いも低価格を実現するためのものだと理解しています。

ネット上での決済は高いセキュリティと確実さが求められ、どこかのIT企業に決済システムの構築や利用料を払わなければなりません。

購入時の手順が2~3増えるだけで別段それほど煩わしくもないため、利用したことのある人はこの点に強い不満は持っていませんでした。


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