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テレビの情報バラエティでライフハックものを取り上げている番組があります。

日常生活で役立つ裏ワザ、目からうろこの有用知識を教えてくれます。

卓球関連でもちょっとしたアイデアなら、過去にここでもちょっぴり披露したことがあります。

他にもっとあるはずだと思い、練習後に喫茶店で数人に聞いてみました。

それぞれご意見はいただいたものの、玉石混淆というかほとんど石ころだったかもしれません。

まあ「巷の人はこんなことをやっているんだね」ぐらいに感じていただければ十分なので、それらをご紹介します。


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 スペックを細かく管理
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ラケットの重さを把握していない人はたくさんいます。

一方でとても神経質な人もいて、ある方(Aさん)はグラム数を書いたシールをグリップエンドに貼っています。

そのシールには総重量だけでなく、ラケットのブレード単体の重さ、フォア側ラバーの重さ、バック側ラバーの重さも書いてあります。

さらにラケットのサイズとそれぞれのラバーを貼り替えた月日も記載するという細やかさです。

Aさん曰く「車のサイズや排気量、エンジンオイルの交換日を把握するのと同様の感覚」なのだそうです。

とても小さな文字で書いているため、シールは気にならない程度の大きさに収まっています。

「カードに書いてラケットケースに入れておくのはどうですか」と尋ねると「今の方法がベスト」とのお答えでした。

確かにラバーを貼り替えた日は控えておいたほうが良いと感じました。

浄水器のフィルターを交換した日は記録しているので、次からはラバーもそうしたいと思います。


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2015 .11.07
今回のタイトルを見て、知らない用語が出てきてドキッとした人がいるかもしれません。

これはある人が勝手に命名したマイ用語で、初めて目にするのは当然のため安心してください。


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 必殺技の名前ではありません
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先日、この三分割打法を習得するようアドバイスをもらいました。

私はペンホルダーの裏面打法に挫折したり再開したりと、自分の考えが定まっていないとても情けない状況です。

普段はネット上の動画やテレビ番組の録画を見てイメージをふくらませ、週一回の練習で実践を試みています。

実際は、ふくらませるのはイメージというより妄想に近く、数分間実践を試みて現実は厳しいことに凹むという繰り返しです。

せっかく裏面打法をするなら王皓選手のように、フォア側は表面、バック側はツッツキを除いて全て裏面にしようという理想を掲げていました。

しかしとっさの時に表面のショートで返してしまったり、ミドルに来たボールがうまく返せずストレスが溜まっていました。

そんな時、ある指導員から提案されたのが「三分割打法」でした。

王皓選手は利き腕の肩を境に、左右二種類の打法を使い分けるスタイルです。

これは言わば「二分割打法」です。

一方、馬琳選手や韓陽選手のように、状況に応じて表面のショートと裏面打法を使い分ける人もいます。

これが指導員の考える「三分割打法」です。


もう少し詳細について説明します。

利き腕の肩よりも外側を「第一領域」とします。

第一領域はラケットの表面を使いフォアハンドで打ちます。

利き腕の肩から体の中心付近までを「第二領域」とします。

第二領域はラケットの表面を使いバックハンドによるショートで返します。

第二領域よりも利き腕からさらに離れる部分を「第三領域」とします。

第三領域はラケットの裏面を使いバックハンドで打ちます。

このように打球する位置を3つに分割し、それぞれで異なる打法を使うのが「三分割打法」なんだそうです。


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前回はどれだけやりにくい相手なのかを数値化して表現してみました。

コーヒーを飲みながら練習仲間と作った採点システムで、いろんな方に点数をつけて笑っていました。

そういうことをしてバチが当たったのでしょうか、次の練習でやりづらい人に連続遭遇してしまいました。


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 次々に現れるクセ者
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練習開始直後のお相手は、中ペン(中国式ペンホルダー)に両面裏ソフトを貼った一般的な人でした。

初心者ではありませんが、こねくり回したような打法で全ての打球に変な回転が混じっています。

そしてバウンドする位置も前後左右に広くバラけています。

私はウォーミングアップのフォア打ちは2分ほどで終了し、やめたり再開したりを繰り返している裏面打法のバックとフォアの切り替え練習を重点的にやるつもりでした。

練習のラリーは必ずしも長く続く必要はありません。

でも相手の変な球質、コースの乱れ具合、ボールが1個で拾いに行く手間を想像すると単調な普通のラリーを続けるしかないと判断しました。


しばらくして指導員の方からグループ分けの指示があり、1台を3名でローテーションして使うことになりました。

私のグループのメンバーは2人とも右利きでしたが、シェークでバック側が粒高の人と、反転式ペンホルダーで粒高メインのブロックマンでした。

指導員は最初のラリーを観察してレベルを判断し、グループ分けをしてくれたのですが、戦型の偏りまで配慮するのは困難だったようです。

バックショートでフォア、バックと交互にボールを送ってもらいたかったのに、練習相手がどちらも粒高だと厳しすぎます。


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どんなスポーツにも基本の構えというのがあります。

ほとんどすべての選手が同じでバリエーションが少ない競技もあれば、ユニークな構えを時々見かける競技もあります。

バッターボックスに立つ野球選手のフォームは比較的自由度が高く、球界の重鎮王貞治さんの一本足打法は有名です。

剣道は全員同じだろうと思っていましたがそうでもなく、見る機会は少ないものの上段の構えというのがあり、両手を上げて竹刀を頭の上に高く構える挑発的なポーズがあるそうです。

卓球はどうかというと、多様なプレースタイルが存在することから構えにも独自性が見られます。


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 独自スタイル2例のご紹介
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中高年プレーヤと練習をご一緒する機会の多い私の場合、ペンホルダーの比率が高くなります。

過半数の方は見慣れた構えですが、以前ご紹介したようにラケットを高く上げて構える人がたまにいらっしゃいます。

前述した剣道の上段の構えのようなものでしょうか。

その姿を見て口の悪い人は「盆踊り」「フラメンコダンサー」などと軽口を叩くことがあります。


トップ選手で特徴的なのはドイツのボル選手です。

映画「ピンポン」の主人公ペコのように、ラケットを顔の前に立てて構えます。

中国選手と互角に渡り合える実力の持ち主で、フェアプレー賞も受賞したことのあるイケメンのボル選手。

非の打ち所がなさそうな彼の唯一のマイナスポイントが、この構えだと言われています。

脚をガバっと開き前傾姿勢を取る選手は他にもいますが、ボル選手はどこか洗練さがなくイケていません。


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自分で何かを試みようとしたとき「そんなことをやっても無駄」と言われることがあります。

その一方で「やってもいないくせに」と正反対の言葉を返されることもあります。

要はケースバイケースになると思いますが、卓球の場合なら広く浅く試してみればいいのではというのが私の考えです。

これまでにもいくつかのラバーやラケット、そしてプレースタイルにチャレンジしてみました。

試してみるときは先入観を捨てるのではなく、巷の人が持っている先入観を前向きに分析しながらやってみることが多いです。

また相手をしてくれる人は奇妙に感じることがあり、必ずざっと説明してからやるようにしています。

前置きが長くなりましたが、今回試してみたのはペンホルダーのカットマンです。


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 想像と現実のギャップ
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使用したラケットは、以前シェークのカットマンを試した時に使ったのと同じものでした。

フォア側に薄い裏ソフトを貼り、バック側はペラペラスポンジの粒高ラバーです。

これをペン持ちし、フォアカットは裏ソフトで、バックカットは裏面の粒高ラバーで打つスタイルです。

通常はペンホルダーを使っているので、シェークのカットマンをやった時のようにペンとシェークの慣れの差による、ツッツキ等のもどかしさはありませんでした。

そして普通に球出ししてもらうボールなら、フォアカットでそこそこ返球できます。

問題はバックカットでした。

シェークのカットマンのときよりも輪をかけてひどい有様で、まともに返すことができません。


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かつて私は、カット打ちをやってみたいけど、カットマンがいないといっていた人に、フォアカットだけですがカットをしたことがありました。

カットマンは卓球だからこそ成立するユニークなスタイルです。

ある日ふと、もう少し深く取り組んでみてはどうかという気持ちになりました。

そんなことは全然考えない人もいますが、例えば水泳で平泳ぎばかりやっていてもつまらなく感じ、たまには背泳ぎもしてみれば、気分転換になったり新しい発見にめぐり合うこともあります。


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 お試し段階なら用具は適当で良い
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カットをするのなら、やはりカットマン用ラケットを準備しなくてはならないかというと、そんな必要はありません。

反発力の高い攻撃型ラケットに分厚いテンションラバーという用具はさすがに厳しいですが、ALL(オールラウンドの省略)といった分類がされている反発力控えめで手頃なお値段のラケットに、同じくお値段控えめのコントロール重視のラバーを貼れば、カットの入門用としては十分です。

劣化してきて不要になったいただきもののラバーや、サイズが少しぐらい合わないラバーでも、お試しで使うなら問題ありません。

今回私が使った用具は、ALLの入門者向けラケット+厚さがウスの裏ソフト+特ウスの粒高ラバー、という組み合わせでした。

それなりの威力のあるドライブを打ち込まれると返せませんが、普通の球出しで出してもらえるボールなら、フォアカットは裏ソフトでも粒高でもそこそこ返せます。


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練習や休憩中に交わす会話の中には、卓球に関する様々な質問もあります。

「初心者の方にも分かりやすい内容で~」と謳っているので、今回は主に初心者・初級者の方からいただいた、用語に関する質問をご紹介いたします。


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 カット打ち
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これは二通りの解釈ができてしまう言葉で、1)カットマンがカットしたボールを返すことなのか、2)そのカットされたボールを打ち返すことなのか、紛らわしいというご指摘です。

正解は2)なのですが、お気持はよく分かります。

たぶん日本中で2)の意味で使われているので、これはもう慣れてくださいというしかありません。

そしてちなみに「ツッツキ打ち」もツッツキをするのではなく、ツッツキされたボールをドライブなどで払っていくことを指します。


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 タオリング
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英語のタオル(towel)は名詞だけではなく、タオルを使って拭くという動詞としても使われます。

そのためタオルを使う行為を、動名詞(+ing)の形にしたものがタオリングです。

ただし卓球の場合、タオルを使えば何でもタオリングと表現するわけではありません。

試合中、合計得点が6の倍数になった時、タオルを使うことができます。

その時にタオルで汗を拭く場合に限りタオリングと呼びます。

練習中にタオルで汗をぬぐったり、試合中でも台の上をタオルでさっと拭くのは該当しません。

(英語の本来の意味ではタオリングかもしれませんが)

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2015 .04.25
卓球はロボット(球出しをしてくれるマシーン)を使ったり、サーブ練習など一人で出来る部分はあります。

ただそうは言っても、通常はほとんど人間を相手にして行われています。

従って双方が練習の意味や内容について理解し合う必要があります。

これまでにご紹介したエピソードで、そのあたりがギクシャクしたものがいくつかありました。

例:フォア打ちから突然全力スマッシュ、その次は無言で下回転サーブを出してくる、わけの分からない人

そういった極端な例ではないものの、疑問に感じる場面は他にもあります。


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 ご希望の練習に私がお応えします
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たとえば卓球はトップ選手の試合でも、サーブで連続得点できてしまうことがあります。

ましてや初級者が上のレベルの人と試合をすると、サーブだけで簡単にやられてしまいます。

そういう経験をすると、ドライブやフットワークがまだまだでも、まずレシーブを何とかしなくてはと考える人が出てきます。

多くの指導員や経験者は、そんなことより基本がまだできていないのだから、レシーブなんてもっとあとで良いと言うはずです。

その意見は正論だと思います。

しかしレシーブが駄目だったという事実に対し、そこを何とか改善しなくてはと問題意識を持つのは自然なことです。

そのため私は練習の中の一コマとして、希望があれば初級者の人にもいろんなサーブを出すことがあります。

正直に言うと、それは多彩なレシーブ技術を身につけてもらうためではありません。

そこまでを望むのは非常に無理があります。

どんな種類のサーブがあるのか、私の手持ちのバリエーションを見てもらう&実際にボールを受けてみて、どうなるのかを実体験してもらえればそれでいいと考えています。


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前回はカットマン用ラケットについて説明しました。

それに少しだけ関連するエピソードとして、2ヶ月前に試合をして印象に残った人のことをお話ししたいと思います。

初めてお会いして、以後それっきりになっていて、お名前も覚えていない方です。

ダチョウ倶楽部の肥後さんっぽい記憶があるので、ここでは肥後さんということにします。


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 手の内は本番まで明かさない
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いつもはフリー参加で練習ができる卓球場で、たまには試合をやろうということになりました。

私は肥後さんと対戦することになり、試合前のラリーを始めました。

ラケットは若干大きめで、カットマン用ラケットのようでした。

黒い裏ソフトのフォア面だけで打ち、赤いラバーで打つことはありませんでした。

また普通のフォアラリーで、カットをすることはありませんでした。

カットマンが試合前のウォーミングアップでも、カットをしないのは別に不思議ではありません。

カットマンは、切る/切らないといった回転量の変化で相手のミスを誘う戦法です。

第1ゲームはその辺りの情報分析も兼ねて、様子見だったりお互いの腹の探り合いの展開となることがあります。

従って、カットする打球フォームや回転量の情報を試合前に与えず、1点でも多く得点を得たいと思っている人がいます。

もちろんカットをしてくれる人もいて、私が特にうれしいのは、バックが粒高ラバーでカットをしてくれる人です。

私はカットマンとの試合はツッツキで粘ったりせず、連続カット打ちで甘いボールを強打するようにしています。

そして主にバック側にボールを集めるので、粒高でカットした球を打つことが多くなります。

粒高ラバーは製品によって変化の度合いが結構異なります。

使う人のクセにも当然左右されます。

そのため情報分析の過程で、どうしてもミスをしてしまいます。

カットする側は、バックカットも試合前に肩慣らしをしたい気持ちがあることは分かります。

カット側と攻撃側、双方の考えを相殺すると、私ならバックカットを披露してしまうのは攻撃側に少し有利に働くと思います。


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いろんな方と打つと、誰一人として同じ打ち方をする人はいませんが、ある一定のパターンというのはあります。

例えば先日お相手したAさんは、全ての球をバウンド直後で打ち返す人でした。

何の根拠もない私の勝手な推測ですが、初心者の方の20%はこの傾向があると考えています。


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 モグラ叩き打法
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Aさんはその中でもまれに見る重症の方でした。

フォアもバックもショートバウンドでビシャビシャ引っ叩き、特に両方のスイートスポットに入ったボールは、強烈な往復ビンタのようなスマッシュボールになります。

本人はできれば全てのボールを、このスイートスポットに来た時と同じように叩きたいように見えます。

ラリーを続けようという感じは伝わってこず、それは気配りができる余裕がないためか、あるいは自己中心的なのか、とにかく相手をするほうは大変です。

同じ初心者同士なら、当然のことながらラリーは続きません。

私が苦労しながら返球していると、連続して打てることに満足できたようで「あんたと打つと楽しい」と感謝の言葉を返してもらえます。

確かにラリーが続くことを念頭に置いたフォア/バック打ちは、ウォーミングアップ程度に留め、いつまでもだらだらやるのはやめたほうがいいと思います。

しかしAさんの場合それとは異なり、荒れ球しか返せないため、たとえだらだら続けたくても、実現するには厳しいものがあります。

ご本人はモグラ叩きゲームをやっている感覚なのでしょうか。

直立したまま上体をひねることもせず、腕のふりだけで返す100%手打ち打法です。

意外だったのは、浅いボールや深く返ったボールには脆いだろうと予想していましたが、モグラ叩き打法で経験値を積んでいるためか、そこそこ対応して返球してきます。


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前回に引き続き、裏面打法を再開したことについてお話しいたします。


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 いろいろ試した握り方
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裏面打法をやる際に悩む事柄はいろいろあり、グリップもその一つです。

一般にペンは削り方や握り方などシェークよりも多彩で、裏面で打つ場合は、片面だけの時と同じままで済むことはまずあり得ません。

どうすべきか自分で試行錯誤することは大切ですが、同じ道を先人が歩んでいるので、その中からしっくりくるスタイルを取り入れてもいいかなと思っていました。

王皓選手や馬琳選手のように、グリップに人差し指を巻き付ける握り方は私には合いませんでした。

ラケットヘッドが立ち気味の握りで、これでミドルに来た球を打つのは非常に厳しいものがあります。

馬琳選手のようにオモテ面ショートとの併用でなければ無理です。

これでミドル処理も裏面でこなしている王皓選手は、訳が分からない異次元の選手ということにして、別の人のやり方を当ってみました。

続いて許シン選手のように、人差し指を離したグリップで握ってみました。

これは結構いい感じです。

続いて裏面側の指も真似てみました。

許シン選手は3本の指を真っ直ぐに伸ばし、指の腹をラバーに密着させています。

何度か打つと、許シン選手らしいフォアハンド重視のグリップというが分かりました。

他の選手も調べ、最も私にしっくりきたのは、中国電力の宋選手のグリップでした。

人差し指を大きく離し、指先を曲げた典型的なワシづかみグリップです。

裏面は軽く曲げ、指の腹ではなく側面を当てています。


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最近は地鶏、もとい自撮りが流行っているそうで、この季節ならイルミネーションを背景に、スマホを専用の棒に取り付けて撮影している場面を見かけることがあります。

私を含めみなさんも、社会人になると自分の姿を撮ってもらう機会が大きく減っているのではないでしょうか。

直近で撮影した写真といえば、免許証、社員証、パスポートという、無表情か微笑み程度しか許されない真面目なものばかりです。

あともう一種類変わった目的の撮影があり、それは今回のお題に関連するレントゲン写真でした。


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 今後も長くプレーするためには
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私は腰と股関節に問題を抱えていて、過去に痛み止めの薬を毎日服用しなければ仕事ができない時期もありました。

最近はそこまでひどいことはなく、落ち着いた状態が続いていました。

ある日一時的に痛みが激しくなり、久しぶりに整形外科で診てもらいました。

レントゲンによる診断では、これまで通り骨格など基本的な部分に異常はないということで、それについてはひとまず安心しました。

しかし長時間座っていた後に立ち上がる時など、股関節に違和感を感じることはよくあります。

左足が外側前方に若干ずれていて、それが「カポッ」と元の位置に戻るのです。

このせいで今では正座をするのは難しく、卓球をする時も少し気になります。

足を交差させてフォアに何度も飛びついていると、そのうち関節が外れてしまったらどうしようという不安が頭をよぎります。

今後は、全く飛びつきをしない棒立ちプレーに切り替えなければといった、そこまで極端な考えはありません。

でももう今までのオールフォアで動きまくる、片面ペンホルダーのスタイルは改めるべきか考えるようになりました。

バックはショートを多用するというプレースタイルもあります。

その中でよみがえってきたのが、裏面打法への再チャレンジでした。


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